えー、どたばたしたお知らせなのですが、私のかかわっている紫波町の物産展を銀座・歌舞伎座の前にございますいわて銀河プラザで急遽行う事になりました。 詳細は右側に貼ってあります→→→ 紫波町は山側（北上山地のこちら側）にあるため倒壊などはあったものの津波の被害はなく生き残っています。 ご存知の通り沿岸部は壊滅状態で復旧が急がれますが、現状、被害を逃れた紫波町のような町が雇用やさまざまな形での復興援助を行っている形となっています。 そこでみなさまに紫波町の物産を買って頂き復興の一助としたいと考えております。 このポスターでは地震で割れずに済んだワインを前面に出していますが、さまざまな紫波町…

メルマガ読者のみなさま、すみません。 オニオンそば食ってて遅れてしまいました。 要するに・・・どのくらい財政支出をするとどのくらい効果があるか・・・ という極めて重要な問題についてあまりはっきりしたデータがありません。たとえば過去には確かにＧＤＰは上がりますが我々の給料は上がりませんでした。 これを景気回復と呼ぶのは「抗がん剤でがんが治る」と言っているのに等しいな、私はと感じる訳です。近藤先生のご指摘通りです（笑）。 で、このグラフ。昔モルガンスタンレーが発表したものですが、多分これが直感的には一番正しい姿を現していると思います。 要するに１００兆円突っ込めば日経平均が２万程度には戻…

震災のレポートばかり続いてしまい、読んでおられる方も大変でしょう。 せっかく盛岡にいるからね。 盛岡と言えば！！ 冷麺、焼肉（岩手短角牛がうまく、なんと生卵につけて食べるのがデフォルト）、わんこそば、あたりが来ますか。 しかし！！ これがすごい・この写真が オニオンそば であります！ 地元の人間国宝、スコップ三味線姉妹の啓子さんから教わったのですが、これを食べんきゃ盛岡に来た意味がないと。 通常わんこそばで有名な直利庵が出てくるのですが、えへへ、これは若園というこっちが元祖だといううわさがある店。 まじ、うまい！！…

ここ数回地震以外のテーマを取り上げてきました。地震については各種メディアで様々に取り上げられているので、付加価値が余り無いと思ったからですが、発生後１ヶ月のこのタイミングで、２、３感想を記したいと思います。 まず、今回の地震の被害者の方々のご冥福とともに、被災地の方々が一日でも早く普通の生活に戻れることをお祈りします。被害者の数の点で、あの阪神淡路をはるかに越える規模となってしまい、本当に悲しく思います。…

アメリカ人と話していてびっくりした話があります。 東北震災でアメリカでみんなが知っている町があるぞ、というのですよ。 盛岡？　仙台？　どこよ、と聞いたら 石巻・・・・ だそうです。 石　Ｒｏｃｋ 巻　Ｒｏｌｌ つまり石巻、ロックンロールシティーなんだそうで、えらく受けていると言う話。 石巻のみなさん、これは大チャンスです。 石巻、ロックンロールで売り出して下さい。過去のＧＤＰの１０倍くらい稼げる筈です。 わが岩手は花巻がありますのでこちらはフラワーロールで頑張ります（笑） 写真はほとんど報道されない田野畑という被災地です。高田と同じくらい潰れていますが報道されていないので、…

読者の皆さま たくさんのメールをありがとうございました。 いや、まじで死ぬかと思いました。 盛岡でこんなに揺れるとは全く想像していませんでしたし、直後に停電してしまったのでこれは尋常な事態ではない、と思っておりました。 もちろん私は無事ですし、まわりのみんなも無事で何事もなかったように被災地に向かっています。　男・・・です、まじで。…

ようやく道路も開通しだし、よそ者が通っても邪魔にならない程度になってきたといことなので早速岩手に来ています。 震災直後よりはましになっているとは言え、ご覧の通り。 昨年うにで大変お世話になった山田町は壊滅状態。グッチーポストでの売り上げを何よりも喜んで下さっていた昆さんが亡くなった・・・・という事も判明してしまいました。…

メルマガの読者にはおなじみですが、日本の精密な部品や工作機械が世界中の工業製品に大量に使われており、その中心であった東北が被害に会っている訳で、それらが調達できなくなれば世界経済の成長は著しいダメージを受ける・・・筈です。 まあ、これはそのほんの一例です。 ＜トヨタ＞北米全工場で生産中止も　部品供給が停滞 毎日新聞 4月5日(火)10時26分配信 　【ワシントン斉藤信宏】トヨタ自動車は４日、東日本大震災の影響で日本からの部品供給が停滞していることを受けて、北米の１４工場すべてで４月下旬にも一時的に生産を中止する可能性があることを明らかにした。生産中止の期間や規模などを検討しており、近く最終…

こちらのＣＲさんのグラフが一目瞭然なのでこれをご覧いただきますとあまり説明の必要がありません。 詳細はメルマガに書いたとおりですが、こうなってくると雇用調整機関の長期化は避けられず、そうこうしているうちに地方財政悪化による公務員削減、ＱＥ２の停止、またＧＤＰの下方修正も既にオンザコースになっており、日経新聞の報道とは全く逆に向かっているという不思議さです（笑）。…

今回は、日銀の調査物を２つ紹介します。日銀の調査も、金融システムレポートが休刊になるなど大震災の影響を受けているようですが、今回は昨年１２月に出たもので、賞味期限を過ぎてしまいましたが、結構おもしろいテーマを取り上げていると思ったので、紹介する次第です。 （新興国への資本流入と米国への還流について） １本目のタイトルは上記で、金融市場局の小林俊さん、吉野功一さんが執筆者です。新興市場国への資本流入の動きを取り上げたもので、ポイントは、 （１）新興国間の資産価格変動の相関が、過去に例を見ないほどに強まっており、国際分散投資のメリットが低下していること。要はどの新興国の資産価格も同じようにど…