2012/07/12 17:49 | マーケット | コメント(40)
中村議員
私はあらゆる政党に対してニュートラルなのですが、現在の財政状況などについては議員の質問内容はきわめて正しいものだと考えますので、こちらでご紹介しておきます。
明日は野田首相が突っ込みどころ満載の「官僚答弁」をするところをしっかりご覧ください。何も知らないことが暴露されると思います。
質問は明日11時15分から。
参院ネット中継は、こちらから御覧になれます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
http://bit.ly/N1KDDj
お楽しみに!!
質問全文
1
平成24年7月13日(金)
社会保障と税の一体改革税制法案代表質問
国民の生活が第一 中村哲治
国民の生活が第一の中村哲治です。会派を代表致しまして、政府が「一体改革」と主張し、民主・自民・公明の3党が大連立かのように3党合意の下でお進めになっている、増税先行の「一体改革」税制法案について、質問をいたします。
野田総理、10年前の2002年、民主党代表選挙のことを覚えていらっしゃるでしょうか。私は当時、初当選して3年目の衆議院議員でした。野田先生に代表選挙に出ていただけないかとお願いに参りました。
その時、野田先生の下に集う若手議員の思いは、野田代表を誕生させ、「ドスンパンチ」と評された野田先生の突破力で、民主党が選挙で勝ち、野田総理の下で、徹底的な行財政改革を行うところにありました。
私たち若手議員がそのように思ったのは、野田先生が千葉県議会議員の頃から一貫して、強大な既得権益と一体化した、いわゆる自民党型政治に反対し、御自身一人からでも自民党に代わりうるもう一つの新しい選択肢を作るという姿勢を貫かれていたからです。
「10年経って状況が変わったんだよ」と総理はおっしゃるのかも知れません。
今回の消費税増税は、自公政権時の平成21年度税制改革法・附則104条に基づくものです。いわば自民党の御方針です。3党合意の内容を見れば、更に自民党の御主張を大胆に取り入れ、民主党が持っていた旗を降ろされたのは明白です。鳩山元総理は「自民党野田派」と評されました。
主権者である国民の皆様が、自身の政治権力を行使できる唯一の機会は、選挙です。政治家が選挙の時に国民の皆様と約束したことを守らなければ、主権者である国民の皆様は何を信じて一票を投じたら良いのかという事になります。
主権者との約束を破り自民党化した民主党に、私は居ることができなくなりました。民主党結党から14年、民主党を作ってきたという自負もある自分が、このような形で民主党を去ることになったことは、とても悲しいことです。
この点に関係して、まず野田総理にこの税制法案の正統性について伺います。政府から見れば一体改革、私から見れば増税先行法案について、選挙の時に約束していなかったにも関わらず、今回、消費税増税を強行する理由について、お答え下さい。その際、簡素な給付措置など、消費税増税に伴うさまざまな問題の解決を後回しにしている理由も併せてお答え下さい。2
2番目の質問は、本当に日本は財政危機なのかということでございます。
5月22日に昨年度末における日本の対外資産負債残高の概要が財務省から発表されました。対外資産は582兆円、対外純資産は253兆円で21年連続世界一になりました。
対外資産582兆円のうち、中長期の債券は政府の持つ外貨準備100兆円を除いても、208兆円あります。これに対して対外負債である中長期の債券は45兆円しかありません。これでは、外国人が円を売り浴びせようとしても、先ず日本人から円を借りてこなくてはならず、結局、決済期には円を調達して日本人に返すということとになり、円の買い戻しが入ります。
この構造から、過去幾度もヘッジファンドが円売りを仕掛けてきましたが、膨大な円買いが湧いて出てきて結局失敗するということになっているのは、周知の事実です。
ボルカールールが適用されるようになると、商業銀行がヘッジファンドに投資できなくなり、ますます投機的な行動はしにくくなります。
(ぐっちー註)
すでにヘッジファンドは現実的に銀行からの融資が不可能の状況となっており、日経などがヘッジファンドが・・・・とよく書くのですが、いったいどこの誰なのか、はっきりしてもらいたいものです。すでにファイナンスできないのです。笑止千万とはこのことでしょう。・
過去に破綻をしている国というのは、自国の通貨が国際的には信用なく、自国通貨建てでは償還時にどのような価値になっているか分からないので国債が発行できない国です。フローでは経常収支が赤字の国、ストックでは対外負債の方が多い対外純負債国です。
日本は、長年にわたる貿易黒字により対外純資産を積み上げ、近年ではその結果の所得収支の黒字だけでも月に1兆円もある国です。その結果、円高、国債の低金利となっています。そのような日本が、どのようにしたら他の国から取り立てに遇うようになり、通貨安、債券安になるのか、政府から論証をしていただけなければ、総理がおっしゃる消費増税待ったなしという言葉を理解することはできません。総理は、衆議院で江田憲司議員の質問に対して政府の収支だけをとらえて答弁されていますが、政府・家計・企業・金融機関の4つの経済主体の収支の合計を基にしなければ、円建ての債券の信用度は判断できないはずです。私は民主党参院会派の政審会長代理、民主党の政調副会長でした。民主党の政策責任者の一人として、何度も民主党内で以上の点を質問いたしましたが、政府から、きちんとした回答はありませんでした。
本当に日本は財政危機なのか、経常収支、対外資産負債という国際収支の観点から、明確な答弁をお願いいたします。
3番目の質問は、消費税が本当に公平な税制なのかということでございます。消費税導入の際、当時の竹下総理が昭和63年3月10日の衆議院予算委員会で述べられた、消費税に対する「6つの懸念」について、野田総理の御認識と評価を伺います。3
4番目の質問は、その6つの懸念のうちの1つ目「逆進的な税体系となり所得再配分機能を弱めるのではないか」という論点です。
社会保障と税の一体改革というのであれば、社会保障の所得再分配を機能させるため、社会保障の財源としては累進度の高い所得税や相続税を強化して財源に充てることが原則でなければなりません。なぜこれを年末の税制改正に先送りするのか、野田総理の御認識を伺います。
5番目の質問は、6つの懸念のうちの2つ目「結局中堅所得者の税の不公平感を加重するのではないか」という論点です。
消費税の逆進性というのは、低所得者だけに影響があるのではなく、中所得者にも影響が及びます。野田総理は「分厚い中間層の復活」とおっしゃっていますが、消費税増税は、もろに中間層に打撃を与えることになります。しかし、大綱に見られるように、政府は逆進性対策をするにしても低所得者に限ると考えているようです。この機会に、改めて、中間層に対する逆進性対策を行わない理由は何なのか、野田総理に伺います。
6番目の質問は、「消費増税は未来の世代のためにある」という御主張についてです。4月の民主党内での「簡素な給付措置及び給付付き税額控除ワーキングチーム」に提出された政府資料を見れば、消費税の逆進性対策は、住民税の非課税世帯に限ると政府は御考えのようです。
しかし、それでは、20代・30代の一人暮らし若者では、収入が100万円を越えると給付の対象者でなくなり、もろに消費税の増税を背負うことになります。
政府は「将来の負担を減らすため、将来の社会保障を守るため」とおっしゃるのでしょう。しかし、この10年余りの間で30代の若者の給料は一人当たり年額で80万円程度も減り、若者は、「こんな給料では、結婚もできない、子どもも持てない、家も買えない」と言いたくなる状況にあります。そこで、将来の社会保障のための消費税増税と言われても、若者は「その年齢まで自分は生きているかも分からない。今の政治家はどうせ自分たちのことを分かってくれない」と絶望してしまいます。
なぜ消費税増税は未来の世代のためになのか、あらためて野田総理に見解を伺います。
消費税増税がもたらす経済への悪影響など、まだまだ伺いたいことはございますが、続きの質問は、特別委員会でいたします。
ありがとうございました。
以上引用終わり
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
40 comments on “中村議員”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
かねてからこの消費税増税の話には、主語が抜けている、結局のところ税収を増やさないと、リストラや待遇切り下げに直面する官僚が、政治家を騙し、国民を欺いてでっち上げたものに過ぎないと主張してきましたが、わかりやすくするために出てきたフレーズに主語を補ってみました。
「(公務員の)将来の負担を減らすため、分厚い(公務員)中間層の復活を図り、(公務員の)将来の社会保障を守るため、消費増税して安定財源を確保し(公務員の)住みやすい国にする。」
…何一つ間違いはありません。見事な作文です。主語を隠して成立する日本語特有の悪癖です。
おそらく回答は官僚が用意すると思いますが、主語がすっかり抜けているか、官僚に都合のいい想像上の「国民」が主語になっているはずですので、ぜひ逆質問で、「具体的にどういう「国民」を想定しているのか。例えば『35歳独身男性で、一人暮らししているフリーターの手取り年収200万円の国民』はその「国民」に含まれているのか?含まれているとしたら、この男性の老後はどんなモデルで想定しているのか?」まで具体的に聞いていただきたい。納得できる回答が得られれば、交換条件の所得税の最高税率を5%上げるという話をなかったコトにした件を不問するのもやぶさかではありません。
お友達が国会質問をするので援護射撃ですか、結構なことですね。
今日の溜池通信にかんべえ殿が、面白いコメントを載せていますね。いつも先生は的を得た冷静なコメントを載せてくれ敬服の極みです。ポピュリズムに惑わされてはいけませんな。
政治の方向がおかしいとか、なぜ今消費税増税かとか、マニフェストにも無いことを行うのはいかがなものか、とかいう言及はあっても良いと思うのですが、個別議員の質問を載せるとか言うのはここのカラーでは無いような気が…というか品位が落ちるような気がします。
それが例え、ぐっちーさんの言いたいことと100%一致していても、ぐっちーさんが自分の言葉を書くのとは別次元の、政治活動まがいの行動になってしまうと思います。
コメント欄も読むに耐えないものになると思われます。(今でも随分、偏向してるコメントがあるような…)
ついでに財政破綻の反証としてソブリンCDSのマーケットも使うといいでですね。5年もので、
ドイツ92bps
日本95bps
デンマーク113bps
オーストリア 156bp
中国173bps
フランス177bps
スペイン556bps
イタリア496bps
ギリシャ16200bps
出典 cnbc
こういうコメントが来るんだろうな、と予想していましたが、ずばり来ましたな(笑)。
いろいろな見方があるうちの一つだと思いますし、ただ、たまたま事前に教えて頂いたので、国会というところが、あるいは野田首相がどのくらい、レベルの低い受け答えをするか、見るのによい機会だ、と考えて載せさせていただいたものです。
前には共産党の大門議員の質問をそのまま載せさせていただいたこともあり、このブログでは決して珍しいことではありません。
ただ、載せるにふさわしい質問内容すらないというのが悲しい現実で、なので載せないだけです。
ですので、主旨はこれで明日の国会中継を是非ご覧下さい、ということですのであしからず。
変でも自分の意見をいう人を大切にして持ちよるようにしないと、真実も見えないし、骨太の一体改革化もできない。 正しそうな意見を大勢が受け売りして大発展できる時代はバブルの破裂と共に消えたように思います。特に困窮してる新聞界のポピュリズム批判等は正しそうな意見の最たるもので、金でも赤でも気をつけましょう。
”良薬は口に苦しと泥を売る”
国会議員も役人に知恵を借りるか、友達に知恵を借りるしかないのは困った事ですね。
党を作るような人達はそこが違うのですが、日本特有のオートパイロットが悪く働いて次々と追い出されてしまいます。泥鰌のように目立たず泥を飲み込んで濾してるタイプが日本のプロ好みですが、それでは国も会社も新聞社も構造不況から抜け出せない。
国会は、嘘を言わない、約束を守るという幼稚園の砂場レベルから勉強のやり直しですが、日本インテリはもう少しましなので、自分の意見を披瀝するようにしましょうよ。
せっかく、グッチが寛大に場を貸して(?)くれてますから (感謝と拍手)
この手の質問って、相手の答弁関係なく一方的に喋るものかな?
じゃあ台本と同じだね(笑)
例えば、相手の返答次第で突っ込むとかしないのかな?
もしかしたら、これ自体を相手に渡すのかな?
まあ、野田君がこのブログ見てたらわかる訳なんだけど(笑)
やっぱりなれ合いだよねえ〜
いろんな人がそれぞれの考えで政治的発言・行動
を起こすことは大変良いことだと思います。
ただ、判断は受け取る側でしなければいけない
ということではないでしょうか。
ポピュリズムとおしゃられておられるのは、具体的に
社会にとってどんなマイナス効果を想定されているのでしょうか。
主張されている事を否定するためだけに、
ポピュリズムという言葉を使っておられるのなら、
それはただの言葉遊びではないでしょうか。
もし、小沢議員のことをポピュリズムとおしゃられているのなら、
公約を守るのが大義だというのがおかしいのでしょうか?
それとも単なる小沢議員個人が嫌いなだけなのですか?
政治はそれぞれの主張(それを支持する団体、個人を含めて)が
主導権を取りあうものと考えれば、
主張をもって政局をおこすのは当たり前の行動
だと思うのですが、如何でしょうか?
正論をいってもポピュリズムとけなされ、反増税・反原発小沢新党はどのマスコミも「期待できない」「無視」一色。なにか仁義もへったくれもない官僚の暴走にビビッて世論形成を急いでいるとしか思えません。
でも、期待できるが1割もいるということはある意味驚きでもあるのです。少なくとも「○○党に期待できますか」の質問に対してこれ以上のYesは今の民主党にはない気もします。
これだけ悪口を言われる人間を見ると応援したくなるのがへそ曲がりの私の癖なんです。
小沢憎しは分かりますが、日本語は正しくね。
それと日本でポピュリズムという言葉を使うのは常に、民意を恐れる側なんですよね。
不思議なことですね。
良いんではありませんか・・
「10年経って状況が変わったんだよ」と総理はおっしゃるのかも知れません」
余計では・・?
(注ぐっちー)・・これは・・
アドバイザとして・・隣席・・ぐっちーの口で注する事・・受けるな・・(笑)
国民の生活が第一党・・
民のかまどの煙・・
惚れ惚れする程・・
愚直・・素直・・
その党に・・良きお友達・・
是非とも・・
良き同僚議員に・・!!
土竜首相・・
消費税賛成なくば・・公認せず・・
余程・・
反対派を・・党から追い出したいらしい・・
選挙があれば・・殲滅状態・・
残るのは・・莫大な党資金・・軍資金・・反対派を消せねば・・油揚げを掻っ攫われかねない・・残党で死守するぞ・・か・・
赤坂溜池・・
明治には・・橋をかけ・・銭を取った・・別名・・銭取橋・・
今は・・溜池も橋も消え・・地名だけ・・
地名だけだが・・
銭勘定は名残があるのだろう・・・
ben 様
カンベイ先生の記事は私も読みましたが、対米従属派が追いつめられて、冷静さを失い感情的(「憎しみ」なんて言葉が出てくる)になったり、縁起に頼ったり(パンダの話)していて、いつものカンベイ先生の論調とは違うように思いました。
ぐっちーさんも、いよいよ国政に進出しましたね。
自分が出なくても、シンパが行動してくれれば、それで充分ですよね。
この際、所属政党は不問…
政治の世界は、相も変わらずドタバタ劇を演じている。騒ぐだけ騒いで何も決められないヘタレである。その中でどぜう総理だけは、信念を貫き、決められない政治に何とか決別しようと孤軍奮闘中である。先日あの橋下市長が、そんな姿勢に対して絶賛したことは驚きである。彼は発言は過激であるが本質をよく見ている。誰だって税金が増えることは嫌だし、原発も怖い。しかし、感情論や政局、選挙狙いで騒ぐだけでは、この国の将来はどうなるのだ。時には不人気で、痛みを伴うものでも決めなければいけないのだよ。今までの事なかれ主義、先送り政治では混乱だけが残り日本は良くならない。増税で苦しくなる人には救済措置を取るとか、皆で話合い対策を取ればいいではないか。役立たずの議員定数を思い切り減らしたり、公務員改革を大胆に進めるとか、無駄な事業を大胆に切るなど当然やらなければならないことは沢山あろう。原発も将来的にはなくすべきである。総合的なエネルギー政策を早急に確立すべきでる。個人的には効率が悪い太陽光だけは賛成できない(ドイツの現実を見て見ろ)。
口先だけで信念のないヘタレ政治家の一掃を進めよう!
増税前に、やることがあるだろう。
この問題にチャレンジしていこうというのが、民主党が主張していたことだろう。
なぜ、官僚の既得権にメスをいれず、
増税をしようとするのか。
絶対にゆるせん。
石原さんが言っているように、
消費税増税前に、国は発生主義会計複式簿記を導入すべきだ。
そうすれば、国債発行残高を根拠とする
財政再建・増税の議論はできなくなるはずだ。
そして、埋蔵金の問題も解決するはず。
以下、毎日新聞。
会計検査院は11日、05〜10年度に官公庁や政府出資法人の無駄遣いを指摘したことで、11年9月までの1年間に補助金の返還など755件、約1兆1197億円の是正効果があったとする試算を発表した。金額は統計を取り始めた06年度以降の最高額(07年度に3367億円)を超えて、過去最高になった。
特に08〜09年度に問題を指摘した、公益法人などに積み残され有効に使われていない「埋蔵金」が国庫に返納されたことで金額が増えた。検査院は「余分な補助金を返納する制度が整備された」としている。
金額が最も大きかったのは、国の32公益法人が管理する49基金の不要分として返納された約3511億円。
おっしゃる意味はよく解りますが
国会の質問となるとどうでしょう?
鼻につくと言うか、専門的すぎませんかね? 中継を後から客観的に見ると
一般的な国民から見ると、何をいいたいのか伝わらないのでは?
「責任を取る」と、泥鰌は云いました。
一般的な法律や税制についてさえ、簡単に責任なんて取れるモノではありません。
せいぜい(辞職する)程度の責任の取り方が関の山でしょう。
1000兆円になんなんとする?と、噂される「借金?」について、責任を取った自民党の議員さんを、私は知りません。
元総理とかも全然知りません。
原発の再稼働にまで「責任を取る」などという言葉を簡単に言える感性とは、一体何なんでしょうか。
何かあれば腹でも切ると云うのでしょうか。
しかし、泥鰌の腹なんか割いても、何の責任がとれるモノでしょうか。
言葉をもてあそびすぎる方々の、永田町と霞が関・虎ノ門の為の政治。
嘘つきの責任の取り方とは、一体何なのでしょうか。
所詮ドjオウの脳みそでは、記憶の限界もあるでしょうし、まともな答弁など期待するのが無理。
変な国会と云う事になるのでしょう。
マニフェストに書いてない事はやらないんです・・・で言って欲しいな〜
【ナニワ金融業/青木雄二】1998年
「元々資本主義社会が競争社会でしかない以上、平等も自由も存在できるわけがない」
「資本主義社会の悪い点を一つ一つ是正していけば 最終的には日本(世界)は共産主義社会に移行せざるをえなくなる」
国会中継、見ましたよ。
野田首相は、やっぱりちゃんと質問に答えてない。
すべて、はぐらかしです。
予想通りだけど。
真面目に質問するほど、ばかばかしくなりそう。
私はむしろ、ぐっちーさんらしいと思いました。
偏向?らしくない行動?人間っぽくてええんじゃないかと思います。
経済と政治はつながりが深いですからね。
政治(とくに経済に直結する事柄)をグッチーポストで取り上げても何ら不思議ではないと思います。
私もどう答えるのかが気になりますが、
仕事で見ることができないんだよなぁ…
どこかで動画でもテキストでもいいから
見ることができないもんかな。
今回の投稿は拝見させていただいた時に、賛否両論あるのだろうな?
っておもっていました。
しかしですよ。
テレビや新聞は、著名人や専門家(とTVが持ち上げる)を使って
自分達に都合の良いことを言わせ、結果として、
「世間は(・・・ここは色々・・・)とおもっているんだぞ。」と、
庶民だけでなく、不勉強な政治家をだましている面もあるわけです。
だとしたら、それに対向するブログという草の根メディアがあっても
良いと思うのですよね。
ぐっちーさんは、これまで積み上げて来た実績で、フォロワーを
増やしているのですから、これは、これでメディアであって、
その中で、捨てる神あれば拾う神あるわけです。
こういう自由なメディアがもっともっと増えると、日本は良くなる
のでしょう。
ちゃんと筋を通し今の立ち位置も表明してる人の話なのでこれをブログに記載することを自分は支持します。
むしろぐっちーさんより余程詳しく説明できてるので、今後国内政治を語る時には知人の議員さんらに文章を起こして貰い、それに今回みたいにぐっちーさんが注釈を付ける形にして記載する方式を採ったほうが良いんじゃないかとすら思います。
正直、ぐっちーさんの政治談義は感情が先行する傾向が強くてスタンスすら掴み倦ねるものが多いので……。
それでも、今回のようなコメントはいやだなあ。どうも最近のグッチは一寸おかしいと思うよね。特定の政治家に加担するようなコメントをこういう場でなされるとがっかりです。言い訳は結構です。あなたのスタンスは分かりましたから。
オガール・カフェの話をせっせとしていた方がまだいいですよ。皆さん応援しているから頑張ってね。
ポピュリズムという言葉は、1、もともと米国で起こった農民運動からきたもので、政治の民主化や景気対策を要求したもの、2、労働者・貧農・都市中間層などの人民諸階級に対する所得再分配、政治的権利の拡大を唱える主義。3、大衆に迎合しようとする態度。大衆迎合主義。という3つの意味があります。(大辞泉より)
小生が用いたのは主として3、の意味です。大衆に迎合し、それを選挙や自分達の主張に利用するなということを言ったつもりです。それぞれ主義、主張がある訳ですから、いいとか悪いとかは自分で判断すればよろしいと思います。説明不足だったかな。
それと好みの問題でしょうが、私はかんべえさんの溜池通信の大ファンです。Diaryは毎日楽しみにしておりますし、2カ月に1回程度の「溜池通信」は大変為になります。これだけのものが、毎回タダというのが、なおよろしい(笑)
質問の原稿にどうこたえるか。財務省のトップと野田さんで徹夜?して考えた回答が、「はぐらかし」なんでしょね。
つまり反論できないからまともに答えない。政府の換金可能な資産を洗いざらい動員すれば、税収は消費税だけじゃないのです。日銀に国債買わせるって奥の手もあります。こんなの算数の世界ですよ。なぜ日銀に国債買わせないのないの??なぜ逆進性の高い消費税をわざわざ導入するの??
答えは・・国民に管理番号をつけるため(笑)とヤマはっています。
9月の連休の頃、紫波へ行きます。ぐっちーさんいるかな??ちなみ僕の好きなワインは、なぜか一本500円前後のボトルばかりです。赤玉パンチも大好きでした。果たしてシアトル生まれの高級ワイン?の味を理解できるか不安です。
誰かが必ず質問しなければならない内容ですね
国会答弁として記録に残る物ですし
自民、公明からは、この質問は出ませんな
パワーバランスの変化は何か劇的なものを
作るのかも
< 小沢議員のことをポピュリズムとおしゃられているのなら、
公約を守るのが大義だというのがおかしいのでしょうか?>
おかしくないです。ぜひ、16.7兆円の無駄削減を実行していただきたい。具体的にどの予算をけずるのか、発表していただきたい。消費税増税も先延ばしできるでしょう。
都合の良い時だけ、公約違反と言っている印象があります:私がひねくれ者のためか。
反対反対と叫ぶ以外に、公務員人件費2割削減、国会議員の歳費。定員削減もすぐ実行していただきたい。幹事長時代、努力が伝わってきませんでした。景気刺激策もお伺いしたい。
日本人が勤勉に働いて積み上げた対外債権の中身とは、ずばり、米国債ですね。
外貨準備のほとんどは米国債ですし、生保や金融機関も年金も、ローリスクな投資として米国債を多く所有しています。
個人の投資信託などでも、安定性から米国債が組み入れられたものが多いのではないでしょうか。
さて、カルフォルニアでは幾つかの市が財政破綻しました。サンバーナーディノ市が先日破綻しましたが、市の預金が底を突くという最悪の財務状態に陥っています。
アメリカは雇用も回復せず、地方から確実に崩壊が始まっています。公務員に支払う給与すらも底を突く状況になっているのです。
日本の対外債権が何かと考えた時、日本国内の問題よりも、アメリカに注視するべきだと思うのです。アメリカ国債にもしもの事があれば、日本の対外債権が消し飛ぶからです。その時、日本の国家としてのバランスシートは一気に崩れます。
「ドルと米国債は絶対大丈夫」という妄信が、米国債危機から人々の意識を遠ざけていますが、地方財政の崩壊は米国民の生活を直接脅かし、米国国内での治安の悪化を引き起こします。
過去のロサンゼルス暴動の際に、ロス市内で何が起きたか、youtubeに画像が沢山アップされています。スーパーから商品を略奪する普通の人々。彼らに向けて銃を水平射撃する警備員。商店に火を放ち、道行く車に襲い掛かる一般市民の群れ・・・。
リーマンショックによって白人が失った資産は2割ですが、黒人やヒスパニック系が失った資産は6割を超えています。
インテリ中心のウォール街封鎖などは、日本の官邸を囲む「あじさい革命」の人々と同様に理性的です。アメリカでこれから高まるリスクは、一般の市民の暴動です。
金融危機の第二波が現実的になる中で、このリスクから目を逸らしても現実的では無いと思うのです。
ただ、どんな議員でも、国会で米国債は大丈夫なのか?とは発言出来ません。
政治の世界は、タブーに触れられずに現実からどんどん乖離した財政論議が進められ、一方で国民は着々と危機に備えて資産保全に余念がありません。どちらが現実的かは、考えるまでもありません。
今国民が一番に気付くべきは、議会制民主主義は危機に対処出来ないという事では無いでしょうか。
だから民自公の3党協力は、議会制民主主義を一時無効化しただけの事です。これを非民主的と非難するのは簡単ですが、ポピリズムが支配する国でまともな民主主義など運営できる訳が無いのです。
TV中継には解説がつきものです。スポーツは勿論、原発事故の中継にも解説がついていました。
理由は単純明快。映像や音声だけでは、何が起こっているか理解できないから。
米国にはC-SPAN(Cable-Satellite Public Affairs Network)という、政治を専門とするケーブルチャンネルがあり、毎日国会中継を流していますが、解説が秀逸です。こういうサービスがあれば、政治に対する関心が、もっと盛り上がると思うのですが。
団塊おやじさんに同感致します。そういうことですよ。今になって増税反対、原発反対と叫ばれても、なんだ次の選挙目当てではないか、と誰もが見透かしますよ。作っては壊しだけではないかよとね。いくつ壊せば気が済むのか。気が付いたら周りには、子供以外誰もいなくなっていたんでしょ。
かつて国民福祉税を仕掛けたのは誰なんだ?、財源なんかいくらでも出て来ると豪語して、幹事長時代に何をやったのかと聞きたくなりますよ。主体的にウソのマニフェストを作って出来なかったではないか。ガソリン税を無くすと約束して、それをやらなかったのは、国民への裏切り行為ではないのか?今さら何を言ってんだとみんなが思わない方がおかしいよ。余りにも自分勝手で、笑ってしまうよ。
付き切りで・・
覗いていたのではない・・
が・・
首相・・政府・・
党・・小沢・・
と峻別・・
幹事長は・・内閣に口出し出来なかった・・
要の閣僚には・・
物議を醸す面々・・キラ星・・
鳩様は・・勿論・・コントロール出来ず・・流星仮面から・・流れ星・・
誰が観ても・・
今日の民主党を招いたのは・・
はい・・御指摘には・・及びません・・
我等の鳩ポッポであります・・
>>リーマンショック・・
白人が失った資産は2割・・黒人やヒスパニック系が失った資産は6割を超え・・
データーは・?
>>議会制民主主義は危機に対処出来ない・・
民自公の3党協力は、議会制民主主義を一時無効化しただけ・・
実に・・粗雑な展開・・
もっと・・論理を勉強しましょうねぇ・・今日の希臘人を見習いましょう・・・
magosaki_ukeru/
読売、こういう恣意的世論調査発表な いだろう。
「小沢新党に”期待しない”8 2%…読売世論調査」。
で期待するは1 2%。他方民主・自民の支持率は各々15と 14%.
もし期待するを支持率とみれば民主−15%、自民14,
小沢新党12%で仰天 の数字になる。
発足わずかで小沢新党既存に
並ぶ 。
自民党政権だったら10年、20年かかった であろう保守化、右翼化、反動化、孤立化 軍国化などの政策を野田政権は1年かからず に実行、実現してしまっ た。 恐るべし戦後最悪の詐欺鰌軍団
2007年のピュー・リサーチが行った「Wealth Gaps to Record Highs Between Whites, Blacks and Hispanics」というデータからです。
議会制民主主義が機能するかどうかという問題ですが、国民の大多数が消費税増税反対という立場でありながら、国会が消費税増税法案を可決する事からも、民意を反映しているとは思えません。
ただ、直接民主制であれば、「民意の過半数=議会の投票結果」となりますが、間接民主主義は、言葉は悪いですが「無知な国民の過剰な判断」を緩和する為に編み出されたシステムだとも言えます。
今回の民公自の3党協力は、一時的であれ大連立と同様の意味を持ち、結果的には議会の機能を無効化させたのではないでしょうか?(消費税増税という点において)
民主党発足時に国民が望んだのは、2大政党制によるバランスでしたから、大連立に近い今回の状況は、国民の意思を反映したものとも思えません。
但し、国民が常に正しいとも思えませんので、今回の議決が「悪」であるとは結論付けられません。
そもそも民意とはコントロールされ易く、ルーズベルトが真珠湾攻撃を利用して、民意を誘導した様に、民主主義はコントロールされている事に対して国民は無自覚なのではないでしょうか?
日本においても小泉フィーバーを思い返せば、私達はマスコミに良い様に踊らされていただけだと気付きます。
その点、官僚システムは安定感がある様にも思えます。その官僚システムをマスコミなどが血眼になって叩く現状を見ると、どこぞの誰かにとって、官僚システムが邪魔で仕方が無いのではと邪推してしまいます。
これは論理では無く、直感です。
小沢グループは与党時代何をした?マニフェストにない媚中、媚韓政策しかとってないではないか。民主党政権の発足時、小沢グループであれだけの権力がありながら何もせずに、いまさらマニフェストとかあり得ないだろう。
小沢グループの議員が見ているからあえて言わせてもらうけど、国のために一生懸命行動するなら多少のスキャンダルはどうでもいいんだよ。
選挙のための口だけの政策を建てるくらいなら、全員落選すればいい。批判だけや口先だけなら何とでもいえるだろ。
あなた方は何を来てきたんだよ。民主党を離党し批判する前に、まずはそれを説明するのが先だ。
横から失礼
国民が正しい・・・などと云う事は誰も云っておりませんし、正しかった事の方が少ないかもしれません。
また、往々にして、多数の意見は誤っている可能性も高いモノです。
しかし、国民の正誤などは関係なしに、今回の野田のやり方が正しいとは、とても思えません。理由は、云うまでもないでしょう。
そして、官僚システムが安定している・・・とのことですが、これは安定してくれてなければ困ってしまいます。
安定して、国の主人の云う事をしっかりと聞いて実行する、頑ななまでの誠実さこそが望まれるものです。
間違っても、自分たちの見解こそが正しく、国民やその代表の政治家どもは脳なしだから自分たちが事を納めて行かねばならない・・・などという思考・行動に出ていただいては困るモノなのです。
それこそ、皆さんが書いている第二次大戦前の官僚による独裁国家の出現みたいな過ちを招いてしまう事なのでしょう。
個人の好き嫌いを排除して、今回の検察の問題を眺めてください。
そう小沢裁判の事です。
これこそ、官僚による国家への過剰関与以外の何物でも有りません。
一種のクーデターでしょう。
なにしろ、首相となる定めの人を追い落としてしまったのですから。
下らなくても、何も決められなくとも、一歩一歩民主主義を進めて、固めて、進化させていくしかないのではないでしょうか。
それにしいぇも、アメリカは本当に大丈夫なんでしょうか。
イギリスは、オリンピックの後、どうなってしまうのでしょうか。
ヨーロッパは、本当に壊れてしまうのでしょうか。
ドイツは、スペインを見殺しにしない・・・と思っていたモノの、やや不安が膨れ上がる今日この頃です。
特定の政治家に加担するような事をするなって意見があるけれど、見る人によっては加担してるように見えるんですかねぇ…
私には、ぐっちーさんが増税に対して言いたかった事を、ある議員が総理に質問をするというので、質問に対する返答(政府が何を考えてるのか)に注目しましょうって意味にしか読めなかったんだけど…
ぐっちーさんが首相に直接聞けるわけじゃないし、ある議員の質問を紹介して「要注目」と言う事は何も間違ってないのでは?
うだうだ言う人は、特定政党に対する嫌悪感で冷静になれてないだけでは?
「俺の嫌いな奴の事をすこしでも良く言うような奴は全部敵だ」
みたいな考え方になってないですかね…
>野田首相が突っ込みどころ満載の「官僚答弁」をするところをしっかりご覧ください。何も知らないことが暴露されると思います。
これがメインでしょ。
どの党がどうこうとか、関係ない方向になんでもっていこうとするのかな…
元株や さん
私は原理原則よりも、結果から物事を邪推するのが好きなので、小沢氏に対しても皆さんと違う見解を持ています。
小沢氏の最大の武器は「首相になれない事」ではないでしょうか。
日本の政治家は首相になった途端に「レイムダック状態で上がり」です。後はマスコミに叩かれ、ボロボロにされるだけ。
これは首相の早期交代と政治の混乱が日本にとって最大のメリットを生み出しているからだと私は考えています。
どこぞの国に何かを要求されたら、首相が政権を維持できなくなってウヤムヤに。
小沢氏は、ダーティーなイメージから損をしている様に思われがちですが、首相にならない事で、彼は政界への影響力を行使し続けています。
これが官僚、マスコミを含めた戦略ならば、某国も手も足も出ません。裁判で追い込んでいる人物が、いつも政治の中心に居る。
新聞も雑誌もサンドバック状態に叩いても、結局失脚するまでの致命傷は与えられない。
これこそ不思議の国日本です。
野田氏はどうせ「捨て駒」ですから、泥を目いっぱい吸い込んだらお役御免となるでしょう。
消費税増税も執行猶予付きで、むしろ政争の具とする事で、政界再編に弾みが付いています。
私が気になるのは、小沢氏の官僚機構からの脱却というポーズが本気なのか、それともこれもプロレスなのかという点。
橋本氏とは違い、小沢氏は奥が深そうです。
小沢一郎代表・・
19日、参院社会保障と税の一体改革特別委での生活・中村哲治氏の質疑を傍聴・・
小沢代表が・・傍聴するのは珍しい・・とか・・中村議員にとっても・・良い事でしたね・・・