2025/06/30 23:15 | 選挙 | コメント(0)
東京都議会議員選挙 〜 自民党大敗 〜
■ 都議選 都民が第1党に 自民 過去最低議席に 国民 参政が初議席(6/23付NHK)
6/23に東京都議会議員選挙が行われました。自民党が歴史的な大敗を喫し、都民ファーストが第1党に返り咲きました。
2023年11月に、自民党所属議員の政治資金収支報告書への不記載、所謂「裏金問題」が大手メディアで報じられるようになって以降、自民党は国政選挙のみならず、地方選挙や首長選挙でも苦しい戦いが続いていました。
当然、都議選も厳しい結果が予想されていました。清和会を中心とした国政における裏金問題のみならず、都議会自民党にも不記載が発覚したからです。そのため、党本部は、不記載のあった議員のうち自民党会派の幹事長経験者6人を公認しませんでした。
加えて折からの物価高です。自民党には何一つ良い要素がありませんでした。
ところが、「米は買ったことがない」というデリカシーのない発言によって江藤拓氏が農林水産大臣を辞任せざるを得なくなり、小泉進次郎氏が後任となったことで、やや楽観的なムードが醸成されました。進次郎氏が、お父さんの純一郎氏が郵政改革で見せたような鮮やかさで備蓄米を惜しげもなく放出し、「小泉劇場」の再来か?と思わせるような迅速な動きを見せたからです。
そのお陰かどうか、石破内閣の支持率も自民党の政党支持率もやや上昇に転じました。この時期、永田町には出所不明の「党本部による情勢調査」なるものが出回り、自民党が現状維持もしくは議席を積み増して第1党を維持するという見立てになっていました。
ところが、蓋を開けてみれば改選前から9議席も減らし、21議席しか獲得出来ませんでした。しかも、追加公認の3人を加えての数字あるため、現実には当初公認した42人のうち、18人しか当選させられなかったのです。
今回は都議選の結果とそこから読み取れることを解説します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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東京都議会議員選挙 〜 自民党大敗 〜
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●多数派工作
●大金星
●YouTubeの効果
●立候補することに意義がある?
●期待ほどには
●終わったかも
●裏金問題の影響
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