![The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]](https://guccipost.co.jp/blog/gucci/wp-content/themes/gucci_blog/images/etc/head_logo_20220126.png){kind=logo}
2012/09/24 10:01 | マーケット | コメント(23)
今週のぐっちー フェルディナント降臨！！
えー、先週の講演会の翌日、かのフェルディナント・ヤマグチ御大に紫波町のマキネスティーによって頂きまして、ついに「お墨付き」を頂きました。
もとはと言えば、フェルちゃんが当時持っていた週刊朝日の連載、何でも対決コーナーというかなり無理やりな枠の中で、エッグベネディクト対決、ホテル・オークラ ＶＳ マキネスティ広尾 を取り上げ、なんとマキネスティーに大差で軍配を上げた・・・・という代物なので、そのフェルちゃんからお墨付きが出るまでは何とも居心地が悪かったのです。
しかし、晴れてＯＫマークを頂きました。良かった！！
ということでマキネスティーのエッグベネディクト、品質を落とさないように必死で頑張ります。（ここだけの話ですが、このレベルをキープするには実は卵選びから始まって、マフィン選びなどかなりハードな選択を強いられます。今の卵にたどり着くまで、みんな、１００個くらいは卵食べたんではないか！？ と思いますが、妥協はしません！！
詳細はフェルちゃんの日経ビジネスオンラインの連載 「走りながら考える」にて是非お読みください。そのあとのインタビューも面白いよ！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今週のメルマガ。
読者から「ＱＥ３が如何にして資産効果を生み出すのか、メカニズムが今ひとつわからん・・・」、というご質問を多数いただきましたので、今回のＱＥ３が資産効果を引き起こすメカニズムを詳しく解説致しました。
これは実は重要な問題で、確かに先週の書き方では普通の方にはご理解いただけない恐れがあります。補足をかねて書かせて頂きました。
ご質問賜り恐縮です。
アメリカ経済統計はまさにその住宅関連統計が出てきましたので、そちらも分析を加えております。ここ３か月お伝えしてきたように、アメリカの住宅価格は底を打っています。
これが上昇に転じ、さらにそれにかかわる住宅産業が新たな雇用を生み出すかどうか、が重要であります。
すでに全米各地で家賃よりローンの支払いが安いという地域がかなり出てきており、あとは通常通りローンがつくなら住宅需要は底堅い、と見ており、それらの証券化商品を連銀が買うといっているわけですから、住宅取得が増えてもおかしくはない。
結果が楽しみですね。
オリンピックが終わるといよいよ欧州問題、ということになります。
まあ、例によってろくなニュースはないわけです。
時間購入効果、もだんだん減ってきております。根本的に制度的欠陥を抱えている訳ですから、何をやっても小手先で、奇跡のＧＤＰ年率５％成長、とかユーロ解体、とかがなければユーロが死に体、という認識に何ら変わりはありませんが、まあ、もう少しお付き合いしましょう。
かんべえ先生のお誘いにのれなかったが残念ですが、さりげなく、本を売り込んで頂きました。
いや、さすが、品格がございますね（笑）
まあ、最近言いたいことがたくさんあるんだけど、少しずつ参りましょうか・・・
今週もよろしくお願い致します。
メルマガの申し込みにはご登録のお手続きが必要です。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
23 comments on “今週のぐっちー フェルディナント降臨！！”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
イエス様・・
アラム語・・話された・・
アラム語・・罪と負債・・同一・・
との指摘・・
となると・・
ややこしくなる・・
罪多き我々・・負債多き我々・・になる・・
アダムからの負の遺産・・
原罪・・
生まれながらに・・人には・・罪がある・・
これも・・
生まれながらに・・人には・・負債がある・・
となれば・・
米国だけでなく・・仏教徒にも・・通じるものがある・・
その負債を・・一身に負われ・・
キリスト様・・十字架に・・
死で・・贖われた・・
負債は・・チャラになった・・
チャラになっていない・・
負債とは・・
金銭的ではなく・・精神的な負債・・と教会・・解釈・・
キリスト様の死後・・生まれた者には・・免債特権はない・・解釈も出る・・
どちらの意味で・・使われたか・・
キリスト様に・・今更・・尋ねる訳にもいかない・・
でも・・
まぁ・・希臘人は・・金銭的負債・・の解釈でしょう・・
キリスト様が・・払われた以上・・我々の負債も・・チャラにするべきだ・・
今年は・・予定の二倍・・－赤字になっていても・・
モーゼ様も・・負債は七年で時効・・戒律で述べている・・キリスト様も・・反対されないだろう・・
君達トロイカ・・キリスト教徒かね・・??
独逸市民の世論調査・・見るまでもない・・
フェルディナンド・・
高貴な名を・・名乗る方の・・
御口にあったとは・・
高貴なる・・エッグベネディクトなのでしょう・・王冠で飾るか・?（笑）
敬称略でタイトルすみませんが、その対決のおかげで、日本はＱＥなしで、不動産価格を上げる事ができるかもしれないじゃないですか。
消費増税に続いて、相続税も上がるんだから、このままだと大バブル崩壊以来の不動産価値の下落は続く予定なんだから、損害１５００兆円で止まらないかも知れない。
株も不動産も底を打っていなくて、ダラダラ減価中の失われた２０年。
アメリカはローンの問題なのでＦＲＢで住宅産業復活かもしれないが、日本は、法整備が問題なら日銀でなくて、国会が動かんと住宅産業が復活せんじゃないですか。
中古住宅の在庫が減少しているというお話ですが、少し前に騒がれた、ロボサイナー問題によるによる塩漬け物件は今どうなっているのでしょうか？減少しているのか、未だそのままなのか、増え続けているのか？今更ロボサイナーはないでしょうが、今でも、銀行が競売に二の足を踏んでいるとも聞きますが。
楽しみにしていた某レストラン、シェフの体調不良が重なり非常に残念な結果でした。スープが絶品だっただけに悲しい。
主要キャラのいないディズニーランド、エッグベネディクトのないマキネスティのような。。
日中経済協会は24日、25日から予定していた訪中団の派遣を取りやめることを決めたそうである。
経済協会よくやった、褒めて遣わすぞ。相手は調子に乗り過ぎているから、行ったって意味ありませんよ。不買運動を起こされたって、オタオタするんじゃない。向こうだって、その反動がきっと効いてくるはずだ。ここは筋を通すことが大事である。ヤクザ国家中国になんか負けるなニッポン！
青島の略奪、破壊行為はそれにしてもひどすぎるな。まともな人間のやることじゃないよな。ユーチューブでも何でもいいから、ネットであの画像を全世界に人に見てもらおうではないか。こんな恥ずかしい無法国家は信用するなとね。
今時モザイクで顔を隠すなよ。エロ写真じゃあるまいに。それとも、この人物は、指名手配中のお尋ね者でっか？
QE3でのMBS買取りの件、漠然とは理解していたつもりだったんですが、あれだけ他人に理解しやすい文面で解説いただき具体的な理解が出来ました。ありがとうございました。
前にエッグベネディクトの話を聞いてから一度紫波町に行って見たいと思ってはいるのですが貧乏暇なしで未だ機会なし。年末ぐらいに行けたらいいなぁ。
欧州は今のペースだと全身火だるまになってようやく重い腰を上げるといったところでしょうか。
下手に市場が時間稼ぎを許してしまう間は何一つ解決に向けて動きださないのでしょうね……。
翌朝頂いたルーベンも変わらずに極上でした！
広尾が閉店されたいま、あの天国の美味を楽しめるのは紫波町だけですからねー。
また何か理由を作って食べに行きます！
パードゥンさんへ
私と千林豆ゴハン。さんのやりとりに関心を持っていただきありがとうございます。
＞日本はＱＥなしで、不動産価格を上げる事ができるかもしれないじゃないですか。
この部分はちょっと私の考えとは異なります。私は日本の不動産価格は国の見える手によって高どまりしてきた。このためまだ下値がある・・と投資家が思っているので資金はあっても手を出さない状態が続いている・・と私は思っています。
土地法制を改正することで遊休不動産が市場に出てきます。その結果、日本の地価は暴落するでしょう。しかし暴落したところから底打ちして反転するはずです。不動産価格が底打ちすればどっと買いが入って景気回復まちがいなし、と私は考えております。
現状の問題は
1）市場による資源再配分がなされていないこと。
2）土地は私有物ではあるが公共性があって国土保全コストは国民全体が負担するのに、政府は放置された私有状態を放任していること
この二点を改善したい。その結果として住宅価格の下落が少子化対策にもなると思います。
２）についてが、全く
お書きになられています通りでしてですね
財産権は、たとえば日本では憲法第29条第1項によって不可侵であることが保障されています。しかしけれども、それは同時に同第29条第２項に公共の福祉によって制限されること必ず合わせて定められなければならないものです。
なぜなら、カール＝マルクスの時代に人類が発見をした通り
市場はわれわれを豊かにしてくれる極めて優秀な道具であり且つ二度と手放すことが出来無い道具ではあるが、一方でにも関わらず、万能というわけでは無いから（マルクスはそれを、古典的な寓話である「魔法使いの弟子」に擬えました）。
人と人の世（市場）では解決出来無い事柄があるが為に、われわれは人と人の世の外に国家を造った、のです。人と人の世では解決することが出来無い事柄は、人と人の世の外に在るものに、預けるのです。
およそ資本主義市場社会を社会の仕組みとしている先進諸国家で、公共の福祉による財産権の制限を定めてい無い国家はありません。で無ければ、逆説的に市場が機能をし無いことそしてそれが由に財産権そのものを破壊してしまうことを、知っているから。
今回のEQ3の解説でようやく理解できました
有難うございました。自分だけ判らないと思っていました
千林豆ゴハンさんの知識に脱帽しました。プロですね
田舎の地主のアパート経営者と知識量が全然違いますね
それだけの修羅場をくぐったという事ですか
しかし近所の畑、ほとんど一括借り上げ方式のアパート、マンションになってしまった。共食いにならんのかな
いくら相続対策か宅地並み課税対策とは言え大丈夫なのかな?
北海道というところは不動産価格が低くて個人がちょっとした起業を行いやすい
２０代の女の子が飲み屋を持てたり主婦が食堂開いたり
たいして儲からなくてもいいんです、やりがいがあれば
ゆえにたかだか人口５５０万でもそこそこ自由で豊かな感じがする
不動産が高ければいいなんて幻想ですよ
日本社会の活性化のためには不動産の暴落が必要と常々思っている
少数意見でしょうが
ビックバーン・・
理論物理なら・・
膨脹の限界で・・収縮が・・始まる・・
ぐっちーの指摘・・
経済・・金融にも・・
問題生じさせた・・金融工学ではなく・・
ビックバーン理論・・
応用・・出来るか・?
高校・・
物理の時間・・ラブレター代筆屋・・
解しかねる・・難門・・・
隣国である韓国からも中国からも嫌がらせを受けてるけど、ここで日本が短期をおこさないように重々大人の対応をせねばいけないと思います。そうでなくても若い人が少ないんだから戦争にでもなって死なれては困るわけです。
それにしても少子高齢社会のスピードはすさまじい。人口は減りだすと早いんでしょうね～ 加速度がつきますから。
自分が老人になって思うに、若い頃あれほど欲しい物がいっぱいあったのに、いまや物欲も食欲も全然ないとは言わないが薄くなるってことですね～ デパートに行っても欲しい物がないというのはじつに淋しいことです。それどころか今持っている物をどう処分するかが大問題でして。。
今日の日経夕刊に高齢者施設が軌道に乗り始めたそうで、いやはや人生が定年制があれば予定が立てられるのですが。。。老人ばかりが増えて困ったものです。
クルマの話（と言うよりヨタ記事が主？）が好きで毎週読んでいる「走りながら考える」。今週も何気に読んでいたら、自宅から歩いて３分のお店に来ていたとはっ！
政府・特殊法人から大企業の寮や保養所などの不動産は売り出し中です。
都内と大阪市内の一等地にあるものや、富士五湖、琵琶湖沿岸域、京都などの景勝地になる施設を手放すケースが増えています。
一方で宗教法人による買い上げや美術館建立は増えていますけど。
遊休不動産が市場に出てくるとなれば、さらに下がっていくのでしょうね。
いたずらに尖閣問題を大きくしてナショナリズムを煽った都知事殿は、いまどう考えてるんだろうか。あれだけに被害を被った企業や、個人経営者、更には交流事業が中止になって落胆している子供達に対しては、何とも思っていないのだろうか。当たり前だと思っているのかな。国益は大事で横暴国家を擁護するつもりはさらさらないが、せめて迷惑を受けた人達に何とか云ってやれよ。息子の選挙に影響があるから黙っているのかな。
今年の2月に大筋で決着しました。
http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/subjects/f/foreclosures/index.html
その結果、差し押さえが急増している州があります。
http://www.realtytrac.com/content/foreclosure-market-report/february-2012-us-foreclosure-market-report-7069
YoY で20%程度増加。一方、この問題の影響を受けなかった州では20%減。
中古住宅市場の状況は、順調そのもの。
http://www.realtor.org/sites/default/files/reports/2012/embargoes/2012-08-ehs/ehs-08-2012-single-family-only-2012-09-19.pdf
具体的な数字については書きませんが、大きな影響はなさそう、というのが私の印象です。
ほんとになってしまいましたなｗ
鳩山元首相ら15人訪中へ＝「親中派」で国交40年―27日に国家指導者が会談か
時事通信 9月25日(火)2時30分配信
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/japan_china_relations/?1348530333
近々に解散総選挙があれば、当選がアブナイ元愛の首相ｗ
ほいほい行くんでしょうな。
それとすっかり影が薄くなって、無適格大臣の旦那の後見人と化したただの人ｗ
この二人のご指名（二階氏は良く知りませんが）とはねえ～
米倉会長は別の意味でしょうがな。
まさか愛の元首相、尖閣は中国の領土であるなんて叫ばないでしょうが、少なくとも中国よりの発言するでしょうな。
この人。この前、野田首相に止められたのにもかかわらずイランに行って、地元の選挙民からさえひんしゅくをかった御仁ですからな、ほんとナニをするやらわかりません。
ただ、すでに賞味期限の切れた芸人よろしく、昔ネタでささやかな笑いを取ることぐらいしか出来ないでしょうな、この人の言う事にまったく重みはとうにありません。
さて、今回の日中関係悪化の根源は石原慎太郎などと、オバゼキ氏が書いておりますがな。
そも、あの島は個人所有であったとは小生知らなんだ。
と言う事は、中国に所有される危険があったと言う事ですな。
方法はいくらでもありますわ。
現実に山林やらなにやら買ってますし、表面上は日本人やら国内企業の名を借りる事も簡単ですし、ダミーで購入なんぞいくらでもやれます。
慎太郎もその辺のとこ危惧したんでしょうな。
小生は今回の件はこれで良かったと思います、いつまでも中途半端にしておくとか、触らぬ神になんとやらでしのげる時代でもないし。
10年たとうが100年たとうが、国家的立場は主張するだけでなく、現実的手段も講じるぞ！と言う態度は必要でしょう。
> 大企業の寮や保養所などの不動産は売り出し中です。
> 都内と大阪市内の一等地にあるものや、富士五湖、琵琶湖沿岸域、京都
> などの景勝地になる施設を手放すケースが増えています。
それは消費税が、増税をされるから
です。
これも丁寧な説明は８回も９回もコメント送信を重ねないといけなくなりますので、かなり大雑把に話を端折ますが、、、
日本の消費税は、「予定納税」という制度欠陥を併せもって定められてしまった税制であるが為に、増税をすると法人は内部留保を増やさざるを得なくなるのです。
売上額面が大きい法人さんほど、影響が大きいのですよ。増税が為されてからその後で始まるような影響や税効果では無くて、増税が為されるまでに備え無ければならない影響や税効果ですから、今まさに売上の大きな法人であれば法人であるほど始めているのです。
ぶち明け、予定納税額分を確保するための最も手っ取り早い方法は資産売却では無く、人員整理、です。
あなたがリストラされるのも、残された職場の労働力が足りなくて過労や鬱に至るのも、消費税が増税をされるから、です。
ぶち開け、消費税率実数が５％から１０％へと上げられてしまうということは
これまで確保していおいた予定納税実額面をさらに倍、実施までのたった２年やそこらで確保しなければならない、ということを意味します。
つまり現在、法人はたったの２年やそこらまでの間に
内部留保をさらにこれまでの、２倍に積み増しすることを
消費税増税決定によって、いままさに強いられているのです。
この税効果会計はもう少し複雑ですので、売上が大きな法人つまりいわゆる大企業や重厚長大な産業つまり装置型産業であればあるほど効果が大きくなってしまう、と簡単に添えておきましょう。
ここ２～３ヶ月の間の直近の過去の、いわゆる大企業による大型リストラ案公表もそういう目でもう一度読み解き直せば、いろいろと御意見や御感想も変わってくると思いますよ。
企業が増税に備えて、内部留保を増やしている理由がよく分かりました。
もともと不動産売却を進めていた傾向はありましたが、増税でさらに加速しているのだと思います。
この３カ月の景況と企業の大リストラの発表のニュースからも加速しているということですね。
中間期の会計報告書・財産目録の内訳にも反映されるのでしょうか、注視してみたいと思います。