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世界情勢ブリーフィング バックナンバー 遂に始動したトランプ2.0 政権発足からの動きを詳しく分析中!
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前回のメルマガでは、2月に入ってからアメリカの対欧州・対ウクライナ政策が大きくロシア寄りになり、それによって国際秩序が大きく変わり、それが結果的にアメリカが中国と台湾などをめぐって「大取引するのではないか」ということを論じました。
・「トランプは台湾を北京に譲るか?」(2/21)
その後もトランプ政権は、支離滅裂な政策のシグナルを発信し続けており、日本で見ている我々も、その真意を掴めずに右往左往している内に、なんと株価が下落することもありました。日本経済にも赤信号が灯り始めたような嫌な予感を感じている人も多いでしょう。
■ 日経平均1100円安 5社に1社、24年8月の急落時割れ(2/2…
[ 2025/03/02 09:00 ] コメント(0)
2月のバックナンバーです。
最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。
2/8 第14号 劇的に進化するAI ▼トランプ外交の派閥 ▼劇的に進むAI ▼AIボーイフレンドと「浮気」する妻 ▼テクノロジーは人間を変える ▼近況報告…
[ 2025/03/01 00:00 ] コメント(0)
こんにちは、奥山真司です。
このたび、メルマガ「戦略論から見た世界」を始めることになりました。
日本では珍しい「地政学・戦略学者」を名乗って活動していますが、基本的には大学や政府機関で教えたりしている、ちょっと特殊な分野を学んできた学者です。
そもそもの専門は、国際政治を地理をベースに戦略的に見る「地政学」ですが、それ以前から日本には国際政治を冷酷に見る目や、それをベースに政策を考える視点がないことが気になっていました。
とりわけ海外メディアを毎日チェックする中で、日本の情報空間には、戦略的にものを見る目がないことに不満を感じるようになったのです。…
[ 2024/11/01 00:00 ] コメント(0)
トランプ政権がとうとう世界をひっくり返しました。 どういうことかと申しますと、まず気になったのは、表面的なところですが、トランプ大統領の数々の爆弾発言です。 たとえば現地時間2月18日に、トランプはフロリダ州の私邸マールアラーゴで行った会見で、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して「ウクライナは(戦争を)始めるべきではなかった」と事実とは真逆のことを言っただけでなく、選挙を経ていない「独裁者だ」などと暴言を吐いて物議を醸しています。 ■ 「戦争を始めるべきではなかった」「半人前でも数年前に解決できた」トランプ氏、ウクライナ批判を一方的に強める(2/20 ロイター) これについてはさっそ…
[ 2025/02/21 17:00 ] コメント(0)
相変わらず毎日出てくるトランプ政権から大ニュースに振り回されている毎日ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 ここで何度も触れておりますが、このような状態がもう4年間続くと思うと、うんざりしていると同時にどこかでワクワクしている自分もおり、このようなアンビバレントな感情を呼び起こすのもトランプ政権の特徴だったと、あらためて思い出しております。 それに関していえば、今週の注目すべきニュースは、なんといってもベルギーの首都ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)の会合に出席したヘグセス国防長官のウクライナに関する発言です。 ■ ヘグセス米国防長官、NATO加盟国に強硬姿勢 ウクライナ…
[ 2025/02/15 15:00 ] コメント(0)
ある程度覚悟はしておりましたが、第二次トランプ政権が始まってアメリカから届くニュースが毎日大混乱というか、ショッキングなニュースばかりが連続していて、気が休まる気がまったくしません。 とりわけ驚かされたのがアメリカがパレスチナのガザ地区にリゾート地(リビエラ)を建設するというアイディア。 ■ アメリカがガザ地区を「引き取る」とトランプ氏が発言、ネタニヤフ氏との会談後(2/5 BBC) トランプを擁護する人々は一連の決断を「選挙前の公約を実行に移している」といいますし、これには一定の整合性はあると言えますが、ガザの米軍支配というのはさすがに公約にはなかった話。 あと四年もこのような状態が…
[ 2025/02/08 17:00 ] コメント(0)
1月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 1/3 第9号 台湾有事と「合理性」 ▼合理的にありえない? ▼近況報告 1/10 第10号 モサドの工作とクラウゼヴィッツの問い ▼モサドのエグい工作 ▼いよいよ起爆 ▼イスラエルは「成功」しているのか ▼近況報告 1/18 第11号 ヘグセス国防長官候補と「戦士の文化」 ▼戦士の文化 ▼「戦士の文化」を壊すもの ▼日本はどう対応するのか? ▼近況報告 1/25 第12号 戦略を主張すべき ▼コルビーの主張 ▼日本から主張すべき ▼近況報告 1/31…
[ 2025/02/01 00:00 ] コメント(0)
当初の予想通り、トランプ政権は第二次政権の開始と同時に、というか開始前から、メディアが注目せざるをえない騒ぎを色々と起こしております。 もちろん気になるのはスタートダッシュで連射した大統領令。次々と反発を受けており、関税や地理の名称変更など、直接・間接的に日本にも大きな影響が出てきそうな議題が目白押しです。 ■ 「馬鹿馬鹿しい」 トランプ大統領が命じた湾の名称変更、冷笑で受け流すメキシコ人(1/29 CNN) ただし、今回はあえて趣向を変えて、現在のアメリカ、そして大きな意味では日本の我々一人ひとりの生活に大きな影響が出そうな話題に触れてみたいと思います。 私は本メルマガで、専門である…
[ 2025/01/31 18:00 ] コメント(0)
トランプ大統領の第二次政権が発足しました!予想通りというか、予告通りというか、さっそくですが初日から大統領令が連発されて、国際的にも大騒ぎになっております。 まず最初に度肝を抜かれたのが、なんといってもメキシコ湾をアメリカ湾に改名するというものや、世界保健機関(WHO)やパリ協定からの脱退など。かなりインパクトのあるものが目白押しでした。 その直前に行われた30分ほどの演説でも、トランプ節は炸裂。私が個人的に注目したのは「米国は再び成長する国家となり、富を増やし、領土を拡大し、都市を建設し、期待を高め、新しく美しい地平線に国旗を掲げていく国家になる」という部分でした(参考までに、以下は全文…
[ 2025/01/25 11:30 ] コメント(0)
前回のメルマガではイスラエルがハマスに対して仕掛けたいわゆる「ポケベル作戦」について解説しましたが、本稿を執筆中に、ハマスとイスラエルが6週間の停戦に合意したということで、まずはホッとするニュースとなっております。 ところがこれが報じられるやいなや、さっそくイスラエルが再びガザを攻撃して71人も死亡するという事件が起こっております。 ■ 停戦合意後のガザ攻撃で71人死亡、イスラエルはハマスの違反非難(1/16 ロイター) そのような中で、今週取り上げるのは、来週から始まるトランプ政権の閣僚候補の公聴会がアメリカ連邦議会の上院で始まったという話です。 すでにご存知の通りですが、トランプ陣…
[ 2025/01/18 17:30 ] コメント(0)
2015年が明けてまだ一週間ほどしかたっておりませんが、すでに世界では実に様々なことが起こっております。 そういえば毎年恒例の「今年の10大リスク」も発表され、今回はイアン・ブレマー率いるユーラシア・グループが、そのリスクの予測の半分以上を、20日から発足する第二次トランプ政権からみの要因として挙げていたのが実に印象的でした。 ■ 世界10大リスク「Gゼロ混迷」首位 ブレマー氏の調査会社(1/6 日本経済新聞) もちろんこれらはあくまでもリスクの予測なので当たることを保証するものではありませんが、それでもアメリカの会社(ユーラシア・グループ)がアメリカ自身を世界のリスクの主要因であると指…
[ 2025/01/10 14:00 ] コメント(0)
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 毎年のことですが、年末から正月まではじっくり休もうと思っていても、色々用事が入ってきて結果的に忙しくなってしまうという状況を繰り返している私ですが、みなさんはしっかりとお休みできたでしょうか? ジョン・メイナード・ケインズといえば、泣く子も黙る歴史的な経済学者ですが、大恐慌のまっただ中の1930年にある講演の中で「百年後、一日に3時間働けば十分に生きていける社会がやってくるだろう」という予言をしたことは有名です。 ところが本メルマガを書いている私や、それを読んでいるあなたはおそらく「んなことあるかい!」と激しいツッコミを入れな…
[ 2025/01/03 15:30 ] コメント(0)
昨年12月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 12/5 第5号 アメリカ(と日本)はどのような軍備を整えるのが理想的なのか ▼マッドマックスの原則? ▼この論文から見えてくること ▼近況報告 12/12 第6号 シリアのアサド政権の崩壊と反政府勢力の成功の意味 ▼得した陣営・損した陣営 ▼成功すると失敗する ▼近況報告 12/19 第7号 シリアのアサド政権の崩壊と今後についての考察 ▼なぜ崩壊したのか ▼今後の予測:強い男の登場? ▼オススメの本 12/26 第8号 SNSの影響が本格的になってきた…
[ 2025/01/01 00:00 ] コメント(0)
奥山真司奥山真司の戦略論から見た世界
カナダ&英大卒。戦略学博士(PhD)。著書『地政学』のほか、C.グレイ著『現代の戦略』、E.ルトワック著『ラストエンペラー習近平』、L・フリードマン『戦争の未来』、ブランズ&ベックリー『デンジャー・ゾーン』など。 メルマガのご紹介 バックナンバー メルマガ配信登録
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