こんにちは、グッチーポスト編集部の磯部です。 近頃の東京は、日中は蒸し暑いことも多く、日々夏の訪れを感じます。所々でアジサイも咲き始め、季節とともに、景色も変わってまいりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 さて、本日は、「グッチーポスト初夏のオンラインセミナー」のお知らせです。 開催日時：6月27日（火）19:00～20:30 講演者：JDさん、峯村健司さん テーマ：「米中関係、最新の国際情勢」 使用会議ソフト：Zoom 参加費：4,000円（税込） ※ライブ参加できない場合でも、後日録画でご視聴いただけます。 峯村健司さんは、ご存じの方も多いと思いますが、日本を代表する外交・米中…

先週は、FOMC議事要旨が公表されましたので、「第192号 FOMC議事要旨と混乱続く米国のKABUKI」を配信しました。その際、米国の債務上限問題にも触れたのですが、昨日、法定上限を引き上げることで基本合意が交わされ、31日に議会で採決される運びとなりました。 そうなると、マーケットの注目は、今週発表される、5月の米雇用統計ということになるのでしょうか。というわけで、今回はこのところ続いている新規失業保険申請の不備についても、FED目線で深堀していますので、ご覧ください。もちろん、タイトル通り国内マーケットも抑えていきます。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット 　・…

まだ体調不良が続いているので、今回も簡単に。25日に公表された内閣府月例経済報告を紹介します。判断が上方修正されました。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 景気判断上方修正 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 現状に関し、先月までは「一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直している」でしたが、今回は二段飛びで「緩やかに回復している」とされました。「一部の弱さ」が消え、さらに「持ち直し」が「回復」に格上げされた訳です。需要項目では個人消費、輸出が上方修正されました。 （現状） ・基調：景気は、緩やかに回復している ・個人消費：持ち直している ・設備投資：持ち直している ・住宅建設：底堅い動きとなっている ・公…

5月も終わりですね。クレムリン攻撃から岸田首相の訪韓、広島G7サミット、トルコとタイの選挙、債務上限など、盛り沢山の1か月でした。 グッチーポストでも、峯村健司さんとの初コラボ、うにのリリースがありました。6月も新しい企画を予定しています。ご期待下さい。 ・「峯村健司さんがオンラインサロンに参戦！」（5/12） ・「『超大盛りの瓶詰め生うに』予約開始！」（5/16） 　 夏のような暑さの日々が続いていましたが、今週は雨が続き、早すぎる梅雨のような趣きになるそうです。体調を崩さないようお気をつけ下さい。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 先週の動き ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 5/21（日） ・G7広…

昨日発表のあったFOMC議事要旨と、債務上限問題について取り上げました。 〇FOMC議事要旨 　・タカなFED高官発言 〇混乱続く米国のKABUKI ※メルマガをご覧ください。…

■ G7広島サミットの成果踏まえ外交努力継続へ 岸田首相（5/22付NHK） ■ 岸田内閣の支持率56％、サミット効果で9ポイント上昇・・・読売世論調査（5/21付読売新聞） G7広島サミットが閉幕しました。連邦政府の債務上限の引き上げを巡って、議会との話し合いが思うに任せず、一時は出席が危ぶまれたバイデン大統領も無事来日し、G7首脳が揃って原爆死没者慰霊碑に献花したのは歴史的な出来事でした。 その上、ウクライナのゼレンスキー大統領も広島に飛来するというサプライズもあって、大いに話題を集めました。メディアの報道も概ね好意的で、「成功」と言って差し支えない成果を残したと言えます。 読売新聞…

編集部の磯部です。 先週のご紹介から、既に多くの方にご予約をいただいている、ぐっちーさんが愛した「超大盛りの瓶詰生うに」ですが、なんと、早くも発送を開始することになりました！ ご予約の方から順次発送となりますので、お手元に届くまでもう少しお待ちください。 それにしても、今年はこんなに早くから皆さんと楽しめることになるとは驚きました。昨日、試食をしたのですが、既にかなり良い状態になっており、これはさっそくお届けしよう、とSaltさんと話し、発送を開始することになりました。 ということで、今年もいよいよ本格的にシーズン到来です！ お申し込みはこちらからお願いいたします。 【海鮮問屋田清】…

■ タイ総選挙大勝の前進党党首、政権樹立へ支持集めに自信（5月18日付ロイター） タイで総選挙（下院選、定数500）が行われました。結果は以下のとおりでした。 １　前進党　152 ２　タイ貢献党　141 ３　タイ誇り党　70 ４　国民国家の力党　40 ５　タイ団結国家建設党（UTN）　36 ６　民主党　25 親軍政党である国民国家の力党とUTNの惨敗、タイ貢献党の議席増は予想どおりでしたが（以下の記事参照）、予想外だったのは前進党の大勝でした。 ・「タイ総選挙」（5/15） 　 前進党の前身政党である新未来党は前回19年の総選挙でいきなり81議席を獲り、旋風を巻き起こしましたが、今回は…

FEDの金融政策によって、まだ目標には到達しないまでも、インフレ抑制には明確に効果が見られますが、このところマーケットで注目されているのは、債務上限や金融不安でしょう。債務上限に関してはプロレスとはいえ、今週はいよいよ正念場となるでしょう。信用収縮を意識しながらのFEDの金融政策の舵取りは？実体経済への影響は？ 先週は、米国の経済統計としては、製造業指数、小売り、住宅、そして定例の雇用関連と定点観測の素材が盛りだくさんでしたので、順に確認していきましょう。また、先週に引き続き、日本株も外せません。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット 　・上昇止まらぬ国内CPI ●先週…

体調不良のため、とても手短に、17日に公表された1月〜3月期GDPと、最近の株価についてコメントします。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ GDPプラス成長 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ・前期比+ 0.4%、年率+1.6%と、昨年4月〜6月期以来のプラス成長。寄与度で内需+0.7%、外需-0.3%と内需主導。とくに民間最終消費支出が前期比+0.6%、民間企業設備が前期比+0.9%とまずまずの伸び。輸出は前期比-4.2%と振るわなかった。 ・ただ、輸出を財貨とサービスに分けると、財貨は前期比-6.5%、サービスは前期比+5.6%。GDP統計の不思議のひとつは、インバウンド消費が個人消費でなく、主にサービス…