プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!
【NEW!】 新メルマガ「奥山真司の戦略論から見た世界」 お申込み開始しました!
世界情勢ブリーフィング バックナンバー 米大統領選直前までの世界の動きを詳細かつ分かりやすく解説しています!
オンラインセミナー JDさん×吉崎達彦さん、安田佐和子さん、峯村健司さん、奥山真司さん。次回の開催もお楽しみに。
オンラインサロン ただいま新規メンバー募集中!
先週の動きです。 7/5(火) ・FBI長官がヒラリー・クリントンの不起訴を決定 ・オバマ大統領がヒラリー・クリントンの応援遊説を開始 ・英国保守当選の第1回投票の結果発表 →テリーザ・メイ内相が1位、アンドレア・レッドソム・エネルギー担当閣外相が2位 ・ルイジアナ州バトンルージュで警察官が黒人男性を射殺 7/6(水) ・ミネソタ州ファルコンハイツで警察官が黒人男性を射殺 ・英国のイラク参戦問題を検証する独立調査委が報告書発表(ロンドン) ・ケリー国務長官がジョージア、ウクライナ、ポーランド訪問(~8日) 7/7(木) ・テキサス州ダラスで黒人射殺の抗議集会の場で警察官5人が射殺される…
[ 2016/07/11 00:00 ] コメント(9)
「米国大統領選の注目点②:州の動向」の続きです。 前回は州の動向について概観しました。今回はどの州の動向を特に注目すべきかについて述べます。 ●フロリダ(29) まず、前回述べたとおり、激戦州のうち特に規模が大きいのはフロリダとオハイオの2州です。 このうちフロリダは、過去6回の選挙戦で3勝3敗というまさしく典型的なスイング・ステート。しかも選挙人数が極めて多く、死活的に重要州と言えます。 ●オハイオ(18) オハイオは、中西部にあり、予備選で先陣を切るアイオワと並んで、人種、所得、産業などの面においてバランスがとれています。「米国の縮図」ともいうべき「米国らしさ」を備えた典型的な…
[ 2016/07/08 00:00 ] コメント(2)
「米国大統領選の注目点①:激戦州」の続きです。 前回は大統領選を見る上でのポイントとして、激戦州の重要性を説明しました。 今回は、まず歴史的に各州がどのような動向をたどってきたのかを押さえたいと思います。…
[ 2016/07/06 00:15 ] コメント(3)
■英独立党党首、辞任を表明(7月4日付ロイター) ボリス・ジョンソンの不出馬に続いて、今度はUKIP党首のナイジェル・ファラージが辞任。「BOREXIT」に続いて「FARAGEXIT」でしょうか・・・もう、本当にどうしようもないですね(笑)。 離脱派が無責任な行動に出る一方、残された議員たちが取り組まなければならないのは、現実的可能性のある離脱の実現。これは大変な難行です。しっかりした議員が一生懸命やらないとうまくいきません。 結果として、まともな感覚をもって残留を主張してきた議員たちができるだけダメージの少ない離脱を目指して一生懸命頑張るという、何とも逆説的な事態になります。 その一…
[ 2016/07/05 00:00 ] コメント(4)
先週の動きです。 6/27(月) ・ロシア、トルコ・エルドアン首相がロシア軍機撃墜事件めぐり謝罪と発表 6/28(火) ・EU首脳会議(ブリュッセル、~29日) ・イスタンブール空港で自爆テロ 6/30(木) ・英国の保守党党首選の候補者締切 →5名が出馬、テリーザ・メイ内相が有力 7月5日に初回の投票、9月9日に党首が発表される予定 ・フィリピン・ドゥテルテ新大統領が就任 ・環太平洋合同演習(リムパック)(ハワイなど、~8月4日) 7/1(金) ・バングラデシュ・ダッカで飲食店襲撃事件 日本人7人を含む20人が死亡 →「イスラム国」が犯行声明 7/2(土) ・豪州総選…
[ 2016/07/04 00:00 ] コメント(5)
■ ジョンソン前ロンドン市長、英保守党党首選への不出馬表明(6月30日付ロイター) 英国の政局、カオスですね。「英国の後悔(REGREXIT)」で述べた展開が現実味を帯びてくるような気もします(苦笑)。 結局、保守党の党首選に出馬したのは、残留派からテリーザ・メイ内相、スティーブン・クラブ雇用・年金相、離脱派からマイケル・ゴーブ司法相、リアム・フォックス元国防相、アンドレア・レッドサム・エネルギー担当閣外相の計5名。 一方、6月26日のスペインの総選挙では、反EU派である急進左派政党ポデモスが前回の議席とほぼ変わらず、伸び悩む結果となりました。 BREXITが、まさにREGREXITと…
[ 2016/07/01 00:00 ] コメント(7)
BREXITの嵐がやまないので簡単にコメントします。 マーケットに対する影響は、少なくともアジアについてはおおむね落ち着いているようです。このへんは今までの記事で書いているとおりですし、ぐっちーさんも詳しく書かれているのでお任せしましょう。まあ、「リーマン級」という表現は明らかにミスリーディングですよね。 問題は混迷を極める英国の政局。 「regret」(後悔)とかけた「REGREXIT」という言葉が飛び交っていますが、離脱派の最大の実力者であり、次期首相の最有力候補といわれるボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、離脱の結果を予測しておらず、衝撃を受けているとの噂。ナイジェル・ファラージU…
[ 2016/06/29 00:00 ] コメント(8)
土曜に無事、インドから帰国しました。2週間の滞在中、ラジャンRBI総裁の退任表明、ニケシュ・アローラの辞任、BREXIT、NSG会合(インドの加盟は認められず)とインドを揺るがすビッグ・イベントが相次ぎ、大変刺激的な出張になりました。 先週の動きです。 6/23(木) ・英国のEU離脱(BREXIT)の是非を問う国民投票 6/26(日) ・ASEAN地域フォーラム(ビエンチャン) ・スペイン再選挙 ●BREXIT 日本との関係では、前の記事で解説したとおり、為替への影響がどこまで続くかという問題はありますが、本来的には実体経済に大きな影響を及ぼすものではありません。 ただ欧州に与え…
[ 2016/06/27 00:00 ] コメント(5)
デリー、それからムンバイにいます。ムンバイは旧称ボンベイ。カルカッタ(現コルカタ)、マドラス(現チェンナイ)と並び、英国の東インド会社の拠点として古くから栄えたところです。 現在はインド経済を支える最大の商業都市であり、経済規模は世界的に見てもトップクラスの水準にあります。特に金融センターとしての地位が高く、インド準備銀行(RBI)をはじめとする有力な国有銀行、金融機関が集まっています。 一方で、映画『スラムドッグ・ミリオネア』(舞台がムンバイ)でも描かれていましたが、スラムの巨大さも世界的規模で、近代的な都市の景観とスラムが同居する、ある意味現代インドの混沌を象徴するところです。 最近…
[ 2016/06/24 09:56 ] コメント(3)
インド出張中ということで、インドに関する本のご紹介です。 パードゥンさんから、女性蔑視などインドの社会文化についてのコメントがありましたが、ご指摘の点を含め、インドの価値観には我々の常識からは理解しがたい部分があります。 こちらは小説ですが、そうしたインドの現実を生々しく描いていた作品です。 ■ 篠田節子 『インドクリスタル』…
[ 2016/06/22 02:41 ] コメント(5)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
経済 ZAP !!
奥山真司の戦略論から見た世界
世界情勢ブリーフィング
永田町ディープスロート
新・CRUのひとり言