2025/08/18 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(8/17~23)米ロ首脳会談
先週はお盆でしたが、読者の皆様はゆっくりお過ごしされたでしょうか。私の仕事の関係先も休みに入っているところが多く、比較的落ち着いていました。今週も休みモードの余韻で静かであれば良いのですが、さてどうなるでしょうか。
そういうわけで、今週のメルマガは少し軽めに、トランプ第2期政権で初となる米ロ首脳会談に絞ってお伝えします。今週の一冊や近況報告、あとがきのエッセイも含め、肩の力を抜いてお楽しみください。
【目次】
1.先週の動き
● 米ロ首脳会談
2.今週の動き
3.今週の一冊
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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8/11(月)
・米中が追加関税の停止の90日間延長を発表
・トランプ大統領がヘリテージ財団のE・J・アントニ・チーフエコノミストを労働統計局長に指名
・トランプ大統領がワシントンDCへの州兵派遣を表明
・トランプ大統領がエヌビディアとAMDの中国輸出の売り上げの15%を米政府に支払う仕組みの導入を表明
8/12(火)
・トランプ大統領がパウエルFRB議長に対しFRB本部の改修工事の不適切な管理を理由に「大規模な訴訟」を検討していると表明
・中・ブラジル首脳電話会談
・中国恒大集団の香港取引所での上場廃止が決定
・ロシア・北朝鮮首脳電話会談
8/13(水)
・米・ウクライナ・欧州首脳会談(オンライン)
・トランプ大統領が起業の競争促進に関する大統領令を取消し
・韓国の特別検察が金建希・尹錫悦前大統領夫人を資本市場法違反等の容疑で逮捕
8/14(木)
・カリフォルニア州のニューサム知事がテキサス州の共和党指導部による選挙区割りの変更の試みに対抗しカリフォルニア州の選挙区割り変更の計画を発表
・北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記とロシアのウォロジン下院議長が会談(平壌)
8/15(金)
・米ロ首脳会談(アンカレジ)
・米・ベラルーシ首脳電話会談
・米・ウクライナ首脳電話会談
・米・欧州首脳電話会談
・米司法省がカリフォルニア州のトラックの排ガス基準の無効化を求め同州当局を提訴
・韓国の光復節
・北朝鮮の解放記念日
・インドの独立記念日
・終戦記念日
(先週中)
・中国の北戴河会議の終了(北戴河)(推測)
●米ロ首脳会談
トランプ大統領とプーチン大統領がアラスカ州アンカレジで会談しました。22年2月のロシアのウクライナ侵攻から初めての米ロ首脳会談であり、西側首相国の首脳とプーチンとの会談としても初の例となります。
会談は当初予定されていた1対1の形ではなく、米国からルビオ国務長官、ウィトコフ中東担当特使、ロシアからラブロフ外相、ウシャコフ大統領補佐官も加わって3対3で行われ、所要時間は2時間45分でした。当初予定されていた昼食会も行われませんでした。
会談後、両首脳は共同記者会見に臨みました。なぜかゲスト側のプーチンが先に話し始め、その発言は8分半に及びました。プーチンは、「会談は非常に有益だった」と述べた上で、ウクライナ情勢について、「危機の根本原因をすべて取り除き、ロシアの懸念が考慮される必要がある」と述べるなど、従来の主張を繰り返しました。
これに対し、トランプの発言は3分半程度でした。トランプは、「非常に生産的な会談だった。多くの点で合意した」としつつ、「しかし、まだ完全に合意に至っていない大きな問題もいくつかある。前進はあったが、合意が成立するまでは合意ではない」と述べ、停戦合意には至らなかったことを認めました。
記者会見の最後、トランプはプーチンに対し、「またすぐに話をしよう。おそらくまたすぐ会うことになる」と述べましたが、これに対しプーチンは「次回はモスクワで」と英語で応答。トランプは「それは興味深い。少し批判を受けるかもしれないが、可能性はあるかもしれない」と答えました。
その後、トランプはFOXニュースに出演し、ショーン・ハニティーのインタビューに応じました。また、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州の首脳と電話会談を行い、ゼレンスキーは今週(8月18日)に訪米してトランプと会談することになりました。
今回の会談の内容は、詳細が明らかになっていない部分もありますが、おおむね前回の記事(以下のリンク参照)で述べたとおりでした。会談のポイントと今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
・「米ロ首脳会談」(8/11)
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今週の動き
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今週の一冊
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます。
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あとがき
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■ 元「スーパーマン」が移民取り締まる側に、ディーン・ケインさんICE入りを表明(8月8日付CNN)
■ 新生『スーパーマン』に元スーパーマンが思うこととは?-ディーン・ケインが語る“変化”(7月11日付ハリウッド・レポーター)
90年代にスーパーマンを演じた俳優のディーン・ケインが移民税関捜査局(ICE)入りを表明したとのこと。
この記事のタイトルを見たときは「どういうこと?」と思いましたが、7月に成立したトランプ減税法(「1つの大きく美しい法案(OBBB)」法)によって、不法移民対策の予算が増額されたことに伴い、ICE捜査官も1万人増員されることになったため、ケインはそのプロモーション広告に登場するとともに、自身も捜査官になることを宣言した・・とのことです。
以下の記事で、トランプ減税法の大きなポイントは不法移民対策の強化だと指摘しましたが、まさにこの措置を受けて、「スーパーマン」のICE入りが実現したわけですね・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
・「トランプ減税法の成立」(7/7)
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