2024/05/13 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(5/12~18)習近平の欧州訪問、トランプ裁判、イスラエルのラファ侵攻
【目次】
1.先週の動き
(1)習近平の欧州訪問
(2)トランプ裁判
(3)イスラエルのラファ侵攻
2.今週の動き
3.今週の一冊
4.近況報告
5.あとがき
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先週の動き
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5/5(日)
・米国がイスラエルへの弾薬供給を先週停止したとアクシオスが報道
・イスラエルのネタニヤフ首相が国内でのアルジャジーラの活動停止を決定したと発表
・パナマ大統領選挙(ムリノ元治安相が勝利)
5/6(月)
・米・イスラエル首脳電話会談
・米・ヨルダン首脳昼食会(ワシントンDC)
・米兵がロシアのウラジオストクで5月2日に拘束されたと米陸軍が発表
・NY州地裁がトランプ前大統領の不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄容疑の事件の裁判で同前大統領に対しかん口令の違反を理由に1,000ドルの罰金判決
・中・仏・EU、中仏首脳会談(パリ)
・イスラエル軍がラファ東部の住民に退避を要請
・ハマスがイスラエルとの停戦案を受け入れると発表(イスラエルは合意には至っていないと発表)
・チャド大統領選挙
5/7(火)
・バイデン大統領がホロコースト追悼式典で演説(ワシントンDC)
・米商務省がファーウェイ向けの特定の輸出許可の取消しを発表(インテル、クアルコム等の米企業の半導体製品の輸出許可を取り消したとの報道)
・バイトダンスがワシントンDCの連邦控訴裁判所にTikTok規制法の違憲を主張して提訴
・NY州地裁でのトランプ前大統領の不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄容疑の事件の裁判でストーミー・ダニエルズが証言
・フロリダ州連邦地裁がトランプ前大統領の機密文書持ち出し事件の初公判の期日を無期限に延期
・中国が12か国に適用している短期滞在ビザの免除措置の延長を発表
・イスラエル軍がラファ東部で限定的な地上作戦を開始
・イスラエルとハマスの停戦交渉(カイロ、~9日)
・ロシアのプーチン大統領の就任式
・ウクライナ保安局(SBU)が国家警備局の大佐2人をゼレンスキー大統領らの暗殺計画に関与したとして国家反逆等の容疑で拘束したと発表
・ベラルーシ国防省が自国に配備されたロシアの戦術核兵器の準備状況に関する点検を実施すると発表
・英スコットランド議会がスコットランド民族党(SNP)のジョン・スウィニー党首を首相に選出
5/8(水)
・バイデン大統領がイスラエルがラファ侵攻を始める場合には米国製の武器は供給しないと発言
・バイデン大統領が「アメリカへの投資」アジェンダに関する演説(ウィスコンシン州ラシーン)
・バーンズCIA長官とイスラエルのネタニヤフ首相が会談(エルサレム)
・米国務省がイスラエルへの弾薬供給を一時停止したと発表
・米下院がジョンソン下院議長の解任動議案を否決
・中・セルビア首脳会談(ベオグラード)
・EU加盟国がロシア凍結資産の利子のウクライナ支援への活用で大筋合意
5/9(木)
・米・トルコ首脳会談(ワシントンDC)
・米商務省が中国の37社・団体を23年に米国本土の上空で撃墜された中国の偵察気球の飛行への関与等を理由に輸出管理規則に基づく「エンティティ・リスト」に追加
・中・ハンガリー首脳会談(ブダペスト)
・イスラエルのネタニヤフ首相がイスラエル単独でもガザでの軍事作戦は続ける意向を表明
・イスラエル戦時内閣がラファでの作戦地域拡大を承認したとの報道
・ロシアの対独戦勝記念日(プーチン大統領が演説)
・EUとウクライナの「欧州の日」
・ウクライナのゼレンスキー大統領が国家警備局のルディ局長の解任を発表
5/10(金)
・米国務省がイスラエルによる米国供与武器の使用に関する報告書を連邦議会に提出
・米国防総省がウクライナへの4億ドルの追加軍事支援を発表
・フィリピンが中国大使館員を南シナ海の領有権問題に関する偽情報を拡散したとして国外追放すると発表
・国連総会の緊急特別会合(パレスチナの国連加盟を支持する決議を採択)(NY)
・ロシア軍がウクライナのハルキウ州北部で攻勢
・ロシアのプーチン大統領がミシュスチン首相の再任を下院に提案
・イラン議会選挙・決選投票
・インド軍がモルディブからの撤退を完了したとの報道
・改正防衛省設置法が成立
5/11(土)
・イスラエル軍がラファ東部の住民に退避を要請
・ロシア軍がウクライナのハルキウ州の国境地帯の5集落を制圧したとロシア国防省が発表
●習近平の欧州訪問
習近平国家主席がフランス、セルビア、ハンガリーを訪問し、マクロン大統領やオルバン首相ら各国首脳、それにEUのフォンデアライエン欧州委員長と会談しました。習近平の欧州訪問は19年以来5年ぶりで、今年初めての海外訪問となります。
これに先立ち、先月はドイツのショルツ首相が中国を訪問していました。今回の習近平の訪欧はこの数週間に相次いだ中国と欧州のハイレベルの交流を締めくくるものとなります。一連の会談を踏まえて、中国と欧州の関係の今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
●トランプ裁判
NY州地裁でトランプ前大統領の不倫の口止め料支払いに関する業務記録の改竄容疑の事件の裁判が続けられています。先週は不倫相手のストーミー・ダニエルズが証言し、トランプとの性交渉など当時の経験を生々しく語ったことがメディアに大きく取り上げられました。
またNY州地裁のフアン・マーチャン判事は、トランプに対し、再びかん口令の違反を認定し、1,000ドルの罰金判決を言い渡しました。同判事は、今後も違反が繰り返されるようであればトランプの収監を検討すると発言しました。
一方、トランプの機密文書持ち出し事件については、フロリダ州連邦地裁が初公判の期日を無期限に延期すると発表しました。アイリーン・キャノン判事は裁判の証拠に関する論争を解決してから期日を設定するとしています。
これらの最新の動きを踏まえ、トランプの裁判の展望と今後に与える影響について解説します(※メルマガで解説)。
●イスラエルのラファ侵攻
イスラエル軍がラファでの限定的な軍事作戦を開始しました。部隊の移動と空爆、住民の退避要請、そしてハマスが停戦案を受け入れると発表した直後にハマスとは合意に至っていないと表明したことを経て実行されたものです。
米国務省のミラー報道官はイスラエルへの弾薬供給を一時停止したと表明しました。バイデン大統領はラファ侵攻を「レッドライン」と明言し、イスラエルがラファ侵攻を始める場合には米国製の武器は供給しないと述べました。
しかしネタニヤフ首相はイスラエル単独でもガザでの軍事作戦は続ける意向を表明し、イスラエルの戦時内閣はラファでの作戦地域拡大を承認したと報じられました。
イスラエルとハマスはカイロで停戦交渉を再開しましたが、双方は合意に達することなく、イスラエルの代表団はカイロを去りました。
これらの最新の動きを踏まえ、イスラエルのラファ侵攻の見通し、イスラエルと米国、サウジらとの関係の展望について解説します(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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(※メルマガで解説。)
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今週の一冊
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最近読んだお勧めの本や印象に残った映画、ドラマなどをご紹介します(※メルマガをご覧下さい)。
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近況報告
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最近の仕事やプライベートについて、徒然なるままに書きます(※メルマガをご覧下さい)。
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あとがき
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■ 「シティーハンター」Netflix週間グローバルTOP10で初登場1位(5月1日付映画com)
Netflix映画の『シティーハンター』、世界的にも人気を博しているとのこと。意外と思われるかもしれませんが、この作品はもともと海外でも人気があって、19年にはフランスで実写映画が制作されていました(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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