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お見舞いのコメントを下さった皆様、どうもありがとうございます。おかげさまで、だいぶ回復しました。ということで、ニューハンプシャーの結果の解説です。 ■New Hampshire Primary Results(NYタイムズ) 多少混迷してきたところはありますが、大まかな流れは「序盤戦のポイント」で指摘した想定の範囲内です。まず共和党からみてみましょう。 ●ドナルド・トランプの初勝利(1位) これは予想通りでした。特筆すべきは35.3%という高い数字、そして無党派層を含め幅広い層から支持を得ている点です。 トランプの場合、1位になることは当然で、問題は、どれだけ差をつけて勝つことができ…
[ 2016/02/12 00:00 ] コメント(7)
週末から体調を崩しています。ここまで長引くことはめったにないので、ちょっと気分が滅入りますね(苦笑)。 ニューハンプシャーは非常に面白い結果でした。おおむね想定の範囲内の展開でしたが、しかし混迷が深まった感はあります。特に共和党はどういう方向に行くのか(もともと予測困難でしたが)ちょっと分からなくなりましたね。 もっとも、重要なのは、選挙の具体的な結果予測より思考の枠組みであって、どういった視角をもってどこに注目すべきか、という点にあります。特に、一州の結果自体にとらわれるのではなく、それがどういう意味をもっていて、選挙戦の全体的な流れの中でどんな影響を与えるのかを見ることが大事です。 …
[ 2016/02/11 00:00 ] コメント(5)
本日、ニューハンプシャー予備選挙が行われます。アイオワ後の展開ですが、予想通りの経過をたどっていますね。 ●ドナルド・トランプの失速 まず共和党です。アイオワでの敗北後、トランプの支持率は急落し、33.7%から31.6%まで落ちてきました。 何度も述べているとおり、トランプのような勢い任せのアウトサイダー・タイプは一度崩れるともろいです。トランプの気性も考慮すれば、ニューハンプシャーで敗北すれば早々に撤退する可能性は十分にあります。 しかし、私は、ニューハンプシャーの時点では、まだトランプは粘る可能性があるとみています。理由は二つ。まず、ニューハンプシャーはアイオワと違って党員集会では…
[ 2016/02/09 00:00 ] コメント(13)
最近はすっかり大統領選ブログになってしまいましたが(笑)、まずは先週のおさらいです。 1/31(日) ・ダマスカスで爆弾テロ →「イスラム国」が犯行声明 2/1(月) ・米大統領予備選挙・アイオワ州党員集会 ・ミャンマー新国会招集 ・仏・キューバ首脳会談(パリ) 2/3(水) ・シリア和平協議の中断(ジュネーブ) 2/4(木) ・米大統領選・民主党候補者テレビ討論会(ニューハンプシャー州) ・TPP署名式(オークランド) 2/6(土) ・米大統領選・共和党候補者テレビ討論会(ニューハンプシャー州) ・アフガン和平4か国会合(イスラマバード) ・台湾・高雄市で地震 2/7(日) ・…
[ 2016/02/08 00:00 ] コメント(0)
■Iowa Caucus Results(NYタイムズ) ●トランプの失速 アイオワ党員集会ですが、予想どおりの結末でした。まず共和党について。ドナルド・トランプが実際の選挙に入れば失速することは、直前の記事などで指摘していました。 トランプにとっては次のニューハンプシャーが極めて重要です。ここで負ければ早々に撤退という可能性も十分にあり得ます。 もっともニューハンプシャーは、アイオワと異なり党員集会ではありませんから、アイオワよりもチャンスがあるといえます。また、ニューハンプシャーの判官贔屓も追い風になる可能性があります。 ●クルーズの勝利 テッド・クルーズの支持基盤である宗教…
[ 2016/02/03 00:27 ] コメント(12)
アイオワの党員集会がとうとう始まりますね。現地時間1日午後7時=日本時間2日午前10時から集計が開始されるので、今晩には結果が分かるでしょうか。 さて、序盤戦の見通しについては、「序盤戦のポイント」で述べたとおりですが、今回は、スーパー・チューズデーの導入後の序盤戦の歴史を振り返ってみましょう。 ちなみに、スーパー・チューズデーが導入されたのは1988年です(用語自体は1974年からあったと言われる)。背景にあったのは、民意の適切な反映の要請です。 すなわち、アイオワ、ニューハンプシャーといった中部・北部の州から選挙戦がスタートすると、これらの州で勝利した候補が圧倒的に有利になり、結果と…
[ 2016/02/02 00:00 ] コメント(7)
先週の動きのおさらいです。 1/24(日) ・ポルトガル大統領選挙 →中道右派の社会民主党元党首レベロデソウザ氏が当選 ・ケリー国務長官がラオス訪問(~25日) →2月予定の米・ASEAN首脳会議の地ならし →ラオスが南シナ海問題でASEAN重視の姿勢みせる ・宜野湾市長選挙 →現職の佐喜真淳氏が再選 1/25(月) ・ロウハニ・イラン大統領がイタリア、バチカン、フランス訪問(~29日) →イラン大統領の欧州訪問はハタミ大統領(99年)以来 →ローマ法王とも会談 →フランスではエアバス機118機を購入するなど大型契約を締結 ・米大統領選・民主党候補者タウンホールミーティング(…
[ 2016/02/01 00:05 ] コメント(5)
序盤州である4州(アイオワ、ニューハンプシャー、ネバダ、サウスカロライナ)について、前回は共和党の選挙戦を説明しました。今回は民主党です。 民主党は、順当にいけば、ヒラリー・クリントンの圧勝です。ところが今本命のヒラリーを破竹の勢いで脅かしているのが、「民主的社会主義者(democratic socialist)」バーニー・サンダースです。 サンダースは、最低賃金引き上げ、ウォールストリート批判、オバマケアよりラディカルな医療保険改革など極端に左翼的なリベラル政策を打ち出し、ある種のムーブメントを作り出しています。 その勢いは本来ヒラリーの支持に対抗できるレベルのものではありません。しか…
[ 2016/01/28 01:03 ] コメント(4)
前回は、一般的・歴史的な視点から、序盤州である4州(アイオワ、ニューハンプシャー、ネバダ、サウスカロライナ)の見所について述べました。今回は、前回述べたポイントを踏まえて、今回の選挙戦をどう見るかについて述べます。 まずは共和党です。これまで述べてきたとおり、アイオワは、ドナルド・トランプ対テッド・クルーズの一騎打ちの様相を呈しています。 クルーズは、現在の有力な共和党候補者の中で最も右寄りの保守主義者であり、宗教右派とティー・パーティーからの支持を受けている人物です。クルーズの父親は牧師(preacher)で、本人も牧師の説教を思わせるような、危機をあおるような独特のスピーチを得意にして…
[ 2016/01/27 00:00 ] コメント(9)
いよいよ2月1日から米大統領予備選がスタートします。候補者の状況についてはこれまで述べてきたところであり(「米国」カテゴリー参照)、最近もドナルド・トランプとテッド・クルーズの激突、サラ・ペイリンのトランプ支持、バーニー・サンダース旋風など色々な出来事が起きています。 しかし、ここではあえて日々のニュースから離れて、まずは一般的・歴史的な観点から、どういった点に注目すべきか整理してみましょう。まず、予備選の展開を予測する上で死活的に重要なのは選挙日程です。 選挙戦は2月1日に始まり6月14日に終わりますが、最も重要なのは序盤戦、すなわち3月1日の「スーパー・チューズデー」までの1か月間です…
[ 2016/01/26 00:00 ] コメント(1)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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