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さて、ちと急いで書いてしまったのでわかりにくい・・・とのお叱りを受けてしまいました。 熟読玩味してポイントを列挙します(東京時間 20時52分現在)。 これも走り書きにて後ほど誤字脱字など改めます。 1.銀行の自己資本 結局、確実に決まったっことは欧州の銀行の自己資本を9%にするということだけ。 ただし、原資はまず個人から(市場から)集め、そのあと当時国、もしそれでも足りなくて、それまでのプロセスが適正であればドイツが補助しても良い、という内容になっています。 しかしですよ、この期に及んで誰が、どの投資家が欧州の銀行の劣後債券(もちろん株式でもいい)に投資をするのか、と言う問題が未解決…
本日緊急配信のメルマガを出しておきました。 先週、あまりにも書くことが多かったためアメリカにほとんど触れられなかったのでそれを補完しようとしたのですが、結局ユーロの文句を半分位書いてしまった(笑)。 だってさ、26日には結論を出すって、大の大人達が、しかもユーロの蔵相連中が約束したんだよ。 それをいくら現地時間だからって夜の7時から(日本時間では日付が変わってしまっている・・・)始めるってどういう態度だよ。 普通の大人なら朝からやれって。その日付なんてどうでもいい日本に金をむしりに着ているギリシアのおっさんもいい度胸してるよね、全く(笑)。で、悪い時こそチャンスだ、儲けのチャンスだって!…
今回は1か月以上前の旧聞になりますが、日債銀事件で当時の経営陣の無罪が確定した件について。今回無罪が確定した方のうち1人と面識があるため、ずっと心配してきました。そして今回の決着にほっとしているというのが、正直な気持ちです。 本件は1998年に経営破たんし、その処理に大規模な公的資金が投入された日債銀の経営陣に対し、刑事責任が追及されてきたもので、逮捕から12年を経て、検察が上告を断念し、無罪が確定した構図です。…
先日はわざと随分乱暴に書いたのですが、昨日の日経も笑ってしまいましたね。 まず、国語の勉強から始めましょう。 明日のメルマガ原稿より一部抜粋します。宣伝ですけど(笑)。 日経によると 円最高値更新、円高長期化の見通し・・・ そうですか、はいはい。 ・・・円高ドル安に流れやすい構造的な理由があるからだ。 ほほう、なるほど。 ひとつは世界的リスク回避の動きで、欧州債務危機で新興国から投資資金を引き上げる動きが加速。相対的に安全とみられやすい円が逃避通貨として買われている・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この記者、国語のテス…
正直さ、こいつらもう終わってない?? 書いてる奴らはなんか自分達でおかしい、とかやになっちゃったりしないのかな? 日本経済新聞は円高で日本が壊滅すると散々書いてきている訳よ。 一方で韓国はウォン安で破綻するリスクがあるので日銀がまたまたスワップラインを結んでサポートすると平気で書いてある。 私が散々書いてきている通りだ。実際韓国はいつ破綻してもおかしくない。 あれだけがんばっていてもサムソンとかわずかな企業だけで輸出している訳だから当然なんだが たった3000億ドルの外貨準備しかないのだ。(すでに散々通貨防衛をしているのでもっと減ってるだろうな) サムソンが日本企業より優れているとか本…
えー、5年ぶり位に鹿児島へ向かいます。 できれば新幹線に乗りたかったのですが、時間が許さず、飛行機で行くことになりました。 鹿児島はその場所がどうこう、というよりさすがに明治維新を起こしただけあって人、つまり人間がとてもおもしろい所です。 かんべえ先生のご紹介にもあった白水館の社長、などまさに「大物感漂う感じ」であります。 所が実際はその奥様がもっとすごい、というお話を伺ったことがあり、薩摩は女で持つ、ということだ、とある友人(もちろん鹿児島出身)が言っていました。 実は岩手でご一緒させている某O氏は何を勘違いしたかその薩摩の女性(しかも島津家のご末裔)を嫁にもらっているのですよ。東…
仕事柄「今と3年前、どちらがひどいか?」との質問をよく受けます。簡単に私の答えを紹介したいと思います。「今回の方が厳しいかもしれない」というのがそのエッセンスです。理由は3つです。以下順不同で。 第1に、良く言われることですが、世界の中央銀行にこれ以上金融緩和する余地がなくなってしまったことです。リーマン危機の当初は、「バブル潰し」のため高めに設定されていた政策金利を引き下げる余地がありました。日本ですら福井総裁末期にゼロ金利政策から抜け出していましたので、金利引き下げが可能でした。今後もはやその余地は先進国ではほとんどありません。…
引き続き多数のコメントを頂いておりまして、有難いことでございます。 さて、ノードストロームについてちょっと書き方が悪かったかもしれませんね。 彼らが学んだのは80年代前半までの三越であり、今の三越から学ぶものは何一つありません。 三越に実際にいってその接客の素晴らしさに感動し、何人も派遣した、と言う話は 今のノードストロームを事実上率いるリンゼイ副社長から直接聞いた話ですので 間違いありません。 若い人は想像もできないでしょうが、昔の三越、ほんとに凄かったんですよ、普通の百貨店では無かった。 とくにここの外商で買い物をする、というのが何よりのステータスだったんですからね、当時は。 どこ…
えー、英語の発音に関してたくさんのコメントを頂きましてありがとうございました。 大変楽しく読ませて頂きましたよ。 さて、スティーブ・ジョブズ。 なぜ、いつも黒のタートルネックのシャツ(またはセーター)とジーンズしか着ない理由をご存知ですか? いろいろ写真を見て下さい。必ず黒のタートルにジーンズです。 私のピンクどころではありません。 あまり皆さんのご存知ないと思われるエピソードをご紹介します。 自伝には必ず書かれている筈です。 実はジョブズは80年代に何度もソニーの工場を訪れて、いろいろなノウハウを学んでいました。 みなさん、ジョブズの革命的業績をお誉めになりますが、彼の原点はソニーに…
コロンバス・デーの御蔭で日米同時休日という、私には大変有難い月曜日となり、実際は一日遅れて日本時間では今日がアメリカは休日なので、心おきなく、朝からアメリカからの仕事の電話に忙殺されずに野球観戦となっています。すみません・・・・ 朝からばっちり見ていますが、今回のシリーズの楽しみはなんといってもナショナルリーグ、ブルワーズの斎藤隆投手。 プレーオフでセットアッパーながらしっかり抑えて1勝をあげたのは偶然ではありません。 昨日もすさまじいピッチングで、恐らく全米一の破壊力を誇る、プーホールズ(今10年連続、30本塁打、100打点という怪物)をゲッツーに打ちとり、4番のバークマンもゴロで打ち取…
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