2016/03/02 11:30 | マーケット | コメント(12)
東北人気質@仙台
仙台におります。
寒い・・・です。しかし、もう3月ですからこの寒さも懐かしいものになっていくんでしょうな~。
次に来るときはおそらくもう暑いんでしょうね~。
仙台空港の宮脇書店にはわたくしの本はおいてございませんでした。うーむ、まだまだですな。
アマゾンのランキングは経済学・経済事情部門で3位に踏ん張っております。先週は1位を取ったので再び首位奪還を狙いたいと思います。
明日は毎日新聞に広告がでます!
さて・・・・
世間では「東北人」などと言われますが、岩手に長らく住んでいると、同じ東北でも出身地によって全く気質が違うと実感させられます。勝手に言わせてもらうならば・・
南部(岩手県及び青森県の太平洋岸)
伊達(仙台を中心とする宮城県)
上杉(山形県とほぼ一致)
津軽(弘前を中心とする青森県日本海側)
という区分になるのではないかと思われます。
青森県になっているものの、八戸などの地域はどう見ても南部気質が強い。
そしてそれは同じ青森県の津軽あたりとは全く違うんですね。南部気質はまさに質実剛健、頑固、商売べた。しかし決して裏切らない。金儲けを悪だと思ってる人がたくさんいる(笑)。だから紫波町のプロジェクトはまじ、大変でした・・・まさに「南部は死なず」であります。あ、でも男はすけべ、というのは付け加えねば(笑).
一方津軽気質はずばり、太宰治に代表されるように、結構いい加減で快楽的。日本売り上げNO.1のキャバクラ嬢が弘前に居たのは決して偶然ではありません。
これだけ気質の違う人たちが一緒にいる青森県はそりゃ大変です。
一度青森銀行のご接待を頂いたときに、旧津軽藩出身者と旧南部藩出身者で掴み合いの喧嘩になったのを江戸出身のワタクシが仲裁した位です(笑)。
伊達は商売上手。金にはうるさい。利にさといので儲けるのは上手なのです。
上杉は結構スマートです。形にこだわる人が多い。おしゃれな東北の人を見ると大体こちらの出身者です。
とまあ、江戸人が勝手に言っている話なので真剣に受け止めて頂かなくていいんですが、こういう東北で仕事をしているといろいろ発見がございます。
かくいう東京は本当に東京出身者は10%もいないと言われており、まさに日本中からいろいろな人が集まっている都市です。
私は江戸っ子ですが、宵越しの金も持ちますし、火事も好きではありません(笑)。
以上、他愛もない話で失礼いたしました・・・
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12 comments on “東北人気質@仙台”
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山形を一まとめにするとは・・。
女好き・・
スケベェ―・・
南部凌駕・・
ぐっちー江戸気質・・ナンバーワン・・・(笑
福島県民なんですが、福島も忘れないでください笑
日本は現在のエジプトへ何故2兆円もカネを出すのか?理解できない……
他愛もない話ですが、県民性はそう簡単ではありません。山形の人が言われるように庄内と山形では藩が違いますし、米沢だってあります。全部上杉で括ることは無理でしょう。そこのところをもっと知る必要があるのです。福島では浜通り、中通り、会津地方で少しずつ違うでしょう。
本のランキングですが、アマゾンでは現在(19時半)4位です。これは1時間ごとに変わるので目が離せません。ちなみに紀伊国屋書店WEBランクでは5位でした。まずまず売れているということでしょう。
大雑把だけど、何か人を納得させるものがあります
わかった気にさせてくれる(笑)
江戸っ子にとって鹿島より北、箱根より西はよくわからず
同じにしか見えてないから変な解説をしないほうがいい(笑)
ほめてるんですからね 実践者としての良さ。 生活上はそれで困らん
メディアはその良さがわかっていないから、バッシングして
お出入り禁止ばかり
ぐっちーも東北が金稼げるようにしてくれたから感謝された訳で
岩手県南は伊達藩ですし、八戸などは南部藩ですし、秋田佐竹もお忘れなく、山形でも庄内藩(鶴岡、酒田)は内陸部とは対抗意識が半端でない。福島会津の気概もお忘れなく。
面白いですね。俯瞰して見る分には同じですが、近づけば近づくほど違いが目につくようになってきます。できれば「どうしてそうなったのか」がわかるといいのですが。どうすればおしゃれになれるのでしょうか(泣
秋田出身です。
津軽以外は他藩からの移封、派遣も多いですね。奥州藤原氏を亡ぼし、頼朝によって配置された地頭などが戦国大名化したが、秀吉、家康により国替となったり新たに派遣された。伊達は米沢から仙台、上杉は越後から米沢、佐竹は水戸から秋田、南部は甲州から。領民と移動する支配層の記憶はそれぞれ違うんだろうな。地元の読者のコメントは貴重だ、もっと聞かせて欲しい。ぐっちーの地方自立戦略にも多大の参考になるかもしれない。コメントで瓢箪から駒もあり得る。
地元が山形県の米沢ですが、米沢と山形ではだいぶ違いますね。
最上藩と上杉藩という、藩の差からくるものが大きいと思いますが、方言からして違いますからね。
小学校の教育とかでも、米沢藩の財政の建て直しの漫画を配ったりしてましたからね。結構興味を持って読んでいましたし。
有名な上杉鷹山は米沢出身じゃなくて九州の高鍋藩出身、というのもなかなか面白いな、といつも思います。保守的な気質の人が多いと感じるので、かえって外からの目線が入ったために改革が進んだのではないか、とよく考えます。
それって、現代にも通ずるところがあるのかもしれないな、と紫波町の話を読んでいて感じます。
「県」としてまとまったのが明治時代ですから、「県」という塊での気質の同一性が生まれるまでにはまだまだ時間がかかるのかもしれませんね。
それこそ100年とかの単位で。
※地域ごとの多様性があったほうが、個人的には面白いし好きなので、その点は変わってほしくないな、と思ったりしますが。
ぐっちーさん、こんな面白いこと書いていたんですね。
太宰治を津軽を代表する気質とするなんて、やっぱりインテリだなあ。
ただ、太宰さんっち(津島家)は、昔から今に至るまで津軽を代表する政治的名門で優秀で真面目な人ばっかりが揃っていて、その中のとんでもない変種という気がします。
タイプは正反対で超真面目人だけど、花巻の宮沢賢治さんも名門一族の変種という意味では同様です。(宮澤家は岩手経済界の名門です。)
作家になる人って、一般人とは違う枠を持ってると思います。
ちなみに私がこれぞ津軽人の典型だと思うのは「羽柴誠三秀吉」こと三上誠三です。まあ、吉幾三や伊奈かっぺいなんかもああ津軽だなあと感じますが、三上誠三は若い人の中にも見た目や性格が似たような人が普通によくいます。
ぐっちーさんが津軽と南部系の喧嘩の仲裁をしたって、お書きになってましたが、南部の方は多分、八戸出身じゃないかな?
八戸はともかく商圏がひろく経済的に強いと思ってる地域だからか、独立国みたいな独特のブライドの高さもってます。アイスホッケーも大好きだし、同じ旧南部でもどちらかというと控えめな盛岡や三戸(盛岡に移る前の本拠地)なんかの人とはかなり気の強さが違います。
八戸を代表する政治家といえば大島理森や田名部匡省(今は娘さんが後継)でどっちも超強面です。
ちなみに八戸には美しすぎる市議さんもいますが、八戸~宮古あたりの三陸沿岸は美しすぎる海女さんと顔の作りが同じタイプの美人さん結構いますよ。