2025/05/31 23:10 | 政局 | コメント(0)
備蓄米で衆参ダブル選挙!?
■ 石破内閣支持率22% 発足以降最低 毎日新聞世論調査(5/18付毎日新聞)
■【速報】石破内閣支持率は31%、不支持率52%(5/25付共同通信)
■ 江藤農相「コメは買ったことない 私の家には売るほどある」(5/19付NHK)
■ 立民・野田佳彦代表、内閣不信任案の提出見送りを示唆 「増税大連立」批判は「的外れ」(5/26付産経新聞)
■ 小泉農相、備蓄米は5キロ2000円程度で店頭に-随意契約方式(5/26付ブルームバーグ)
昨秋の発足以降、石破茂内閣の人気は捗々しくありません。5/17-18に毎日新聞が行った世論調査では、発足以来最低の22%を記録しました。江藤拓農林水産大臣(当時)が、「コメは買ったことがない。売るほどある」と口を滑らせたのが5/18なので、この発言によって内閣が支持を失った訳ではなく、そもそも信頼されていないということでしょう。
そんな中、閣僚がこんなデリカシーのない発言をしていてはどうしようもないのですが、石破総理の動きは緩慢でした。問題の発言があった翌日5/19の午前中の定例会見の段階では、林芳正官房長官はどうやら何も把握していなかったようです。記者から江藤氏の発言について問われ、事務方からメモが差し込まれるまで約1分間何も答えることが出来ませんでした。
総理は、午後遅くになって江藤氏を官邸に呼びつけたものの、厳重注意に留まりました。総理も江藤氏も大した問題ではないと思ったのか、あるいは、更迭や辞任によって任命責任を問われることを避けるためか、双方当たり前のように「続投」の認識でした。この面会の後、記者から進退を問われた江藤氏は、「進退???」と言って沈黙し、「何故そんなことを質問されるのか全く理解出来ない」という顔をしてて首を捻っていました。
しかし、米の価格は高止まりしたままです。そんなことで国民が納得する筈はありません。これを上手く利用したのが野党です。
本日は、この「コメは買ったことがない」発言の顛末と、その後の野党の動きについて考察します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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備蓄米で衆参ダブル選挙!?
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●珍しく団結
●シン・スーパーサブ
●ダブル選挙の可能性
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