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今回は恒例の日銀展望レポートの紹介です。改めての解説はもう不要かもしれませんが、このレポートは、日銀が毎年4月末と10月末の2回公表し、わが国経済・物価の見通しや金融政策運営の考え方を総括的に示す、日銀のもっとも重要なレポートです。経済・物価見通しでは具体的な数字が示され、日銀の考え方を分かりやすく理解できますし、レポートの付録には様々なグラフや図表が掲載され、とくに経済学部生には良い資料と思います。 また、今回は事前の金融緩和報道が過熱し、実際、展望レポートと合わせ、「金融緩和の強化について」も発表されました。 http://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor1…
[ 2012/05/07 00:00 ] コメント(1)
今回は軽く、最近話題の東大秋入学の話しについて。私も留学時、秋入学を実体験し不思議な感覚に襲われました。春か秋か、論理的にどちらが正しくどちらが間違いということがあるはずもなく、どうでも良い議論かもしれません。それでも秋入学は日本社会にそれなりのインパクトを持つと思います。…
[ 2012/04/30 00:00 ] コメント(3)
中央銀行シリーズ最終回。今回は中央銀行の政策の限界に関する哲学編です。今回は前3回に比べ抽象的で分かり難いと思いますが、ご容赦下さい。 この点に関し最近とても象徴的な出来事がありました。ギリシア債務カットの際、欧州の中央銀行であるECB保有分は債務カットの対象から外され、債務カットによる直接的な損失を被りませんでした。なぜECBはこうした特権を享受したのでしょうか?…
[ 2012/04/23 00:00 ] コメント(2)
前回までは中央銀行に関するいわば基礎編でした。今回と次回で、中央銀行は金融政策面でどこまで踏み込めるか、私なりの考え方を記そうと思います。今回は実務編、次回は哲学編の位置付けです。 実務編の出発点は、前々回説明した「中央銀行は銀行である」ことです。中央銀行が市場に資金を供給する際、民間銀行から国債等の資産を購入し、その代金を預け金に振り込むという話しです。このことから2つの「限界」を指摘することが出来ます。…
[ 2012/04/16 00:00 ] コメント(1)
中央銀行について2回目です。今回は前回の「中央銀行は銀行である」という整理を出発点に、金融の緩和(引き締めでなく)を例にとり、中央銀行に何ができるか整理したいと思います。 まず思い浮かぶのは、「金利の引下げ」です。ある世代以上の読者の方は「公定歩合」という言葉をご存知と思います。これは日銀が民間銀行に貸し出す際の金利を意味し、その引下げが金融緩和の最も普通な手段でした。因みに、現在は公定歩合という言葉は使われなくなり、「基準貸付利率」という言葉が用いられています。そして、日銀が金利引下げのターゲットとするのは、日銀から民間銀行への資金供給金利ではなく、インターバンク市場(民間銀行間でお金を貸…
[ 2012/04/09 00:00 ] コメント(1)
3、4回にわたると思いますが、中央銀行について書いてみたいと思います。 世界的に今ほど中央銀行が注目されている時期は無いかもしれません。日本では根強い日銀批判がありますが、米国、そして中でも欧州でその政策に大きな注目が集まり、世界を救えるのは中央銀行だけといった期待も高まっています。他方、そうした期待と現実の政策の乖離が大きいことも事実です。中央銀行にできることは何か、なぜ期待と現実は乖離するのか、私見を書いてみたいと思います。 今回はその出発点として、日銀を例にとり、中央銀行の資産・負債構造や、中央銀行はなぜ収益を生むのか、お札の信用はどう維持されるのかといった点を解説したいと思います。…
[ 2012/04/02 00:00 ] コメント(4)
今回はAIJ問題について。ぐっちーのブログを読んでいて(例のcoming outです(笑))、ある方から聞いた話しを思い出しました。その話しは次の通りです。1990年代、損失補てん問題に関しそのリストをすっぱ抜き、新聞協会賞を受賞したのは当時の日経の超敏腕記者でした。ところが、リストこそ抜けなかったものの、損失補てん問題を最初に取り上げた、これまた優秀な記者がいたそうです。その記者こそ、読売新聞に在籍していた、あの前巨人軍GMの清武さんでした。結局、これらの報道以降、証券会社は顧客の損失の補てんが出来なくなりました。そうなると顧客の損失は店晒しになります。顧客によっては自力で何とか処理しました…
[ 2012/03/26 00:00 ] コメント(1)
中央銀行について書き始めようと思い、実際1回分書き終えたのですが、最近気になることがあり、余り機を逸しないうちに書いておこうと思いました。ひとつは国際関係、もうひとつはAIJの件です。今回は国際関係について簡単に触れます。 国際関係が気になったきっかけは、プーチンさんの大統領当選と、その直前に報道された「北方四島について仕切り直す用意もある」旨の彼のインタビューでした。そうなると気になることがいくつか出てきます。 まずは中国。これも数週間前ですが、軍事費膨張に関する報道が一斉になされました。ほぼ同じころ、米軍の沖縄からグアムへの移転等に関する報道もなされました。国内では、宜野湾市長選を受け…
[ 2012/03/19 00:00 ] コメント(1)
あの大震災から1年。亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りするとともに、被害に合われた方やご遺族の方が一刻も早く平常に戻られることを、合わせてお祈りします。 自分自身、その後東北に足を運んだことがなく、仕事でも震災復興に殆ど関与せず、精々寄付を行い、東北の産品を買う程度の1年でした。ぐっちーのように東北の復興支援に真剣に取り組む姿には本当に頭が下がります。また、現地の方々が辛さに耐えながら復旧に取り組まれる姿、あるいは東北地区の工場が奇跡のように生産回復を実現したことなど、本当にすごい、素晴らしいことと思います。…
[ 2012/03/12 00:00 ] コメント(1)
当初の予定では中央銀行の役割や消費税問題についての記述を続ける積もりでしたが、来週は東日本大震災から1年で、この話題を避けることが出来ないと思います。このため、今回は場つなぎと言っては失礼ですが、日銀調査統計局の桜健一さんと岩崎雄斗さんが書かれた「海外生産シフトを巡る論点と事実」というレポートを紹介したいと思います。そして、再来週以降、当初予定に戻りたいと思います。 日銀は多くの論者の中ではどちらかと言うとぐっちー寄り、すなわち円高容認に近い論陣を張っています。今回のレポートは「円高その他の要因により海外生産シフトが加速し、日本の産業は空洞化し、そして日本経済が破滅を迎える」というよくある議…
[ 2012/03/05 00:00 ] コメント(3)
Konan新・CRUのひとり言
1961年生まれ ぐっちーと同じ高校を卒業し、東京大学法学部に入学。30年以上「公」の世界を歩んだ後、最近民間に転じた元官僚。今回の連載再スタートでは、日本経済に焦点を当て、内閣府や日銀の公表物の解説などを極力分かりやすく行いたいと思います。 著者とメルマガのご紹介 メルマガ配信登録
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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