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まず、田丸大明神の「目からハム」文庫版、本日発売であります。 たくさんの予約を頂いて文春もびっくりしておりましたが、まだ、お買い求めではないみなさま、是非ご購読を! 内容は保証付き。まあ、私のはじめての「あとがき」でございますので、そちらも是非読んで頂きたいと思っております。よろしくお願い致します。 さて、まだ、ギリシアが何も決められなうちに恐れていた通り市場はイタリアに火をつけてしまいました。 BBCによるとイタリアの全債務はこの金利高で3620億ユーロに膨らみ、追加出資を却下されたためにEFSFに残っている2500億ユーロでは全く足りない状況である、と報道していますね。 既にEC…
今週のメルマガで、 「先週書いたと思うけど、このイタリア国債急落の最中に、イタリアはつぶれんだろう、と言ってしこたま買っている金融機関が複数あるぜよ」 と書いたら、そんなこと今まで書いたことないぞ!! と多数の読者に怒られました。 どっかの講演会でしゃべっていて、書いた気になっていたみたいです。もう、ニワトリ真っ青です。 先ほど緊急配信でお詫びをかねまして、イタリア国債に関する危機の本質、という原稿をあげましたのでお待ち下さい。余計な心配をおかけして申し訳ありませんでした。 え、どこだ、それって?? それはさすがにお答えできないんですが(笑)、メルマガを読んで頂くと大体推測でき…
今回は、先月27日に公表された日銀の展望レポートを取り上げます。このコーナーで展望レポートを紹介するのも、もう5回目でしょうか。このレポートは、年2回、4月末と10月末に公表される日銀の最も重要なレポートで、先々の経済や物価の見通しと、金融政策運営の基本方針が語られます。また、具体的な数字の形で実質経済成長率および物価上昇率の見通しも示されるので、その点では分かりやすい内容です。 このレポートは、まず「もっとも蓋然性が高いとみられる見通し」を示し、次に「それは外れるかもしれない。外れるとすればどのような要因によるものか」という見通しの不確実性を示し、そして最後に金融政策運営方針を示すという構…
メルマガでの先週の失業率分析のための関連グラフを二つ貼っておきましょう。 こちらの読者のみなさまには見慣れたものですが、これを見ているとアメリカもこれはいよいよ覚悟を決める時なんでしょうかね。 次ページのグラフでは参加率などその他の数字もわかるようになっていますが、「みみずの横ばい」のような様子で何も根本的に変わっていないことがよくわかります。 今日のメルマガではアメリカ失業分析のほかに、ギリシア危機収拾の方法、これからの影響、などについて、そして「OWS」に関連してアメリカの貧困率の上昇が半端ない、ということを解説しております。 こんな経験(=中産階級がどんどん没落していく)はアメリカは…
この美女、誰だかわかります? 複数の信頼すべき欧州筋によりますと、最終的に与党議員がまとまって信任投票したのは彼女のせいだそうです。彼女が賛成に回ったために少なくとも20人は引きずられたと・・・・ これがギリシアだ!! わかたっかい!(笑) 動画はこちら http://www.bloomberg.com/video/79550304/ 因みに彼女は立派な国会議員で、EVA KAILIさん 、元ニュースキャスターとしても有名ですが、彼女に 「賛成してよね〜ん♪」 なんて言われて転んだ奴が多数いる、という話。 でも本当だ、っていうからすごいわ、やっぱり。 ではおまけ。 アテネで…
えー、土曜朝早くて申し訳ないです。 是非見てやって下さい。 後ほどブログでも見られるようには致しますが、まあ、是非。 http://www.bs11.jp/news/1349/ フィードバックもお待ちしております! 今日はどっと疲れが出てきまして、野球見て寝るか、と言う感じであります。 いつまでギリシアと付き合わなきゃいけないんでしょうかね、早く倒産しろ、という方も私の周りには多数おられるのですが、短気は禁物でしょう。本当に止まらなくなっちゃったらたいへんですものね。 え、石井さんって書きました、私!? もうだめっすね。石井君という友人が何人かいるもので・・・・ 石川さん、でした…
日本の借金はすべて日本国内で賄っており、G20のどの国からも1銭たりとも借りていない。 それどころか300兆円に及ぶ対外純資産を保有している。 国の税金をどうするかは、外国に約束することではなく、国民が決定すればいいことである。 彼らから借金をしていて、返済が心配されるならまだしも、1銭も借りていない相手になぜ、国内の増税を公約として出す必要があるのか? 全くもって理解ができない。アホすぎて、もうやってられん。 ばかもここまで来ると立派なもんかもしれん。 消費税を上げる前に、対外純資産300兆円を全部引き上げて国内に回してくれ。 困るのは君たち、G20の国、特に欧州だろう。 日本…
MFグローバルについてはやはり想像通り、顧客勘定を使い込んでいた形跡が見つかってきたようです。 まあ、この種の倒産は通常そうなんです。背に腹は変えられない、と言う訳ですね。 今回もそうなんですが、ぐっちーのいう事は極端すぎる、とよく非難されます。 顧客勘定は完全に分離されることに法律で決まっていて、検査だって入っているんだからそんな筈はないではないか。騒ぎを大きくして読者を増やすな、とよく怒られる(笑)。 リーマンショックの時も国債の決済は確実にフェールする、と書いたら銀行はきちんとマニュアルを持っていてその通りにやるのでフェールなんて起こる筈がない、第一DVPだし、と読者の方に怒られま…
えー、田丸先生の「目からハム」、御蔭さまで予約大好調でございます。 引き続き是非よろしくお願い申し上げます。アマゾンの在庫は大分多めに取ってあるのですが、結構厳しいかもしれません。是非お早目のご予約を!! →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ さて、ギリシア。 予想通りです。今週の私のメルマガから一部抜粋しておきます。 引用 そしてギリシア。 これも緊急配信で問題を指摘しましたが、2020年までの財政緊縮削減(G DPの120%)が援助の前提になっていますが、案の定既に史上最大のデモ が発生、大混乱をしています。 ギリシア国民はこれ以上の緊縮はNO! 一方ドイツ国…
えー、思えば不思議なご縁でございます。 シモネッタ、田丸公美子。 元はといえばぐっちーは故米原万理さんにロシア関係のお仕事で大変お世話になり、もちろんあの切れ味の鋭い名文の大ファンだった訳です。その米原さんから 「あんたねー、田丸の本も読まなきゃだめよ、下ネタばっかだけどさ、きゃははは!」 と、ご紹介され手に取った田丸先生の著作。 ブッとびました、マジで。 そして、2008年、遂に衝撃の書、「目からハム」が世に出ることになります。 その後私がすぐこのブログで取り上げた所、突如売り上げが急増!! 何が起きた!! と調べてみたら・・・・こちらの読者の皆様のご購入であることが判明。…
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