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週末は天気が良くて少し暖かく感じたぐらいでしたね。私は今年はあと2回ゴルフの予定です。 *********** 先週の動き *********** 12/8(金) ・ディナ・パウエル大統領次席補佐官(国家安全保障・戦略担当)が年明けに辞任と発表 12/11(月) ・NYで爆弾テロ ・プーチン大統領がシリア・エジプト・トルコを訪問 ・米議会がイラン制裁の復活を見送り ・サウジ政府が映画館の営業を認める方針を発表 ・EU外相理事会(ブリュッセル) 12/12(火) ・アラバマ州上院選補選 ・FOMC(~13日) ・韓国の文在寅大統領が訪中(~16日) ・イスラム協力機構(OIC)臨時首脳会…
[ 2017/12/18 00:00 ] コメント(4)
「米国のエルサレム首都認定(1):背景」では、トランプが今回の宣言に至るまでの政権内での意思決定プロセスについて述べ、その中でジャレッド・クシュナー大統領上級顧問の動きに言及しました。 クシュナーは元々大使館のエルサレム移転に反対していました。中東和平チームの中心として、本気で中東和平を進めたいと思っていたので、波風を立てることはしたくなかったのでしょう。 それが立場を変えたのはなぜか。この真相は分かりませんが、一つ指摘できるのは、クシュナーの影響力が弱まっていたことです。中東和平プロセスにおいて彼はもはや影響力を失っており、相手にされていないといわれています。その背景にはジョン・ケリー首…
[ 2017/12/15 05:00 ] コメント(3)
*********** アラバマ州上院補選の速報 *********** アラバマ州上院補選は民主党のダグ・ジョーンズが勝利し、共和党のロイ・ムーアが敗北。予兆はあったとはいえ、まさかの結果になりました。ただ、ムーアは敗北を認めず、「まだ終わっていない」と述べ、支持者には祈るよう求めているとのことです。今回の結果をどう見るかは追って解説します。 さて、本題です。「米国のエルサレム首都認定(2):意図」の続きです。前回は、この宣言によってトランプ大統領が何を意図したのかを考察しました。今回は、 こうした米国の意図を勘案した上で、では今回の宣言がどのような影響を与えるのか、今後の展望を解説しま…
[ 2017/12/14 05:00 ] コメント(2)
「米国のエルサレム首都認定(1):背景」の続きです。 前回は、トランプ大統領がこの宣言に至った背景を解説しました。今回は、この宣言によってトランプが意図したものは何かを考察します。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** 米国のエルサレム首都認定(2):意図 *********** ●エルサレムの首都認定 ●エルサレムへの大使館移転 ●トランプの流儀 *********** あとがき *********** テレビドラマの『陸王』、面白いですね。池井戸潤原作のTBSドラマは、必ずしも最初から見るつもりではないのですが、宣伝と再放…
[ 2017/12/13 05:00 ] コメント(3)
■ トランプ米大統領、エルサレムをイスラエル首都と正式認定(12月6日付ロイター) 世界を揺るがした衝撃的な宣言でした。もともと米国では1995年に制定された「エルサレム大使館法」によって大使館をテルアビブからエルサレムに移転することが定められていました。歴代大統領は6か月ごとに移転を延期する決定を行う(ウェイバーに署名する)ことでこれを回避してきました。 トランプ大統領は、大統領選で、エルサレムの首都認定と大使館の移転を公約として掲げていました。しかし、最初の6か月目が到来した時点での6月には、やはりウェイバーに署名しました。トランプといえど、さすがに大統領となれば、中東和平に与える影響…
[ 2017/12/12 05:00 ] コメント(4)
寒い日々が続きますが、週末は好天に恵まれましたね。 あとわずかでクリスマス、年末・・最近は本当に時間の流れが速いと感じます。 *********** 先週の動き *********** 12/4(月) ・米韓合同軍事演習(~8日、韓国) ・ティラーソン国務長官がブリュッセル、ウィーン、パリ訪問(~8日) ・トランプ大統領と共和党全国委員会がアラバマ州上院補選候補のロイ・ムーアを支持 ・英国のメイ首相とEUのユンケル委員長が会談 12/5(火) ・フェルトマン国連事務次長が訪朝(~8日) ・米上院がキルステン・ニールセン大統領次席補佐官の国土安全保障長官就任を承認 ・民主党のジョン・コン…
[ 2017/12/11 00:00 ] コメント(2)
先月のバックナンバーです。 今月から登録された方で、過去の記事も読んでみたい・・という方はぜひご覧下さい。 11/1 習近平体制2期目(2):新たな「中華」世界の構築 11/2 トランプのアジア歴訪と北朝鮮 11/3 李克強が留任した理由 11/6 今週の動き(11/6~12) 11/7 バージニア州知事選と共和党・民主党の将来 11/8 ドゥテルテの訪日 11/10 クルドの独立問題と内戦の危機 11/13 今週の動き(11/13~19) 11/14 サウジの強権発動の衝撃 11/15 トランプの訪日 11/17 特別レポート 11/20 今週の動き(11/20~26)…
[ 2017/12/08 05:00 ] コメント(6)
「ASEAN50年の光と影(1)」の続きです。 前回は、「ASEAN Way」と経済の多様性、域内のサプライチェーンの構築について説明しました。 今回は、グローバル化の推進とASEANの限界と挑戦について解説します。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** ASEAN50年の光と影(2) *********** ●新たなるグローバル化の担い手 ●限界と挑戦 ●日本とASEAN *********** あとがき *********** 四方山話を書いていますが、メルマガのみ掲載します。…
[ 2017/12/06 05:00 ] コメント(3)
ASEAN(東南アジア諸国連合)は、今年8月8日に創設50周年を迎えました。 ・「今週の動き(8/14~20)」 ASEANが誕生したのは冷戦とベトナム戦争の真っただ中にあった1967年。インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5か国が結成し、その後、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアを加え、現在の10か国に拡大しました。 2015年末にはASEAN共同体が発足し、人口6億人を擁する巨大な経済圏が生まれました。欧州連合(EU)と並び、世界で最も成功した地域協力の枠組みといえるでしょう。 東南アジアは、経済規模、経済発展のレベルから政治体制、宗教や言語に…
[ 2017/12/05 05:00 ] コメント(3)
だんだんと落ち着きを取り戻してきました。今週あたりから普段どおりのペースで更新できると思います。 *********** 先週の動き *********** 11/26(日) ・民主党のジョン・コンヤーズ下院議員がセクハラ疑惑を受けて司法委員会を一時辞任 ・ネパール総選挙 11/27(月) ・米上院が再開 ・トランプ大統領が先住民を称える行事で「ポカホンタス」と発言(エリザベス・ウォーレン上院議員を示唆) ・ローマ法王がミャンマー訪問(〜30日) 11/28(火) ・米下院が再開 ・民主党のペローシ下院院内総務とシューマー上院院内総務がトランプ大統領との会合を欠席 ・パウエル次期FRB…
[ 2017/12/04 00:00 ] コメント(2)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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