さすがです。 正解。ラッフルズホテルのバーでした。 酔っぱらって帰りにラッフルズさんと記念撮影。このあとカジノへいってぼろ負け・・・・ というのだけは避けようとこの日はそのまま飲みに行きました。正解です。 ちょうど建国５０周年式典があったばかりで、町中その余韻が漂っています。 ただし、リー・クアンユーが亡くなってからまだそれほど時間が経っている訳でもないし、もう十分経験を積んでいるはずの息子のシェンロンの評判が益々悪くなってきました。実際、地下鉄運行その他、これまでほぼパーフェクトだった公共交通の運用などにほころびを見せるようになっており、はてさて、この先どうなるか。２０年も通っている身…

■ 人民元、３日連続で基準値を大幅引き下げ　1.1％安（8月13日付日経記事） 人民元の切り下げ、ぐっちーさんが詳しく書いてくれるでしょうから、私からはあまり述べませんが（笑）、実勢レートと乖離していたことは事実であり、完全変動相場制への移行を模索する中での一つのプロセスなのでしょう。中国経済の失速は何を今更という話ですから、それほど驚きのある事態ではないと思います。 注目点について言えば、オンショア（CNY）とオフショア（CNH）との乖離、中国金融市場の動向、商品市場への影響など、色々考えられますが、私個人としては、やはり東南アジアの通貨安が気になるところです。 インドネシア・ルピア、…

えー、連日の人民元切り下げ攻撃の中、一体お前は何をやっているのか、というご質問が多数ございまして、はい、こんな暮らしをしておりますという事で（笑）。 ふざけんな！！ というお怒りはごもっともなので、当地シンガポールで得ているとっておきの情報をお伝えしておきます。 ただし、これまでにグッチーポストの有料配信で話してきたり、講演会で話してきた内容とほぼかわりません。要するにそういうことは予想されていた、ということなので、要点をまとめて書いておきたいと思います。 なお、私がお付き合いしているのは、シンガポール政府高官、及び現地の財閥、また、現地に進出している香港の大企業などの人たちなので、そう…

■ シンガポールが建国50周年、花火やパレードで盛大に祝う（8月10日付ロイター記事） 8月9日はシンガポールの建国記念日でした。本年は建国50周年を迎え、盛大なイベントが開催されたとのこと。シンガポール人の私の友人も、今年は8月7日（金）から休み10日（月）まで休み、イベントが盛り沢山で楽しいと大はしゃぎでした。 今年はリー・クアンユーの死去という大きな出来事もありました。その影響や1965年の独立以降のシンガポールの歴史については、『リー・クアンユー回顧録』の書評で述べたとおりです。 政治的に注目されるのは、近い将来実施されるであろう総選挙です。The Straits Timesの7…

■ 共和党大統領候補討論会はトランプ氏の独壇場、無所属出馬に含み（8月7日付ロイター記事） 先週実施された共和党大統領候補者のテレビ討論会。共和党大統領候補者は、このHPでも何度か述べてきましたが、現在17名という乱立状態。あまりにも多いので、Foxのテレビ討論は、午後5時から下位7名、午後9時から上位10名による討論と2回に分けて行われました。 上位10名は、ドナルド・トランプ（26％）、ジェブ・ブッシュ（15％）、スコット・ウォーカー（9％）、ベン・カーソン（7％）、テッド・クルーズ（6％）、マイク・ハッカビー（6％）、マルコ・ルビオ（5％）、ランド・ポール（5％）、クリス・クリスティ…

広島よりY氏が参戦し、岡ちゃんと合流。 すでに完全に出来上がっております。 複数の読者の方からお話がありましたが、そうなんです、問題は最低気温なのでして、夕方になるとさわやかな風が吹いてくるので、エアコンいらず。地元の方は日中は暑い、とおっしゃいますが、東京のあの地獄の暑さに比べるとそれはさわやかに感じられ、事実私たちのオフィスは日中エアコンを入れておりません。信じられないっす。 食べ物の特集は本日別にレポートします！！…

昨日は某大学に行って英語で講義をしてきました。その後の飲み会もあり、結構疲れましたが、やはりフィードバックを得られるのは良いことですね。このHPも色々なコメントをいただいて、大変刺激になっています。いつもありがとうございます。 さて、本題です。 ■ インドネシア、国内取引で外貨の使用禁止へ（6月30日ウォールストリートジャーナル記事） この話は、私が4月にインドネシアを訪問した頃に発表されており、当時、現地の外国企業の間で大きなニュースになっていました。資源、輸入関係の企業はもちろん、多くの外国企業が国内取引でもドル決済をしていましたから、影響は甚大です。 ルピア決済を強いられることは…

前回の記事（PKK攻撃、HDPデミルタシュ党首の起訴）の続きです。 クルド人は祖国をもたない最大の民族集団といわれます。トルコ、イラク、シリア、イラン、アルメニア、アゼルバイジャンにまたがって、3,000万人が居住しています。 それぞれの地域の政治勢力は非常に複雑です。私もうまく説明できる自信がありませんが（笑）、以下、トルコ、イラク、シリアにおける状況についてポイントのみ述べます。7月28日付BBC記事の図が分かりやすいので、こちらを見ながら読んでみて下さい。 ●トルコ（PKK、HDP) まずトルコですが、代表的な政治勢力はPKK（クルディスタン労働者党）です。PKKは武装闘争路線の…

岩手に来ております。 盛岡はちょうどさんさ踊り、でありまして、連日大賑わい。 友人の出店に向かったところ、人手が足りない、ということで急遽やきとりを焼くことに。 実は、こういうの、意外に得意なんです（笑）。 ビールはいくら飲んでも良いよ、と言われたので、ご機嫌で焼き鳥屋やってました。また来年もやりたいな、これは（笑）。 このさんさもそうなのですが、東北の夏祭りというのはこれから夏だ！！　という感じではなく、どちらかと言うと去りゆく夏を懐かしむ、という趣が非常に強い。東京ではふざけるな、と言いたくなるくらいですが、実際8月15日を過ぎると一気に秋めいてくる、とういのもまた東北の魅力であり…

■ トルコ、米軍による基地利用を容認－対IS攻撃（7月24日付ウォールストリート・ジャーナル記事） ■ トルコ軍、シリア国内のＩＳＩＳ拠点を初空爆（7月25日付CNN記事） トルコが、これまでの方針を転換して、米軍による「イスラム国」攻撃のための基地使用を許可。しかも自らも「イスラム国」に対する空爆を行いました。 「『ゼロ・プロブレム外交』の挫折」でも触れましたが、トルコは、「イスラム国」よりもアサド政権打倒を優先したいこと、「イスラム国」からの報復攻撃を恐れていることから、「イスラム国」への直接攻撃と米軍への協力に対して消極的な姿勢をとってきました。このトルコの方針は非常に固いものだった…