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■ 平和国家の歩み変わる=柳沢協二元官房副長官補に聞く【戦後70年】(4月27日付時事通信) 安保関連法案が国会審議に入るということで、色々な議論が出てきています。私はこの問題にあまり関心がないのですが(苦笑)、上記記事に出ている柳沢元副長官補のことは、昔、内閣官房にいたときに一緒に働いたことがあり、よく知っています。能力・人格ともに優れた人物であり、周囲から尊敬されていました。 はっきり言ってしまうと、昔の「防衛庁」は、今と違って、自衛隊には災害派遣や国際貢献の任務もなかったところ、自衛隊の維持・管理をするだけの三流官庁とされ、内局には人材がほとんど集まらないと言われていました。それもあ…
■ 「イスラム国」、シリア全土の5割制圧か―パルミラも完全掌握(5月22日付ウォールストリートジャーナル記事) パルミラの占領については、世界遺産に認定されている遺跡の破壊が強調されていますが、この都市は、ダマスカスとシリア東部を結ぶ要衝にあり、戦略的に極めて重要な地位を占めています。パルミラが陥落したことによりシリア東部の都市が次々に制圧され、全滅する可能性があります。 また、この地域の油田を奪ったことで、「イスラム国」はシリアの油田の大部分を制圧したと言われており、アサド政権は極めて大きな痛手を負ったことになります。これからイランがどこまで政権を支えるのか注目されます。 パルミラには…
■ 米下院、イラン核合意検証法案を可決(5月15日付ウォールストリートジャーナル記事) 「米イラン関係の今後」でご紹介したコーカー・メネンデス法案が上下両院で可決されました。オバマ大統領は拒否権を行使しない方針であるため、法案は成立する見通しです。 これにより、米国政府がイランとの間で最終合意を締結した場合、議会が合意の内容をレビューすることになりますが、実際のところ、仮に議会が最終合意を認めなかった場合であっても、オバマ大統領は拒否権を行使することができます。これに対し、上下両院で3分の2の議決があれば、議会は拒否権を覆す(override)ことができますが、その実現可能性はないと見られ…
安倍政権によるメディアに対する圧力が酷い、というのは海外では大変大きな話題になっています。 http://www.economist.com/news/asia/21651295-japans-media-are-quailing-under-government-pressure-speak-no-evil?fsrc=scn/tw/te/pe/st/speaknoevil この題名の Speak No Evil は要するに、敵前逃亡を決め込んで何も言わない、という無責任さを表す表現で、まあ、見ざる、聞かざる、言わざる、の言わざる、に近い。 何と言っても、この Quailing なんて書…
■ Wan Azizah takes over as Opposition leader(5月19日付The Star記事) 世界情勢ピックアップもマレーシアの話題になってしまい、前回の記事に続いてマレーシア尽くしになっていますが(笑)、野党連合の新指導者がPKR党首のワン・アジザになりました。ワン・アジザはアンワル元副首相の夫人です。 「マレーシア・野党連合の苦境」で書いたとおり、野党連合はアンワルという絶対的指導者を失い、誰がその後を継ぐのか注目されていました。PKR副党首のアズミン・アリ(セランゴール州首相)が有力視されていましたが、結局、党首のワン・アジザに落ち着いたということです…
「マレーシア政治①:ナジブ政権の苦境」の続きです。 ●UMNOの支配 マレーシアでは、1957年のマラヤ連邦としての独立以来、統一マレー国民組織(UMNO)が多数党の地位を占めています。絶対的優位を保ってきたUMNOに衝撃を与えたのが2008年の総選挙です。 UMNOの獲得議席は3分の2を割り、得票率は51.5%、マレー半島に限ると50%を割るという屈辱的な結果になりました。この歴史的後退を理由に、アブドラ・バダウィ首相(当時)は辞任に追い込まれました(新首相に就任したのが現首相であるナジブ・ラザク副首相(当時))。 選挙後、野党3党(PKR、DAP、PAS)は、野党連合「人民同盟」(…
本日は生放送出演から。チャージ730。 3連単G1最高配当が出た事についてのコメント。 この馬券、とれなくはない・・・・という悔しい話でありました。 今日のゲストは山形弁タレントの佐藤さん。 そういうジャンルの人がいると言う事を始めて知りましたが、いろいろあるものですね。 因みに岩手弁タレントのあゆかさん、という人もいます。 さて、今週の発信・・・ 有料配信は、アメリカ経済統計分析と東芝問題について少々解説。 これ、工事進行基準の問題なので、もし、東芝に問題があるとなると、同じく重電メーカーである日立、三菱重工、同じ長期工事を行うようなプラントメーカー、ゼネコンに至るまで、本当に大丈…
5月24日から、マレーシアのナジブ・ラザク首相が来日します(5月12日付外務省報道発表)。今回は、このナジブ政権の現状について説明します。 ナジブは第6代首相です。父親は第2代首相トゥン・アブドゥル・ラザク、叔父は第3代首相フセイン・オンという超サラブレッド。ちなみに、現在マレーシアで次代の指導者として最も人気のある政治家は、ヒシャムディン・フセイン国防相ですが、彼はフセイン・オンの息子で、ナジブのいとこにあたります。 ついでに述べると、初代首相トゥンク・アブドゥル・ラーマンは、以前ご紹介した『リー・クアンユー回顧録』にも登場しました。ラーマンはマレーシアの王族出身です(マレーシアは立憲君…
■ 米国務長官がプーチン大統領らと会談、協力表明も進展見えず(5月11日付ロイター記事) 対独戦勝式典には欠席したケリー国務長官が突然にソチを訪問して、プーチン大統領とラブロフ外相と会談。 これは結構驚きでしたね。ケリーは、ウクライナの危機後、ラブロフとは何度も会っていますが、プーチンと会ったことはありません。今の状況でプーチンと会うことは、それ自体大きな政治的意味合いをもちます(はっきり言えば、米国からの歩み寄りを意味します)から、何の狙いや成果の見通しもなく実行するはずがありません。 しかも、ラブロフとの4時間の会談も含めて、8時間という長時間。裏では何か大きな取引があったのではない…
■ サウジ国王、米・GCC首脳会談に欠席―皇太子を派遣(5月11日付ウォールストリートジャーナル記事) ■ 米大統領がサウジ皇太子と会談―GCCとの首脳会談を前に(5月14日付ウォールストリートジャーナル記事) イラン核協議の枠組み合意成立直後、オバマ大統領は湾岸諸国協力会議(GCC)の首脳をキャンプデービッドに招待しましたが、サウジアラビアのサルマン国王は直前でキャンセルという冷たい対応。バーレーン、オマーン、UAEも国王・大統領は出向かず、トップを派遣するのはクウェートとカタールだけだったようです。 なお、バーレーンのハマド国王は、会議を欠席して、英国でエリザベス女王のホース・ショーを…
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