2025/09/14 16:30 | 先週のマーケット | コメント(0)
先週のマーケット(9月8日~12日)
先週、米国株式市場では、一部のAI関連銘柄主導でS&P500やナスダックが史上最高値を連日更新しました。特に米8月のCPIにおいて、インフレ懸念が後退していることを確認すると、翌週に控えたFOMCでの利下げ観測が強まり、株式市場を押し上げました。また、ダウも11日(木)に初めて4万6000ドル台に乗せています。
【S&P500騰落率(1週間)】
国内株式においても、一部のAI関連銘柄が日経平均株価を押し上げる形で連日過去最高値を更新する展開は米国株と同じ。7日(日)に石破首相が自民党総裁辞任の意向を示したことで、新政権が財政出動を余儀なくされるとの思惑から円安が進み、新政権に対する期待も相まって株高を演出しました。ただ、ソフトバンクやアドバンテストなど一部のAI関連銘柄への極端な一極集中が進む水面下で、上値が重くなっている銘柄が多くなっており、一極集中の解消とともに全体相場も調整を余儀なくされる可能性には注意が必要です。
それでは最後に、先週の全体のマーケット。
●東証の定点観測(日経平均株価終値 前日比 プライム売買代金)
●先週の米国経済統計(結果)
先週(9月8日~12日)の統計振り返り

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