2018/04/25 05:00 | 日本 | コメント(2)
日米首脳会談
■ 日米首脳会談(4月18日付外務省)
■ President Donald J. Trump’s Summit Meeting with Prime Minister Shinzo Abe(4月18日付The White House)
ほぼ予想どおりの結果で終わりました。
フロリダの大統領の私邸に招いて、テタテ(tete-a-tete、フランス語で「head to head」、1対1の意味)を含む3回の首脳会談、ゴルフ、夕食会・・ここまでの厚遇はなかなかありません。安倍・トランプの親密な関係を十分にアピールし、初めての正面からのハードな交渉も、大きな問題なく終えることができました。
まずは日本としては十分に満足できる結果だったといえるでしょう。
すでに報道も多く出ており、また北朝鮮の核実験とICBM発射中止と福田財務次官のスキャンダル(苦笑)で注目が下がった感がありますが、ここでどのようなやりとりと合意があったかを確認しておくことは重要です。
北朝鮮と通商交渉が最重要アジェンダですが、米英仏のシリア攻撃への対応も含めてポイントを解説します。
その上でシリア情勢の展望も補足的に説明します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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日米首脳会談
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●北朝鮮
●通商交渉
●シリア攻撃
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あとがき
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以下の記事でヴァレリー・プレイム事件に言及しましたが、この事件を扱った映画『フェア・ゲーム』(ダグ・リーマン監督、2010年)を見ました。
・「トランプの奔放な言動」(4/16)
なかなかよくできた作品です。主人公を演じたナオミ・ワッツがとてもきれいですが、美しい金髪など雰囲気が本物のプレイムによく似ています。プレイム本人も大変な美人で、さすが女性スパイ、現代でもこういうものかと当時驚いたものです。
ドラマ『ホームランド』のクレア・デーンズ演じるCIAエージェントも何となく似ています。ドラマといえば、本作には『ハウス・オブ・カード』で大統領の首席補佐官ダグを演じたマイケル・ケリーも出てきます。この作品ではCIA職員を演じていますが、もう首席補佐官にしか見えないですね(笑)。
『ハウス・オブ・カード』といえば大統領の妻クレア・アンダーウッドを演じたロビン・ライトは『ブレードランナー2049』にも出てきます。主人公のレプリカントの上司役で、これまたクレア同様にクールビューティーぶりがはまっています。このHP・メルマガで何度も取り上げるドラマの俳優たちが現れるといちいち反応してしまいますね(笑)。
映画ついでに言えば、サウジでオープンした映画館での第1作が『ブラック・パンサー』であることは以下の記事で述べましたが、この映画には「ワガンダ王国」というアフリカの架空の王国が登場し、主人公のヒーローたちは国王の親衛隊とのこと。
・「サウジの映画解禁」(4/16)
その王国は最先端の文明都市で、女性も活躍しており、さらにCIAなど米国の情報機関とも連携しているそうです。なぜ黒人のスーパーヒーローものなんだろう・・と思っていましたが、こうなると選ばれて然るべきだったようですね。ムハンマド・ビン・サルマン皇太子のオタク趣味だけではなかったようです(笑)。
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2 comments on “日米首脳会談”
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軍を持つ国はリアリズム・・
軍を持たぬ国は国際法・・
クレア・デーンズ・・
・・次々といい男と恋できる程・・
魅力的かな・・知的雰囲気がないのが気になるな・・
楽しんで見てますが・・・
( ^ω^)
確かに、「フェア・ゲーム」面白かったです。
メルマガの「シリア攻撃」の部分にも通じるところもあり、ディテールまで楽しめました。
ダグファンは必見です(笑)