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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2013/01/21 05:01  | マーケット |  コメント(14)

今週のぐっちー BS11から


さて、本日は49ers VS Falcons の大一番。

NFC チャンピオンはこれで決定。勝てばスーパーボールであります!

結果を言ってしまうと怒る人が大変多いので、内緒です(笑)。
あとで自分で見てね!

・・・ということで、すでにファルコンズのチア、大石さんはご紹介してしまいましたので、今日は昨年までこのサンフランシスコ49ers チアだった佐竹美帆さんで行きましょう。ちなみにシーガルズ、フライトクルーときて、このチームはその名も

ゴールドラッシュ!!

ときたもんだよ。

どうよ、岡ちゃん、ゴージャスだろ!!

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まずは本日・明日のBS11 インサイドアウトはぐっちーによるオバマ大統領大解剖!!

という特集です。

今日は先日アメリカで取材してきた様々なインタビューのご披露、明日は演説の分析となりまして、いつもの経済ネタではないので、私にとっては新たなチャレンジであります。

まあ、アメリカについてはそうそう負けないだけのコネと知識がありますので、その辺の報道記者とはレベルの違うお話くらいお届けできる自負はございますのでぜひご覧ください!

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今週のメルマガは

いつものアメリカ経済分析・・・住宅市場 と

アルジェリアテロ事件の背景

との二本立て。

商社マンであり、エネルギー化学プラント部にいたぐっちーとしては日揮(JGC)と聞くと他人事ではありませんし、アルジェリアは大変なじみの深い場所です。
例によってぼけた報道が多いので、根本的な部分での解説をさせてもらいました。これを読むと今回の事件はよくわかりますし、日本の商社マンやこういうプラントマンが海外でリスクに晒されているのはそれこそ何十年状況は変わっていません。

にも関わらず、相変わらず何かあると米軍のお世話になるしかない日本人の状況ってのはどうなんでしょううね、という感じが正直します。日本政府はそれこそ何もしてくれませんので、我々商社マンは自己防衛するしかない、というのが30年間変わらない、というのもどうかと思います。そういうことを改めて感じさせた事件でした。
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アエラではずばり

安倍首相の経済政策は何が間違っているのか

を指摘。読んで頂ければすぐわかる話です。
これについては2月のセミナーでも詳細を触れるつもりですが、これだけでも十分わかって頂けるのではないでしょうか。
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いつもの連載に加え、BS11、2月出版予定の東洋経済さんの本の校了などなど、仕事が重なりまくり、まじ死にそうです・・・・明日は朝1時からオバマ大統領の演説も聞かなきゃいけないしね、寝る時間なしですが、まあ、仕事を頂いているうちが華、というお話もありますんで、是非頑張りたいと思います!

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14 comments on “今週のぐっちー BS11から
  1. fun より
    お宝

    ポケットから次々とお宝写真が出てきます。グッチもなかなかなもんだなあ。

    小出しでいいから、もっと出してよ。お願いしまっす。

  2. 岡ちゃん より
    ゴージャスっすね

    ぐっちーさんから頂いたシーガルスのサイン入りカレンダーですが、居間に貼ろうとしたら、嫁にマジギレされました。

    ので、自分の部屋に掲示させていただいております。

    いつも応援されているようで、癒されます。

  3. パードゥン より
    イザヤ ペン 出さん 2

     日本人は、水も空気も、そして安全も無料という、以前のグッチの話題が不幸な形で再びですね。 

     正確には、無料ではなくて、水であれば広大な市街化調整区域で森を残したり、下水設備投資で川を綺麗にする等の投資の結果として綺麗な水が無料になり、廃棄ガス規制をする事で良い空気が無料なのです。 中国は4000年に渡り、森を薪にしてお金にし黄砂と化し、工場廃棄ガスをだして良い空気をお金にしてしまっているという事なので、投資というかお金はかかっているのですけどね。 日本での工場立地が高くつくといって、タイにいって洪水にあったホンダは、遅れて成長した御蔭で日本の治水公共事業投資にタダ乗りしていた事を忘れていましたね。 

     日本国内の安全は、小泉改革でダメージを受けたとはいえ中流層健在で、”衣食足りて礼節を知る”人が多い事によるわけで、海外は宗教問題の根っこには貧困問題がありますよね。 終身雇用と2000円程度とはいえ2%程度のインフレを支えられる待遇にお金を使っていた訳で別に安全が無料だった訳ではないと思います。

     さて、海外における安全確保は困りましたね。 外務省はワイン・ソムリエを育てるのにお金を使いすぎたのか、軍隊によらない安全確保の施策が駄目でしたね。
    アメリカの銃問題もそうですが、日本は日本なりの海外安全確保のアイデアを実行しないとだめですね。 まずは明治以来、戦争に負けても、政権交代おきても変化のない、外務省の大変革が必要ですね。 大蔵省でさえ、既に変革されました。

     首相直轄の国際庁で外国問題を扱い、今の外務省は総務省の外国局としてパスポートの管理や海外での日本文化紹介や在留の日本人保護など国民目線での地道なサービス仕事をすべきですね。 

     

  4. ぽよんぽよん より
    仕事サボってみる価値あり

    NFCもAFCも仕事サボってみる価値ありですね

    これは2週間後も楽しみだ

    北アフリカ、中東、中国ともにおっかない状況だけど、同じ緊張感でもスポーツ中継は圧倒的に気分がいいですね。

  5. 通りすがり より
    ぐっちーさんの凄さ

    ぐっちーさんのブログを読み始めた頃、解らない事が多すぎて「ふ~ん」っと読み飛ばしていた事が多かったので、先日から再読。

    2005年の段階で、既に欧州危機を予言し、ポスコと関わる鋼鉄株に疑問を感じてる・・・*゚・:。ワァ(・∀・)オ。・:゚*・・・凄いの一言。

    今日のBS11は正座して、見せて頂きます!(・∀・;)

  6. st より
    タダで手に入るものは無い

    学生時代、お中元で貰ったものを贅沢に飲み食いしていたら、父に「お中元はタダで貰っていると思っているんだろうが、全部金が掛かっているんだぞ、この世の中でタダで手に入るものはほとんどない、贅沢したいのなら自分で稼いだ金で贅沢しろ」と、バードゥンさんの言われる通りだなあと思いますね。  

  7. たか より
    ガソリン 最高値まであと少し

    ガソリン150円になりましたね。

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014865041000.html

    100円/ドルになれば、最高値更新もあります。

    再び、電気料金を上げるのは時間の問題で、
    「こんなはずじゃなかった・・・。」
    と気づき始めるのでしょう。

  8. sissi より
    邦人の救出に関して

    日本政府の対応の遅さと貧弱さに、いつも唇を噛む思いです。
    SRIICの小川和久氏のご意見を拝借させていただきます。
    以下

    アルジェリアで起きた天然ガスプラントでの人質事件は、アルジェリア軍の人質解放作戦の中で日本人を含む多数の人質が犠牲になるなど、世界的なテロとの戦いのみならず、今後の新興国における日本の経済活動の前途にも暗い影を投げかけるものとなりました。

     人質となった外国人は日本、米国、英国、ノルウェーなど13カ国以上になりますが、同じように拘束されたと言っても、各国政府の対応には大きな差がありました。特に、先進国の中で日本の立ち後れがひときわ目立っていたことは、国民を挙げて銘記すべきでしょう。

     1月20日付けの毎日新聞朝刊に詳述されていますが、自国民の保護のために各国は次のようなアクションを起こしました。

    米国:18日に米アフリカ軍(司令部・ドイツ)のC130輸送機をイナメナスに派遣、人質の避難や治療に当たった。輸送機は医療チームと医療機器、薬品を搭載、解放された人質9人を乗せてドイツに向かう。

    英国:18日に自国民保護のための特殊チームを現地から160キロ地点に派遣。チームには、外務省、警察、赤十字職員、対外諜報機関(MI6)要員が含まれるという。陸軍特殊空挺連隊(SAS)もキプロスに進出。

    ノルウェー:軍特殊部隊の医療班をC130輸送機でシチリア島に前進させた。

     保護する対象の自国民が現地に残っていないとするフランスこそ、航空機の派遣などをしませんでしたが、主な国は国民の保護のために上記のような行動を起こしたのです。

     日本はと言えば、安倍首相の「あらゆる手段で正確な情報収集を行い、邦人の無事の確認、救出に全力を尽くしてほしい」との指示のもと、現地の日本大使館幹部がアルジェリア軍側に接触したものの、「正確な事態把握には時間がかかる」(官邸関係者)という状態が続きました。

     結論から申し上げましょう。政府は20日の段階で政府専用機の派遣を打ち出しましたが、日本だって、その気になれば現地に投入できる航空機はありますし、チャーター機を使うことも難しくはない。戦乱や大災害に備えている国際緊急援助隊などを中心に編成すれば、少なくとも英国、ノルウェーのチームぐらいの能力を投入することはできたのです。

     海上保安庁が2機持っているガルフストリーム5は航続距離1万3000キロ。現地までノンストップで飛行可能です。航空自衛隊が5機持っているガルフストリーム4(U4多用途支援機)は航続距離6575キロ。これも途中で1回給油すれば現地入りできます。

     いずれも15〜19座席。航空会社のフライトスケジュールに関係なく移動でき、Uターンやルート変更も自在なだけではありません。機内で会議や資料作成を行ない、首相官邸や関係国政府との連絡や情報収集も可能になるのです。

     こうした政府の小型機が投入できないときは、素早く民間機をチャーターすれば良いのです。上記の機種を組み合わせて使うのも常識でしょう。

     それができなかったのは、官邸にいる官僚群が危機管理に無知で、どうすれば良いのかも、どこに使える航空機があるのかさえわからない状態が、今回もまた繰り返された結果です。

     在外邦人の保護については、日本国民が忘れてはならない出来事がありました。それもわずか2年前のことです。

     2011年2月の「アラブの春」に伴うリビア動乱のとき、中国は1週間あまりで4万2600人、韓国は数日で1400人の自国民を脱出させました。民間の航空機や船舶、車両をチャーターしただけではありません。空軍の輸送機や海軍の艦船まで動員したのです。

     日本だけが、わずか23人の在留邦人の救出を行わず、首相官邸では政府専用機を派遣するかどうかの議論に時間が空費されていったのです。

     今回の悲劇を受けて、今後の日本の危機管理能力向上について期待が持てるのは、安倍首相が迅速に行動したことでしょう。安倍首相が陣頭指揮してもなお、列国と比べて見劣りのする対応となったのは、体制が整っていなかった結果です。

     一日も早く、安倍首相が持論の日本版NSC(国家安全保障会議)という国家の司令塔を設置し、過去の愚行が繰り返されないようにしてもらいたいと願っています。

    (小川和久)

  9. ペルドン より
    今週のメルマガ

    アルジェ・マリ・レポート・・
    秀逸・・
    まだ・・
    掴んでいる・・秘密情報・・流していない・・気配・・

    まぁ・・いいかぁ・・
    780円で・・
    全部出せ・・というのも・・虫が良すぎる・・気が引ける・・

    日本政府・・
    当てにならない・・これは確か・・
    企業・・
    民間護衛部隊・・傭兵雇用・・真剣に・・考慮する時期か・!?
    日本政府も・・
    その方が・・都合良いのでは・??

    そういった・・現地・・法人責任者・・
    簡単に言えば・・諜報員の役目・・兼務になる・・
    簡単に言えば・・責任者は・・そのまま・・諜報員が務まらねばならない・・

    友人の丸紅マン・・
    その手のヤリ手だつたが・・最後の交渉に・・失敗した・・
    相手は前立腺癌・・
    最後に・・友人一人一人に・・さり気なく・・別れを告げ・・廻った・・
    しかし・・
    ぼくには来なかった・・一人の女性挟んで・・ベッドインする仲ではなかったが・・以心伝心出来る仲だった・・
    交渉の秘訣・・垣間見せたのだろう・・

    米政府発表・・
    あんな風に・・恐竜も・・追い詰められ・・退治され・・
    マンモスの群れは・・胃袋に・・消えたのだろう・・
    また・・アメリカのモンローウオーク・・見て歩こう・・
    だが・・
    好ましい発表ばかりじゃない・・
    正月前・・
    やや肥満とされた層は・・好ましいとされる層よりも・・五%生存率が高い・・
    つまり・・
    太目こそ・・健康の象徴なのだ・・

    この発表・・更に五キロ減量目標を・・真珠湾の様に・・遅い・・
    抵抗を突破され・・五キロ・・正月に太った・・
    どうしてくれる・・・!!!

  10. min より
    横暴なる橋下市長

    小川和久さんのコメントはとても参考になりました。日本政府の危機管理がいかになっていないかが、よく分かりました。

    話は変わりますが、大阪の桜宮高校の事案について、橋下市長の横暴極まる対応にムカ腹が立ちます。受験生や生徒、父兄達の気持ちが全く分かっていません。体罰を行った指導者は問題外ですが、市長がそこまでやる正当性があるのだろうか?
    しかも言うことを聞かなかったら予算を付けないだとか、文句があれば選挙で落とせばいいとか、何勘違いしてんだお前さん。生徒や受験生に選挙権があればきっと落とすさ。問題のある教育委員会とか指導者の頭を変えればいい話でないか。これでは田中真紀子よりタチが悪い。付け上がっているとしか思えませんし、今回の対応は、断じて容認できない。頭を冷やせ。

  11. すず より
    民間機はお金を積まれても危険地帯には飛ばない

    1985年、サダム・フセインは「3月19日20時以降イラン領空を通過する航空機の安全は保障しない」と宣言。
    各国が自国民を次々と避難させる中、日本は憲法9条の呪いによって自衛隊機も出せない、(当時は)政府専用機も無い。JALやANA等の民間企業に依頼したが拒否。他国の航空会社に依頼したがどこも自国民優先で拒否。
    もうすぐ予告期限が来るというときに、日本と縁の深いトルコがチャーター機を飛ばしてくれて無事脱出に成功。
    この辺りの詳しい経緯は各自検索していただくとして、日本は9条の呪いがあるかぎり国外で危機に陥った自国民を救う手段すらありません。
    傭兵部隊?ブラックウォーターにでも警備を依頼しますか?
    それも9条の呪いがかかりそうな気がしますね。
    自国民すら守れぬ憲法を「平和憲法」とかよく言えたものだと思います。

    原油高はですねえ。
    シェールガスがぐっちーさんの仰るように有望ならば安くなるはずなんですけれども。
    動きが見えないところを見るとエネルギー業界的にはさほど脅威に思われていないのではないかな、と。

  12. saitama.mm より
    BS11感想

    BS11を視聴しました。日本のマスコミが伝えない(あるいは誤報している)ことが分かり、グッチーさんの真摯な取材に感服しました。
    特に驚いたことは、富裕層のなかに、億単位ともいわれる個人献金をしたり格差拡大に危機意識をもったりする人々が少なくないという事実です。選挙互助会政党や政党助成金(税金)にたよる国営政党に、爪の垢を煎じて飲ませてと思いました。
    明日の解説も楽しみにしております。

  13. blue sky より
    BS11拝見しました

    BS11のアメリカの現実を垣間見えるレポート、大変面白く拝見しました!
    ご苦労続きだったのですね。。。

    印象的なのは学生が、しっかり自分の意見を持っていること。
    大学に入るまでの教育制度に拠ってくるのでしょうか。
    国の成り立ちの違いも大きいのでしょうね。

    拝見後、オバマ大統領就任演説を聴いたのですが、演説内容にリアリティを感じながら聴きました。
    同時に、先の衆議院選挙を振り返りもしました。
    レポートで登場した人々の政治に対する凄みにも似た意識が有権者側にも問われているな、
    と改めて思いました。
    今夜の第二夜も、楽しみにしています!

  14. 只野主任 より
    横暴とも妥協とも非難される橋下市長

    公立高校なので行政の長として妥協とも非難されていますが、今までの日本中の首長で初めて機能したともいえるでしょう。まさか教育委員会幹部から自らの怠慢を棚にあげ、中途半端に普通科にしたくらいで改革できるのかという居直り発言がでるとは驚きです。やはり教育委員会、日教組、文教族から橋下さんに変えていってもらいたい。しかし肝心の生徒と父兄の気持ちがminさんや報道のとうりだとすると大阪だからとは言いませんがその方が事件より衝撃的になってしまい、かえって市長のように妥協せず生徒も含めて体育科を復活させず完全に廃止し普通科に転科、私立の体育関係に受験・転校の道を開いたほうが良いのではと思ってしまいます。テレビに映る生徒と父兄を見ると市長の言う通りやはり異常な組織の雰囲気で、自らが愛情の鉄拳制裁で育ったと思っていた元ラガーマン市長でさえそう思うのも無理はありません。

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