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前回のメルマガではイスラエルがハマスに対して仕掛けたいわゆる「ポケベル作戦」について解説しましたが、本稿を執筆中に、ハマスとイスラエルが6週間の停戦に合意したということで、まずはホッとするニュースとなっております。
ところがこれが報じられるやいなや、さっそくイスラエルが再びガザを攻撃して71人も死亡するという事件が起こっております。
■ 停戦合意後のガザ攻撃で71人死亡、イスラエルはハマスの違反非難(1/16 ロイター)
そのような中で、今週取り上げるのは、来週から始まるトランプ政権の閣僚候補の公聴会がアメリカ連邦議会の上院で始まったという話です。
すでにご存知の通りですが、トランプ陣…
[ 2025/01/18 17:30 ] コメント(0)
こんにちは、奥山真司です。
このたび、メルマガ「戦略論から見た世界」を始めることになりました。
日本では珍しい「地政学・戦略学者」を名乗って活動していますが、基本的には大学や政府機関で教えたりしている、ちょっと特殊な分野を学んできた学者です。
そもそもの専門は、国際政治を地理をベースに戦略的に見る「地政学」ですが、それ以前から日本には国際政治を冷酷に見る目や、それをベースに政策を考える視点がないことが気になっていました。
とりわけ海外メディアを毎日チェックする中で、日本の情報空間には、戦略的にものを見る目がないことに不満を感じるようになったのです。…
[ 2024/11/01 00:00 ] コメント(0)
2015年が明けてまだ一週間ほどしかたっておりませんが、すでに世界では実に様々なことが起こっております。 そういえば毎年恒例の「今年の10大リスク」も発表され、今回はイアン・ブレマー率いるユーラシア・グループが、そのリスクの予測の半分以上を、20日から発足する第二次トランプ政権からみの要因として挙げていたのが実に印象的でした。 ■ 世界10大リスク「Gゼロ混迷」首位 ブレマー氏の調査会社(1/6 日本経済新聞) もちろんこれらはあくまでもリスクの予測なので当たることを保証するものではありませんが、それでもアメリカの会社(ユーラシア・グループ)がアメリカ自身を世界のリスクの主要因であると指…
[ 2025/01/10 14:00 ] コメント(0)
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 毎年のことですが、年末から正月まではじっくり休もうと思っていても、色々用事が入ってきて結果的に忙しくなってしまうという状況を繰り返している私ですが、みなさんはしっかりとお休みできたでしょうか? ジョン・メイナード・ケインズといえば、泣く子も黙る歴史的な経済学者ですが、大恐慌のまっただ中の1930年にある講演の中で「百年後、一日に3時間働けば十分に生きていける社会がやってくるだろう」という予言をしたことは有名です。 ところが本メルマガを書いている私や、それを読んでいるあなたはおそらく「んなことあるかい!」と激しいツッコミを入れな…
[ 2025/01/03 15:30 ] コメント(0)
昨年12月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 12/5 第5号 アメリカ(と日本)はどのような軍備を整えるのが理想的なのか ▼マッドマックスの原則? ▼この論文から見えてくること ▼近況報告 12/12 第6号 シリアのアサド政権の崩壊と反政府勢力の成功の意味 ▼得した陣営・損した陣営 ▼成功すると失敗する ▼近況報告 12/19 第7号 シリアのアサド政権の崩壊と今後についての考察 ▼なぜ崩壊したのか ▼今後の予測:強い男の登場? ▼オススメの本 12/26 第8号 SNSの影響が本格的になってきた…
[ 2025/01/01 00:00 ] コメント(0)
すっかり年末となりました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 今年も例年通り、メルマガや動画サイトを含む各種メディアでは「2024年の振り返り」のような企画がさかんに行われていることはご存知の通りだと思います。 たとえば以下の動画サイトでは「地政学リスク」の調査で有名なユーラシア・グループ社の代表を務めるイアン・ブレマーが、自身の動画サイトで毎年恒例の「今年の10大リスク」について検討しておりますね。 ■【動画】A look back at the Top Risks of 2024 | Ian Bremmer's Quick Take(12/22 YouTube) ブレマーは自分が…
[ 2024/12/26 12:00 ] コメント(0)
日本の政治のトップニュースとしては、政治資金規制法の改正案の通過が話題でして、いわゆる「政治とカネ」の話題が相変わらず政治の議論の中心にありますね。 ■ 政治資金規正法改正案、きょう衆院通過の見通し 石破首相“企業・団体献金”「禁止より公開」(12/17 日テレ) この問題について以前から疑問に思うのは、なぜ日本では政治家に逆にもっと高い給料を出さないのかということです。というのも、私が個人的に知っている国会議員たちは、いずれもが資金繰りで実に厳しい状態にあるからです。 これは政治家の知的能力にも直結する問題です。日本の国会議員は一人の議員につき、第一秘書、第二秘書、政策担当秘書と3人の…
[ 2024/12/19 15:00 ] コメント(0)
今週は韓国の戒厳令騒ぎを、と思ったのですが、それ以上に中東情勢を大きく揺るがすような事件が起こったので、それを解説しないわけにはいきません。 それは、シリアのアサド政権の崩壊についてです。 世界的には連日大ニュースになっておりますが、中東のシリアを親子二代の50年間統治していたアサド政権が、現地時間の11月27日に始まった反政府勢力(HTS)による同国北部からの攻勢で次々と主要都市を失い、とうとう12月8日に首都ダマスカスが陥落して独裁者だったバシャール・アサドはロシアに亡命したとされております。 とにかく今回のアサド政権崩壊で言えるのは、まずはシリア国民が同政権によって被ってきた圧政か…
[ 2024/12/12 07:00 ] コメント(0)
本稿を執筆時に飛び込んできた、韓国のユン大統領による戒厳令騒ぎは12月3日(火)の夜に発生し、およそ6時間ほどで終息しました。 現在までのニュースを見ている限りでは、スキャンダルや野党側の攻勢によって窮地に追い込まれた大統領が、国防省の一部の人間と突発的に行い、それを国会議員全員によって阻止され、翌日には弾劾決議が協議されるという政治スキャンダルの様相を帯びてきています。 一部では「クーデター」という話もありましたが、南米で頻繁に起こっていたようなものと違って、軍はたしかに動員されたにもかかわらず、どうやら大統領府側が「軍事政権の樹立」というところまで覚悟をもっていなかったようで、国会議事…
[ 2024/12/05 11:00 ] コメント(0)
11月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 11/1 第1号 メルマガ創刊のご挨拶 11/13 第2号 トランプ次期大統領の対外政策はどうなるのか、マッドマン・セオリー ▼トランプ次期大統領の対外政策 ▼マッドマン・セオリー ▼近況報告 11/21 第3号 次期トランプ政権の爆弾人事 ▼ショッキングな閣僚候補たち ▼ヘグセス国防長官? ▼戦士の文化 ▼日本は戦えるのか? ▼本の紹介 11/27 第4号 本当に強い国や軍隊とは? ▼軍の強さはどこにある? ▼多い方が勝つ ▼技術優位 ▼うまい方が勝つ…
[ 2024/12/02 00:00 ] コメント(0)
今週も国際政治の動きが激しく、最も目立つところではトランプ次期大統領の「爆弾人事」に関する報道でしたが、司法長官候補として名前の挙がっていたマット・ゲーツが辞退したことで、日本でも一旦は落ち着いた感があります。 ただしリンダ・マクマホン(プロレス会社社長の元妻)を教育長官、メフメト・オズ(医師でTVの司会者)をメディケア・メディケイド・センター(CMS)の長官など、相変わらずエンタメ・テレビ重視の資質を疑うような不思議な人事をゴリ押ししているところがなんともトランプ政権らしいと感じる次第です。 そのような動きの速い国際政治の話題の中で、私が最も気になったニュース記事は、日本の安全保障にも密…
[ 2024/11/27 13:00 ] コメント(0)
今週はなんといっても、矢継ぎ早に発表される次期トランプ政権のショッキングな閣僚候補たちのことについて触れなければなりません。 日本の大手メディアやSNSでも話題の通り、まさに「爆弾人事」とでも呼べる驚愕の人事が次々と発表されております。その順番も相まって、この驚愕人事の発表は「ジェットコースター」(英語ではローラーコースターですが)のようなアップダウンの激しさです。 ※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。 *********** 次期トランプ政権の爆弾人事 *********** ▼ショッキングな閣僚候補たち ▼ヘグセス国防長官? ▼戦士の文化 ▼日本は戦えるのか?…
[ 2024/11/21 08:00 ] コメント(0)
奥山真司奥山真司の戦略論から見た世界
カナダ&英大卒。戦略学博士(PhD)。著書『地政学』のほか、C.グレイ著『現代の戦略』、E.ルトワック著『ラストエンペラー習近平』、L・フリードマン『戦争の未来』、ブランズ&ベックリー『デンジャー・ゾーン』など。 メルマガのご紹介 メルマガ配信登録
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