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先月のバックナンバーです。 今月から登録された方で、過去の記事も読んでみたい・・という方はぜひご覧下さい。 9/1 英語のスピーキング(9):練習方法 9/4 今週の動き(9/4~10) 9/5 北朝鮮の核実験(「ICBM搭載用水爆」の開発)(1) 9/6 北朝鮮の核実験(「ICBM搭載用水爆」の開発)(2) 9/7 ハリケーン・ハービーのインパクト(政府閉鎖・デフォルト、トランプ政権と共和党) 9/8 北朝鮮の核・ミサイル問題の補足 9/11 今週の動き(9/11~17) 9/12 ペローシ・シューマー・トランプ合意(トランプと共和党の亀裂) 9/13 北朝鮮と中国、ロシア 9/14…
[ 2017/10/05 05:00 ] コメント(1)
「サウジアラビアの新時代(1)」の続きです。 前回は、ムハンマド・ビン・サルマン(MbS)皇太子の権力掌握に至る経緯をおさらいした上で、MbSが主導してきた改革の内容と意義、特に「ビジョン2030」の野心的な内容と課題、サウジとイラクの接近、さらにMbSのオタクな一面について解説しました。 今回は、その改革がどこに向かうのか、そこに潜む不安要素、特に、MbSの権力基盤、イエメン介入を含む外交、そしてテロとの戦いについて解説します。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** サウジアラビアの新時代(2) *********** ●Mb…
[ 2017/10/04 05:00 ] コメント(2)
■ サウジアラビア、女性の自動車運転を許可する国王令(9月27日付BBC) これは中東関係者に大きな衝撃を与えた決定でした。 サウジでは、この数年、大きな変革の動きが起こっています。 政治面では、16年3月、脱石油依存を含めた構造改革を示した「ビジョン2030」が策定。 外交面では、15年のイエメン空爆、16年のロシアへの接近、イランとの断交、今年6月のカタールとの断交・・さらに最近ではイラクへの接近の動きが注目を集めています。 また、社会面でも、今年4月に初めてクラシック・コンサートが開催。 そして女性に運転を認めるという今回の驚くべき決定。 まさに国が転換点を迎えていることを…
[ 2017/10/03 05:00 ] コメント(3)
10月になりました。シャツ一枚だとちょっと寒くなってきましたね。 *********** 先週の動き *********** 9/24(日) ・ドイツ議会(下院)選挙 ・フランス上院選挙 ・ロス商務長官が中国、香港、タイ、ラオスを訪問(~29日) ・NFLの選手が試合前の国歌斉唱でトランプ大統領に抗議の姿勢を示す 9/25(月) ・イラクのクルド自治区で独立を問う住民投票 ・北朝鮮外相が「米国が宣戦布告」と発言(NY) 9/26(火) ・トランプ大統領が北朝鮮への軍事力行使は「第2の選択肢だが、準備は万全」と発言(ワシントンDC) ・米上院がオバマケア改廃法案の採決を見送り ・アラバマ…
[ 2017/10/02 00:00 ] コメント(3)
■ Steve Bannon held secret meeting in China(9月22日付FT) ■ 米商務長官、中国に米企業への公正な対応を要請(9月26日付ロイター) 政権から追放された後もその一挙一動が話題を呼ぶ男スティーブ・バノン。 バノンはトランプ政権において最強硬の反中派として知られた人物です。その彼がいわば敵国を秘密裏に訪問。しかも会った相手は来月18日からの共産党大会で常務委員に残るかどうか注目される王岐山。そのタイミングはロス商務長官の訪中の直前。 ・「中国共産党大会のポイント」(16/11/25) ※この後、孫政才が失脚(今週の報道では党籍剥奪が決定)。現…
[ 2017/09/29 05:00 ] コメント(9)
■ Hillary Rodham Clinton, "What Happened" 「今週の動き(9/18~24)」(9月18日)で紹介したとおり、9月12日に発売されたヒラリー・クリントンの回顧録が米国で大きな話題を呼んでいます。 内容は大統領選の敗北を振り返ったもの。目新しい事実が含まれているわけではありません。また、ヒラリーにはすでにいくつもの著作があります。 ただ、過去の著作は、いずれも選挙を見据えたアピールという面がありました。それに比べると、この本は大統領への野望をすべて捨て去った後の率直な気持ちを述べているということで、政治家の回顧録としてはなかなか面白いと高い評価を得てい…
[ 2017/09/28 05:00 ] コメント(2)
「トランプの国連演説(1)」の続きです。 前回は、拉致問題の言及の意義、日米関係、「トランプ・ドクトリン」と「アメリカ・ファースト」の関係について論じました。 トランプ政権の外交方針を支える思想がもはやアメリカ・ファーストでないことは明らかです。では、トランプ・ドクトリンとはどのような考え方に基づくものなのか。 今回は、トランプ・ドクトリンを生み出した政権内の状況、そしてトランプ・ドクトリンの核心をなす思想について解説します。その上で今後の展望を考察します。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** トランプの国連演説(2) ***…
[ 2017/09/27 05:00 ] コメント(5)
■ トランプ氏、初の国連演説 「ヘイトスピーチ」と批判も(9月20日付BBC) ■ 「米国第一主義」衰えず、トランプ氏国連演説で露呈(9月20日付ロイター) トランプ大統領の国連演説。これは、非常に興味深いものでした。 日本では、北朝鮮の拉致問題を取り上げたことだけが注目されているようです。たしかに意義深いことでしたが、この演説の真のポイントは、国連という世界の指導者が集まる場において、トランプが政権の外交理念(トランプ・ドクトリン)を初めて明らかにした点です。 主要な米国メディアは、例によって反トランプの立場をとり、厳しい論調です。ただ、ウォールストリート・ジャーナルなど保守寄りのメデ…
[ 2017/09/26 05:00 ] コメント(3)
あっという間に9月後半に。残暑の時期もなく、気づいたら完全に秋の雰囲気ですね。 *********** 先週の動き *********** 9/18(月) ・安倍首相が国連総会出席のためNY訪問(〜22日) 9/19(火) ・国連総会一般討論演説(トランプ、マクロンら)(NY) ・ミャンマーのアウンサン・スーチー国家顧問兼外相が演説(ネピドー) ・FOMC(~20日) 9/20(水) ・国連総会一般討論演説(安倍首相、メイ、ロウハニら)(NY) 9/21(木) ・日米首脳会談(NY) ・日米韓首脳会談(同) ・トランプ大統領が北朝鮮制裁強化の大統領令に署名 9/22(金) ・金正恩…
[ 2017/09/25 00:00 ] コメント(3)
先月のバックナンバーです。 8/2 トランプ政権のパワーポリティクス(政権発足6か月)(※創刊号) 8/3 稲田防衛大臣の辞任と日米関係 8/4 トランプ政権のパワーポリティクス(MMT) 8/7 今週の動き(8/7~13) 8/8 ロシアゲートとトランプ弾劾の行方 8/9 ロシアによる選挙干渉の脅威 8/10 ティラーソン国務長官の孤立 8/14 今週の動き(8/14~20) 8/15 トランプ政権の北朝鮮外交 8/17 トランプ時代の日米関係 8/18 シャーロッツビルの衝突、終戦と独立 8/21 今週の動き(8/21~27) 8/22 スティーブ・バノンの解任(1) …
[ 2017/09/22 05:01 ] コメント(0)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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