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実は、本件、本業の仕事上の関わりが多少あり、書きにくかったのですが、そのへんのしがらみを抜けましたので、これからはばりばり書かせて頂きます。 なぜ、報道はすべて 利益かさ上げ、となっているのでしょうか。 これは普通に考えて、というか、中小企業レベルでは間違いなく粉飾決算で逮捕者が出る事態です。 元来、公正が保たれねばならない、上場企業、しかも日本を代表する大企業にて起きた事態ですから、検察が動かない方がおかしいくらいなのです。にもかかわらず、メディアは粉飾とは報じません。もちろん、広告収入があるからであって、それがなければ徹底的にたたいていたでしょう。ということで、東芝から一銭ももらっていな…
日本のメディアはなんでこうばかなんだろうかな。 支援条件合意がみだし、って中身見てない、って証言してるようなもんだよな(笑)。 仕方ないのでWSJの記事を出しておきます。 Third time's Charm? 3度目のお呪いか? が題名です。 まさにみんなが ショイブレ(ドイツ)に汚染された、という内容ですね。 http://www.wsj.com/articles/third-times-the-charm-little-optimism-over-new-greece-bailout-1436813931 何点か翻訳抽出 今回のこのプランはまさに2010年、2012年で…
有料配信では、イエレン議長のスピーチ分析に少々時間をさいております。 イエレン議長のスピーチは英文もとても良くできており、英語学習者の参考として大変ふさわしいものです。引用箇所は経済的に重要な個所を引っ張り出していますが、その他の部分も経済分野での英語学習を目指す方は是非お使いいただきたいと思います。グリーンスパンなんかのは、贔屓目に見ても全く使えませんでしたからね~(笑)。 其の他、失業保険申請者数、JOLTSなどの分析を加えていますが、アメリカの景気が巡航速度で推移していることは間違いなく、バブル、とか言っている人はもう一度マクロ経済を勉強し直す必要があります。 中国は今回は特に記事に…
■ トルコで反中国デモ、大使館が警戒呼びかけ(7月7日付CNN記事) ■ 反中デモの韓国人誤襲撃、「目が細いから」と擁護 トルコ野党党首(7月9日付AFP記事) トルコでは、中国がウイグル族に対してラマダンの断食を禁止したことを契機に反中感情が高まっています。なお、中国当局は、表向き信教の自由を保障していることから、断食の禁止は健康上の理由によると説明しているとのこと。 上記記事によれば、韓国人が中国人に間違えられて襲撃を受けたとのこと。トルコ人は強い親日感情を抱いているので(明治時代に日本人がトルコ人遭難者を救った「エルトゥールル号事件」はよく知られているエピソード)、日本人の振りをすれ…
記事がアップされました。 今週は結構な妄想系でおもしろい出来になっていると思いますよ。 ギリシアにかかわっているより、よほど生産的だと思います。 週末の読み物にぜひ! 大塚家具、お家騒動は出来レース!? http://toyokeizai.net/articles/-/76498 最初は本当に喧嘩してたかもしれません。でも途中でこれはチャンスだ、と気が付いた可能性は大いにあるな~、と。 ではみなさまよい週末を!…
あっという間に金曜ですね。 今週も、時事ネタを書きすぎて、英語や映画の話ができませんでした・・本当はもっと色気のある話を色々書きたいのですが。まあゆっくりやりますので、気を長くしてお付き合い下さい。 さて、2回目のQ&Aです。いつもコメントありがとうございます。励みになりますし、色々勉強になっています。 ●沖縄 【質問】 報道を見てるだけではものすごく判りにくいのが沖縄です。 最初は報道だけが左寄りなのだろうと思っていたら、そうでもなさそうな。 県民の大半が基地を撤退させられると本気で思っているのか、 知事だけでなく県民も頭の中が中国人になってしまっているのか。 基地の物理的な…
■ 第7回日本・メコン地域諸国首脳会議(7月4日付外務省HP) 先週、メコン5か国の首脳が同時に来日し、日本を加えて首脳会議を開くというイベントがありました。メコン5か国、すなわちタイと「CLMV」といわれる後発国からなる「陸のASEAN」は、シンガポール、マレーシアらからなる「海のASEAN」と比べて経済発展が遅れていますが、その原因の一つは、国境を越える物資の移動コストが高い点にあります。 これを克服すべく進められているのが「ASEAN経済共同体」と「経済回廊」の構築です。ASEAN経済共同体は、簡単に言えば、ASEAN10か国が共通の市場と共通の生産拠点を作るという試みです。「共同体…
■ ギリシャ、ピレウス港民営化の規模を縮小=関係者(5月2日付ウォールストリートジャーナル記事) ■ プーチン氏がギリシャ企業に資金供給用意、ガスパイプライン延長で(5月8日付ロイター記事) 混乱が続くギリシャですが、ご存じのとおり、米国も日本もリスクのエクスポージャーは極めて小さく、マーケットに与える影響は限られています。それに、最後に落ち着くところまでいってもらわないと何とも言えないのが正直なところです。 国際政治の観点から気になるのは中国とロシアの介入です。まず中国ですが、ギリシャのピレウス港は、「一帯一路」構想において、陸のシルクロードと海のシルクロードが交錯する重要拠点です。中国…
ブログへたくさんのコメントを頂いており、お蔭様でギリシア問題を含め、大変有意義なページが出来ていると感激しております。みなさまありがとうございます。 ギリシアの国民投票、基本的に無責任だと思いますが、何せ、本当にドラクマになって困るような大金持ちでギリシア国内に資産を置いている、という人が皆無だ(政治家を含む)というのが非常に大きな原因だと思います。財界から政界から有力者はほぼすべて資産を海外に於いているので、全く困らない。そりゃー無責任にもなる訳ですね。 ただ、安藤さん以上に無責任な人は最近日本では見たことがありませんね。ほんと、いい加減にしてもらいたいと思います。 ギリシアはこんな線…
今日は七夕なんですね。いつの間にか7月・・もう一年の半分が過ぎているとは。月日の流れる早さに驚きますね。 さて、今日はイランについて。 ■ 米国務長官:イラン核協議の最終合意の楽観論否定-記者団に(7月6日付ブルームバーグ記事) 当たり前のように6月30日の最終期限が延期され、交渉が続いているイラン核協議。まあ、6月末に合意が成立すると考えていた人は最初からいなかったので、ある意味想定どおりの展開です。以前の記事で述べたとおり、両国は何が何でも合意を実現させる覚悟ですから、おそらく何とかなるのでしょう。 では、どのタイミングでまとまるのか。ポイントとなるのはコーカー・メネンデス法(レビ…
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