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今週もトランプ大統領が相変わらず世界を揺るがしておりますが、今回はいつもと趣向を変えて、台湾有事に関する話をしたいと思います。
今月に入ってから、世界は不安定なトランプ政権の話でもちきりです。しかし、東アジアにいる我々が忘れてはならないのが、中国の動きです。
とりわけ世間では、2027年には習近平が台湾統一に向けて動く可能性が取り沙汰されています。日本でもいわゆる「台湾有事」の可能性が大手メディアなどでもかなり取り上げられるようになり、緊張感が高まりつつあると感じます。
そのような中で、4月に入ってから私がよく聞いているポッドキャストで、ある興味深いエピソードが配信されていました。それは…
[ 2025/04/25 19:00 ] コメント(0)
こんにちは、奥山真司です。
このたび、メルマガ「戦略論から見た世界」を始めることになりました。
日本では珍しい「地政学・戦略学者」を名乗って活動していますが、基本的には大学や政府機関で教えたりしている、ちょっと特殊な分野を学んできた学者です。
そもそもの専門は、国際政治を地理をベースに戦略的に見る「地政学」ですが、それ以前から日本には国際政治を冷酷に見る目や、それをベースに政策を考える視点がないことが気になっていました。
とりわけ海外メディアを毎日チェックする中で、日本の情報空間には、戦略的にものを見る目がないことに不満を感じるようになったのです。…
[ 2024/11/01 00:00 ] コメント(0)
今週もトランプ大統領が世界を揺るがしております。正直なところこの政権は、ハチャメチャな政策の話が1日に2回ほどの頻度で出てくるので、そろそろうんざりしているところです(苦笑)。 もちろん今週の時点では、世界経済についてのインパクトや、赤澤経済再生担当大臣の訪米に伴う日米交渉の行方について、日本のメディアでは関心が集まっております。 ■ トランプ関税交渉、米は貿易赤字・自動車・コメに関心…日本はコメ・大豆の輸入拡大カード用意(4/19 読売新聞) 一方、戦略をテーマにしている本メルマガで私が読者の皆さんに注目していただきたいのは、トランプ大統領が選挙中に公約として掲げていた「復讐」(ret…
[ 2025/04/20 15:00 ] コメント(0)
トランプ大統領の「相互関税」によるショックが相変わらず世界を巻き込み、大騒ぎになっています。 戦略という観点で見れば、とにかく気になるのは、トランプ大統領の中国への関税に対する態度の豹変ぶりです。 ホワイトハウスの中庭である「ローズガーデン」で報道陣を前に、トランプ大統領がいわゆる「相互関税」を発表したのが現地時間の4月2日(水)のことでした。その翌日から2日連続で株価が急激に下がり、日経平均も大きく影響を受けたことはみなさんも記憶に新しいことかと思います。 その4月2日の発表で、アメリカは中国に対して、3月からすでにかけていた20%の関税に加え、さらに34%(合計54%)をかけるとする…
[ 2025/04/16 09:00 ] コメント(0)
トランプリスクが、いよいよ本格的に発動してきました。 今週の世界のトップニュースは、なんといってもトランプ大統領による「相互関税」の発表です。 ■ トランプ氏、相互関税を発表 最大50%で日本は24%(4/3 BBC) 現地時間で4月2日(水)の午後に発表されたこの関税措置の発表は、その大雑把で無謀な政策内容も相まって、文字通り世界を震撼させ、その後は3日連続でアメリカの株価を暴落と言っても良い状態に突き落としています。 このような規模の株価の下落があると、通常の大統領だとビビってすぐに政策修正となるわけですが、株価を気にしていた第一期の自分とは違って、今回のトランプ氏は、 「私の政…
[ 2025/04/06 12:00 ] コメント(0)
3月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 3/2 第17号 トランプには首尾一貫した戦略があるのか? ▼解釈その1:削減と仕切り直し ▼解釈その2:対中包囲網で大成功! ▼解釈その3:何も考えていないからカオス ▼近況報告 3/7 第18号 国防費3%を要求されたら? ▼まるで北朝鮮? ▼コルビーの公聴会と日本の報道 ▼日本はライバル国を説得せよ ▼近況報告 3/22 第19号 ロシアは本当に強いのか ▼強いロシア ▼弱いロシア ▼ではどちらが正しいのか ▼近況報告 3/27 第20号 民間SNS…
[ 2025/04/01 00:00 ] コメント(0)
大スキャンダルがトランプ政権で発生しました。 多少なりとも国際ニュースやアメリカ政治を追いかけている人々であれば既にご存知のニュースかと思いますが、世界はここ数日この話題でもちきりです。 ■ 米政権中枢 軍事作戦情報を民間メッセージアプリでやりとりか(3/25 NHK) この問題を端的にいえば、「トランプ政権の中枢メンバーがイエメンでの軍事作戦の詳細な情報を民間のメッセージアプリでやりとりしていた」というスキャンダルです。 ここでの「民間のメッセージアプリ」とは、私も使用しているシグナル(Signal)というスマホのメッセージアプリです。日本で最も使われているライン(LINE)よりも一…
[ 2025/03/27 16:30 ] コメント(0)
先週はメルマガを一週間お休みしてしまいました(その理由は近況報告で述べます)が、その間にも世界は相変わらず激変しておりました。 それを象徴する一つの大きなニュースは、やはりトランプとプーチンという米ロ首脳によって、ウクライナ停戦についての電話による交渉が直接始まったことで間違いありません。 そこで見られた進展としては、本メルマガを書いている時点においては、ロシアがアメリカ側の求める30日間の停戦には一切応じておらず、その代わりにエネルギー関連施設への30日間の攻撃停止だけには合意したというものです。 ■ ロシア 30日間の停戦に応じず ウクライナと攻撃の応酬続く(3/20 NHK) と…
[ 2025/03/22 15:30 ] コメント(0)
トランプ政権の暴走が止まりません。 メルマガ第16号(以下のリンク参照)などでお伝えしてきたとおり、ピート・ヘグセス国防長官のNATO本部での発言と、JDバンス副大統領のミュンヘン会議での挑戦的な発言、そしてトランプ大統領自身のウクライナのゼレンスキー大統領に対する「独裁者だ」という無謀な発言がセットになって、トランプ政権の国際秩序の破壊はピークに達したように見えました。 ・「トランプは台湾を北京に譲るか?」(2/21) ところがさらにそのピークを超えるような事件が起こりました。2月28日にアメリカのホワイトハウスで開催されたトランプ・ゼレンスキー会談が、記者会見の席で口論となって「決裂…
[ 2025/03/07 20:00 ] コメント(0)
前回のメルマガでは、2月に入ってからアメリカの対欧州・対ウクライナ政策が大きくロシア寄りになり、それによって国際秩序が大きく変わり、それが結果的にアメリカが中国と台湾などをめぐって「大取引するのではないか」ということを論じました。 ・「トランプは台湾を北京に譲るか?」(2/21) その後もトランプ政権は、支離滅裂な政策のシグナルを発信し続けており、日本で見ている我々も、その真意を掴めずに右往左往している内に、なんと株価が下落することもありました。日本経済にも赤信号が灯り始めたような嫌な予感を感じている人も多いでしょう。 ■ 日経平均1100円安 5社に1社、24年8月の急落時割れ(2/2…
[ 2025/03/02 09:00 ] コメント(0)
2月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 2/8 第14号 劇的に進化するAI ▼トランプ外交の派閥 ▼劇的に進むAI ▼AIボーイフレンドと「浮気」する妻 ▼テクノロジーは人間を変える ▼近況報告 2/15 第15号 日本は「戦士」をどう称えるのか ▼自衛官の「死」について ▼ドイツはどのように「戦士の名誉」を回復したか ▼日本はどう対処するのか ▼おすすめ本 2/21 第16号 トランプは台湾を北京に譲るか? ▼アメリカは変わった ▼大取引をせよ? ▼ウクライナを見よ ▼おすすめ本 各記事の概…
[ 2025/03/01 00:00 ] コメント(0)
トランプ政権がとうとう世界をひっくり返しました。 どういうことかと申しますと、まず気になったのは、表面的なところですが、トランプ大統領の数々の爆弾発言です。 たとえば現地時間2月18日に、トランプはフロリダ州の私邸マールアラーゴで行った会見で、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して「ウクライナは(戦争を)始めるべきではなかった」と事実とは真逆のことを言っただけでなく、選挙を経ていない「独裁者だ」などと暴言を吐いて物議を醸しています。 ■ 「戦争を始めるべきではなかった」「半人前でも数年前に解決できた」トランプ氏、ウクライナ批判を一方的に強める(2/20 ロイター) これについてはさっそ…
[ 2025/02/21 17:00 ] コメント(0)
奥山真司奥山真司の戦略論から見た世界
カナダ&英大卒。戦略学博士(PhD)。著書『地政学』のほか、C.グレイ著『現代の戦略』、E.ルトワック著『ラストエンペラー習近平』、L・フリードマン『戦争の未来』、ブランズ&ベックリー『デンジャー・ゾーン』など。 メルマガのご紹介 バックナンバー メルマガ配信登録
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