2011/12/12 08:29 | マーケット | コメント(27)
今週のぐっちー 破たんのプロセスとTPP
応援メッセージをたくさん頂いておりまして、感謝の一言しかございません。
ありがとうございます。ピンポイントではあたりませんでしたが、流れは間違いないので、とにかく現金比率を高めることをお勧め致します。
今週のメルマガは今回の欧州首脳会議の結末の分析。 Over Promise, Under Deliver というFTの表現が一番あたっていますね。まさに空手形の連発。市場がどこまで許容するかだけが問題で、カウントダウン状態に変わりはない。しかも2012年の3月にユーロ参加17カ国以外の26カ国を含め財政削減目標を決めて条約とするなんて・・・・・
昨年の4月以来何も実行できていない今のEUにそんなことできますか?
だったらあんな小さなギリシア問題をなんで1年半以上解決できないのか?
算数のできない小学生が数学なら解けるといっているようなもんですね。
あとは実際の破綻するプロセスはこうですよ、ということとヘッジファンドが日本国債を売り崩すって人がいrんですけど、あんたばかか、という話となっております。
アエラ。
こちらはTPPについて書いています。
正直大した問題ではないので(どっちでもいい)賛成反対で議論するのもばかばかしい。
ただ、もう、実情を知らない人は発言するべからず。
アメリカの食品が全部危ないという考え方はそれこそ「危ない」。
ホールフーズやトレーダージョーズに行ったことない奴は発言資格なし、です。
大豆の遺伝子組み換えの表示だとかなんとか行ってますが、たとえば牛乳には成長ホルモンが入っているのか、入っていないのか表示義務がないんですよ、日本は。
いいですか、遺伝子組み換え大豆が直接がんを引き起こしたデータはない。しかし成長ホルモンが乳がんの最大の原因の一つであることは特定されています。たばこと同じですよ。
なのに日本ではその成長ホルモンの表示義務が無い。
これで本当に日本の食品は安全なのですか?
という質問に答えられる人がほとんどいない。だって、放射能測定で何ベクレルのセシウムなんて表示してある野菜なんて売ってないでしょ? アメリカ産野菜ならゼロですよ(笑)。
成長ホルモンは乳がんの原因であることが特定されているので、牛乳に限らずアメリカでは使用表示義務があります。私は日本の牛乳なんて心配で買えませんて。逆にアメリカでは消費者がうるさいので表示しないと訴えられたりする。表示のはっきりしないものは消費者が避けることができる。
つまりどうみても選択肢が広がるだけであって、嫌なら買わなきゃいいんです。売れなきゃあっちから来なくなりますから(笑)。
それでもアメリカの安い農作物だらけになるって?
オレンジ、グレープフルーツの自由化で日本のみかん農家は全部潰れるとすべての新聞が報道していたのを私はよく覚えています。当時の新聞を見てみてください。
みかん農家、無くなりましたか?
つまり消費者に選択肢がある限り嫌なものは排除すればよろしい。
日本のスーパーが束になってもかなわない大資本のカルフール、ウォールマートがイトーヨーカ堂を潰し日本を席巻しましたか?
彼らは10年以上前から自由に参入していますが、一度も成功したことがないではないですか。
日本の消費者の目が厳しく参入できないだけです。韓国では競争力があっても日本ではない。
ハンバーガーもマクドナルト以外成功したことすらない。(因みに日本マクドナルトは日本の会社です)。
まあ、そのあたりをよく考えましょうね、という記事なんですが、このままいくと、あら、ブログの方が詳しくなってしまうとまずいのでこのあたりで(笑)。
いずれにせよ食の安全の基準などといいますが、それらを規制するためのコストを税金で払っているのはみなさんです。日本人の消費者が買わないものは自然に無くなってしまう、というのが資本主義の当たり前の結果です。ですから、カルフールも潰れてしまう。
つまり反対派の人は、日本人の消費者がばかで選択力がないので保護しなければ大変だ、ということと同義のことを言っている訳ですね。
その意味で別にTPPそのものはたいした話ではない。
日本の政治家がアメリカと対等に交渉できるなんて端からだれも期待していない。自由に入れればいい。
後は我々国民が買うのか買わないのか、決めればそれでおわり。
金にならんことをわざわざやるばかはアメリカにはいません(笑)
自動車とか家電とか言ってますけど、製造業全部あわあせても日本のGDPの17%しかない。
因みに自動車の輸出におけるウェートはわずか1.2%。現地生産がとっくに進んでいるんですよ。
円高で輸出企業がだめになると日本が壊滅するとかいってるくせに、TPPは輸出にあまりプラスにならんから反対、とか言ってる学者がたくさんいるんだけど、矛盾もいい加減にせい!
むしろ最大のチャンスを得るのは日本の農業でしょう。
アメリカの消費者は選ぶことを当然の権利と考えています。彼らこそいいものは高くても買うんです。
日本の自動車がそうじゃないですか?
今日本の高品質の野菜やりんごが無関税でアメリカになだれこんでいったら、自動車どころじゃないだろう、とわくわくするんですけどね〜、なんでそう思わないのか、よくわからんですね。
アメリカの畜産業なんてなくなっちゃうんじゃないですかね。安い牛肉がオーストラリアから入ってきて高級な牛肉は日本から入ってくる。むしろ困るのは向こうでしょ(笑)。
要するにみなさん、アメリカ人及びアメリカの市場を知らなさすぎる、と思いますけどね。
では!
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27 comments on “今週のぐっちー 破たんのプロセスとTPP”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
日本がTPPに加盟したら国民皆保険制度や年金制度などのセーフティネットが無くなりますよ。
外人(低賃金労働者)も大量流入して失業率が10%くらいになりますよ。
そうしたらデフレが余計拡大して不景気が長引きますよ。
もし外国企業が相手国の公的なセーフティーネットが自由貿易の妨げだと難癖付けて国際投資紛争解決裁判所に訴えたら、あそこは自由貿易の利益になるかどうかの判断しかしないから、相手国の国情なんて一切無視で企業勝訴のケースが多くなる筈ですよ。
そうしたら、日本の法治は破壊されますよ。
いまのTPPなんてNAFTAや米韓EPAの時と同様に米国有利の八百長ルールに関係国を従わせる為の道具になる筈ですから。
反対派は日本人の消費者がばかで選択力がないから保護すべきだと言ってる訳では無いと思いますよ。
まあ、マスゴミは自由化した方が嘘や捏造の無い記事を書いてくれていいのでしょうけど。
成長ホルモンですか…
牛乳でそんな事意識した事全く無いですね〜
検査を行ってる役所や、法を作ってる政治家を信用できるのか?
はたまた生産者である酪農家を信用できるのか?
安全を求めるって難しい事ですね。
欧州の財政新ルールって2012年3月だったんですね。
とてもじゃないけど、間に合うとは思えない…
それかギリシャのように「自分なりに頑張ったけど、目標達成無理でしたわ〜」「税収が予想以上に落ちたから仕方が無い」と後になって謝ればいいと軽く考えているのか…
世界中が歳出削減しまくっている中で、税収が減らないなんてまず無いと思うのですが…
中国も失速してきましたし。
果たしてこの程度の内容で年明けまでもつのか?
もうどうしようも無いんだから、さっさとドイツとギリシャ抜けてユーロ再編してくれないかな…
ドイツは飛びぬけて強すぎるし、残ってもユーロ内格差が広がる一方だと思う。
同じユーロ圏から搾取してるわけだから、一生相容れない関係なんでは…
ギリシャは国としての形がなっちゃいないので、いったん排除したほうがいいような。
イギリスはユーロに同調しなかった事で、金融のラストリゾートとしての地位を守れますかね〜?
高くてもいいものは買いません。如何にも金融マンのいう事だ。経済的に苦しい状況で高いものを買う人がいますか?景気回復はしてます。富の再分配のお陰でしょう。雇用回復もしているといいますが、それは雇用を諦めてる人を省いて算出します。現在もウォール街デモはありますでしょ?TPPやFTAで搾取するアメリカ経済などを日本人がアホ丸出しでこんな記事を書くのは如何なものか。基軸通貨のドルを必死で守るあんたらに何言われても信用できませんわ。
ドーバーから・・
地中海まで・・
堅固な塹壕線・・
第一次同様・・なかなか突破出来ない・・
我慢比べでしょう・・
紙一枚の差・・鼻先の差・・胸の厚さの違い・・
日常会話の修羅場・・色いろ・・
でもねぇ・・
このような情報は・・
まず・・
寸志とは言え・・有料メルマガ読者に・・まず緊急配信する配慮が・・
必要ではありませんか・・?
白か赤か・・奇数か偶数・・
コツコツ・・チップを貯めてきて・・
一気にレバレッジ的勝負・・
一瞬にして・・信用を無くすんだなぁ・・
書き方があったと思う・・
誰でもユーロが・・破裂すると・・感じている・・
ただ・・
何時か・・分からない・・
恐らく・・目が覚めたら・・崩壊していた・・になるのでしょう・・
突然・・成長ホルモンに・・話題を振り変えられてもねぇ・・・(笑)
結論から言うと、肥料や農薬や飼料が、無関税で安く入ってきてもらっては困る団体があったり、今までのやり方で暴利を得ていた薬剤の関係団体が困ったりするのだと思います。反対している団体をみるとそう思えてきます。消費者の保護でも、国内産業の保護でもなく、あなた方が守りたいのは団体の利権なのではないかと。
そもそもパンアメリカ構想でもなんでもないわけで、何もかもアメリカルールになるわけではなく、日本のほうが優れているサービスは逆に売り込むチャンスと何故に考えないのでしょうか?医療保険だってアメリカは実際に国民が苦しんでいるわけだから、TPPという外圧を利用して、一部日本の仕組みを取り入れたいとオバマが考えているのではないかくらいの想像力は持ちたいものです。
ただ特許や著作権絡みのことを多少心配しております。先願制になったのもつい最近ですし、サブマリン特許問題もありますし、ミッキーマウス保護法とも言われている伸び続ける著作権保護法など、きちんと統一ルールを決めておかないと、国内法を飛び越えて炸裂する爆弾を抱え込むことになるかもしれません。こちらのほうが国内で全く論じられていないのが不思議でなりません。
ぐっちーさんの言うとおりです。日本の美味しいリンゴ、もも、すいか、メロン。早くアメリカで食べられるようになってほしいものです。米も、カリフォルニア米は陸稲では?日本ほどうまくないです。ただ今の唯一の難点は放射能汚染ですね。ベクレル表示して出さないと誰も買いませんでしょう。先日トレーダージョーズのモチアイスには全ての原材料がアメリカ産とでかでかと赤字で書いてありました。放射能汚染を気にする消費者が多いのではと思っています。
金曜にEU首脳会議にて一応の対応策が発表されましたが、
一時的にでももうちょっと反発していい感じがするのですが、
なんだかそんな空気があまり感じられませんね…
非常におっかない感じがします。
ブラック・クリスマスとならない事を祈っています…笑
銃規制は、非関税障壁になりませんかね。
日本で銃が売れないといって訴えるwww
んだなあ、ごもっともですわ。切れ味絶好調、中畑さんでなくて、ぐっちーさんですな。
みんな、なんでそんな簡単なことがわからんで、わーわー騒いでるんだろう。ほんとばっかみたい。
レモンもチェリーもオレンジも、騒いだ後の祭りみたいなもんだったなっス。
輸出にしたって、関税よりも円高の影響が遥かに大きいのにねえ。
貴殿のPV,ファンが高値で買うので、その儲けの分で本編を安くしてくだされ…
贅沢品は高くても売れる、必需品は安く…
自由貿易は目標であって関税自主権を放棄するなんて考えられない、為替は市場に任すしか仕方ないから、通貨統合すれば関税の問題はなくなるでしょうが、ぐっちーさんも言っていたようにFTAでいいじゃないですか、なぜべらぼうに高い関税と補助金で米農家と農協を守らないといけないのか一般国民からは差別に見える、そんな悪弊に成り下がった文化なんか迷惑だ、国民投票が無理なら米と原発を選挙の争点にして決着を早く付けた方がいいと思う、みんなの党を応援するしかない、また小沢は偉そうに消費増税反対と騒いでいるが、もともとマニフェストの財源17兆円なんか無駄を省けばいくらでも出てくる、財源なんかどうにでもなると言っていたのは小沢だ、だったら事業仕分けと政策仕分けでどうにかしろよ、自分が言ったことは棚に上げて、いいかっこしても見苦しいだけだぞ、4億円の出所を棚に上げずに白状しないと何を言っても誰も信用しない。
『俺は金融マンだ!、知らん!』、とか言われそうだけど、TPPのサービスやら、法律縛りやら、は問題ないんですか?
日本の公共投資やら、法律サービスやらに、米国語&米国ルールを強制しそうな気がするんですが、、、
ってまぁ、郵政民営化/サーベラスだかを思い出すと、米国は結局ウォルストリート系の事しか頭に無く、それでも、いつもの如くグダグダになるんですかね、、、
(それを根に持ったアメリカが、日本アングラ潰しをしているような気もするが、それはそれで、戦後の妙な因果が日本から消えてなくなるのでOK?)
アメリカで乗る自動車の大半ってアメリカで製造されたものが多いから関税関係ねぇ!って某サイトで見た。
経済大国の義務でTPP参加は仕方ないって説明はあんまり見たことがないな…。
でも日中韓FTAが決まればTPPの不利な条件で参加せずともいいのでは?とも思う。
まぁ有料メルマガで月840円、無料版の方が情報が濃いと最近思う今日この頃。
日本基準がすべて正しいと言う訳ではないけど、やはり気になる所。
過去の薬害でアメリカでは即刻禁止にした医薬品をを日本では使い続けて
被害者が拡大した経歴もあるしね。
規制緩和がいい方向へ進めばいいけど個人的には情報公開だけは
しっかりして消費者がきちんと選択できる環境を整えてほしい。
高くても高品質の食品・サービスを選ぶ人もいる訳でそれこそアメリカの
超セレブに日本の牛肉や野菜を食わせたら間違いなく売れると思うんだけど・・・。
安いそれなりは中国に作ってもらいバランスとればいいだけ。
違うかな?
ちなみに我が家は都内在住だけど実家が農家で野菜やコメは普段あまり買わないです。
贅沢ですよ旬のうまい野菜は!!
tpp絶対反対!
だって、りんごが高くなってしまう。
例えば円安(たぶんならないと思う)になったら、りんご一個500円なんて事も・・・・
ところで、日本のりんごをアメリカに輸出するとこきは、ポストハーベストは使うのですかね?
>ヘッジファンドが日本国債を売り崩すって人がいrんですけど、あんたばかか、という話となっております。
いやぁ・・・そこら辺の経済評論家やブロガーより、ぐっちー氏に力強く否定してもらえてうれしいですよ。
造詣が深い人にちゃんと教わると、安心感が違います。
ありがとうございます。
かんべえ先生も以前から突っ込んでますけどTPPは自分で調べずネットの怪しげなコピペを見て知ったかぶりして騒いでる人が多すぎますね。
ISDSで日本が銃社会になるとかアメリカの陰謀で国民健康保険がなくなるとか、海外から低賃金労働者が流れ込んで大失業が起こるとか、ちゃんと調べたら有り得ないと分かる事が普通に主張されてて辟易します。
で、そういう人らに限って現実に悪例の多い二国間協議の方を推進したりと中々に意味不明で笑えないと言うか。
何と言うか、日経新聞に騙される人が減った反面、ネットのデマに対しては無防備になってるなぁと思う今日この此頃です。
TPPの是非は別として、誤解がある様なので補足いたします。
牛の成長ホルモンは日本では認可されていないと思います。
<引用>
トリプトファンと同じように、遺伝子組み換え微生物によって量産されている「rBGH」というホルモンがある。
rBGHは「rconbinant Bovine Growth Hormone」の略で、「遺伝子組み換え牛成長ホルモン」となる。別名bSTと呼ばれることもあり、商品名は「ポジラック」である。
これは、アメリカのモンサント社が製造しているもので、遺伝子組み換え牛成長ホルモンとしてアメリカで唯一認められている薬品である。 アメリカの畜産農家の約15%(17000戸)がrBGHを使用しており、全米の牛の約30%が、月2回rGBHを注射されているといわれている。
このrBGHを子牛に注射すると、非常に早く成長するため、飼料の効率がとてもよくなる。また、乳牛に注射すると、通常よりも二週間も長く乳を出すため、1頭からとれるミルクの量が15%から20%も増加する。 しかし、このrBGHにはさまざまな問題点が指摘されている。
<引用終わり>
この問題の成長ホルモンはアメリカがカナダに圧力を掛けて、カナダが怒ったという噂も。
アメリカの牛乳でホルモン剤の表示義務があるのは、ホルモン剤を使用している牛乳が流通しているからに、他なりません。
カーギルやモンサントの実態を日本人は知りませんが、彼らは穀物備蓄を通じて、穀物価格を操作したりと、なかなかアクドイ企業です。
曲がり屋と言えば、東北で馬(読者)を大切にするために馬屋と人家(高みのグッチーさん)が折れ曲がった形でも繋がっている感じですが、曲がった矢だと、絶対にあたりまりせんね。 落ちた矢を拾うと痛かったりして。馬づきのグッチーさんだから、曲がり屋ですよね。 良い馬(有料の読者)は特に大切にしましょうね。
いつも貴重なご意見、拝見させて頂いております。
個人的にはぐっちーさんの意見に近いんですが、一つだけ。
今みたいな東北が地震でダメージを負っている時に、自由貿易でさらに農業等に競争をさせる事が、正しい事なのかどうか分かりません。
地震等の被害から、農家の方々等回復されているんなら、ぐっちーさんの意見に賛同出来るんですが…
その点はぐっちーさん、どう思われていますでしょうか?
震災前なら判りますが、農産物を中心に放射能の影響によるいわゆる日本ブランドは相当厳しいのでわ?
日本では原発問題がありましたが、
輸出を見るに、食料品でも意外とそこまで大きく影響が出ているようにも見えません。
心配している方もいらっしゃいますけど、放射能問題は杞憂では?
日本の農業がGDPに与える影響なんてせいぜい1%程度です。
一方日本の心臓部である小売・卸・サービス業のGDP構成比率は35%。
どっちを狙うかなんて、ちょっと考えればわかりますよね?
※あれ?どっかで読んだことがあります(笑)。
確かにウォルマートやカルフールは失敗してますが、amazonやスターバックスなんて成功していると見ていいでしょう。
私もアメリカの市場を知らなさすぎるのかもしれませんが、あんまりナメ過ぎるのも良くないと思います。
なにしろあの「アメリカ」なんですから。
あと、関税撤廃における税収減も気になります。
外から取れない分、中から取るんですかね?
本気でやりそうで怖いです(苦笑)。
本日知人の中国人と話をした。
セシウムが検出され乳児向け粉ミルクの回収ニュースが中国でも話題になっているとのこと。
中国ではこの手の問題が発生したら、逃げたり責任を負わないことが多いと。今回の商品無償回収について、日本企業の責任ある対応を関心しているらしい。今回のニュースをポジティブに捉えている人も多いらしい。
日本の強みはもっと自覚することで、チャンスが開けるんだろうと思う。
搾取する側だから楽ですね。
アメリカはそんなにバカではないでしょう?
ぐっちー産の言う事は比較的簡単な理屈で、そんな事をアメリカが分からない筈はありません。
自分たちが損をするかも知れないモノを、日本に推し進める訳が無いですよ。
彼等の起死回生となる事は計算済みだからこそヤル気満々なのでしょう。
その昔、ぐっちーさんは野村のリーマン買収を絶賛されてましたが、現在どうしようもないお荷物で完全に失敗と言われてます。
これに続く、シナリオの読み間違いになる様な気がしますが・・
成長ホルモン(GH)が乳がんの原因であるので牛乳に表示が必要というのは大変な誤解です。まずGHはペプチドですので消化されてしまい,胃腸から吸収できません。サプリメント(あるいはドーピング)として使用したいお金持ちやスポーツ選手が山ほどいますが,注射(大変高価)でしか効果が出ません。GHの経口薬があるのなら自分は一番に飛びつきます。
それから発がん,これをいうならインスリンのほうがはるかに危険です。インスリンも同じ成長因子ですが,一生分泌され続けますのでガンの種に水を与えます。成長ホルモンは成長期に多量に分泌され,その後は激減します(といっても少量は必要なので分泌され続けてはいます)。
成長ホルモンはアンチエイジングに必要ですし,インスリンは血糖を正常に保つのに必須です。両刃の剣ですのでどちらも適正にご使用ください(笑)というところです。