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今回は、10月下旬に韓国で開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議の際に話題になった、為替の話しを取り上げます。今週サミットが開かれるので、その前に復習ということで。 まず、その部分、和文と(本来の)英文の2つ下記に引用します。 根底にある経済のファンダメンタルズを反映し、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的な切り下げを回避する。準備通貨を持つ国々を含む先進国は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きを監視する。これらの行動は、いくつかの新興国が直面している資本移動の過度な変動のリスクを軽減させる助けとなろう。あわせて、我々は、安定的でよく機能する国際通貨システムを…
参考までにはっつけておきます。 グラフは次のページにもあります。 労働参加比率等、細かいところまで見ますとアメリカの雇用状態は本当にひどい。 ティーパーティーが強い訳です。…
今週のアエラ、私のコーナーはなぜみんなの給料が上がらないかについて。 まあ、上がってる人は読まなくていいんですよ、あんまりいないけど(笑)。 このままいくとみんな上がりそうもないです。特に大企業は無理です。 前回のアエラセミナーでお話したのですが、これからは従業員10人くらいの本当に同じ意識をもつ仲間がみんなで楽しくビジネスをする・・・もともとのカンパニーの意味に立ち戻る、ということになる筈です。 まさに表紙のいきものがかり、みたいな感じです。企業版のいきものがかり、です。…
これまで、この時期には日銀の金融システムレポートを紹介してきました。このレポートは毎年2回、3月と9月に公表され、日銀の金融システムの見方が示されます。ただ、今回は前回と余り変わり映えがしない印象なので、下記に要約版のアドレスだけ載せておきます。 ということで、今回は先日の政策変更の話し、いわゆる包括緩和に触れたいと思います。 http://www.boj.or.jp/type/ronbun/fsr/data/fsr10b1.pdf…
私にとってはエキサイティングな一日の始まりでした。 レンジャースは元広島のエース、ルイスがジャイアンツを抑え込み、ぐっちー一押し、危ないジョシュ・ハミルトンがホームラン、これがすごい一発で、レンジャースが一矢報いた。 実はいまやっているこの現在のテキサス・アーリントンスタジアム建設には日本の銀行がたくさん融資をしたのですよ。…
三原先生のページにあるように高熱が続いたため健康チェックのためしばしご入院をされております。 静かに入院して頂ければいいのですが、相変わらずの怪気炎で、こんな老人に余計な検査をしてなおかつ治そう、などというのは医療費の無駄遣い以外の何物でもないので、断固検査を拒否する!! とか大騒ぎをしているそうです。…
今週のアエラ、ここだけの話・・・はなぜ日本がガラパゴスとか言ってるやつがいるのか、わけわかんねーぞ、って話。 なんでノキアやサムソンみたいに中国だのインドだののローテクなニーズをつかんで売ってる奴がすごい、って話になるのかね。そんなのすぐ追いつかれるに決まってるよね。フォルクスワーゲン見てみろよって。 大体廉価な大衆向けのエルメスって見たことないでしょ?? でも潰れるどころか大黒字(笑)。どうなってんでしょうね、というお話です。 一方メルマガはアイルランドの銀行による劣後債踏み倒しの話や・・・・・…
今回は「為替相場」について。9月半ば以降の日本の介入、人民元問題等について触れたいと思います。本来はcurrency warと呼ばれるもっと広い問題として捉えるべきですが、今回は部分的な話しにとどめ、大きな話しは数回後にとりあげます。 為替について復習すると、「市場」においては、2つの国の間の「金利」「期待インフレ率」「その他の心理的要因(気分、雰囲気のようなもの)」の違いにより、為替相場の方向が決まります。金利が高いほどその通貨に投資すれば儲かるので、魅力が高まり強くなります。期待インフレ率が低いほどその通貨に投資しても損をしないので、魅力が高まり強くなります。心理的に「大丈夫」「安心」と…
もはや何でこれがG1なんだ、というレース。昔は所謂ステイヤーという分野がきちんと存在していたのだが、今やなんだかわからんちん。 みんなでゆっくり走って行って最後の400メートルでせーの、と勝負する。そりゃーねーぜ、おい、その前の2600メートルはいらねーだろ、というレースです。…
まあ、国が潰れそうなのに、金融機関を救済すると言われても信じられない、とだれしもが思ったと思いますが、目を疑うような内容が出てきました。ある種、金融秩序に対する真っ向勝負ですね。 未来永劫アイルランドに金を貸す奴はいないし、引いてはユーロ全体に金を貸す奴はいなくなるほどの事態とみていいと思います。 詳細はメルマガで取り上げる予定ですが取り急ぎ書きこんでおきます。手短にいいますと・・・…
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