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ようやく金曜日、TGIFですね。週末、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 私は、ゴルフや温泉に行くのが好きですが、何の予定もないときは、ジムとストレッチに行くのが習慣となっています。筋トレといえば思い出すのは、ボブ・ウッドワード『ブッシュの戦争』。…
[ 2015/06/26 00:00 ] コメント(11)
今日は天気が良かったですね。早くスカっと夏になってもらいたいものです。さて、本日のお題はマレーシアです。 ■ Malaysian Ex-Prime Minister Unleashes Criticism(6月17日付The New York Times記事) マハティール元首相がNYタイムズのインタビューにおいてナジブ首相に対する批判を大展開。これに対し、アニファ・アマン外相がNYタイムズに対して公開書簡を送り、真正面からマハティールに反論。 ■ Anifah Aman: Regrettable to see Dr M undermine country(6月17日付The Star記…
[ 2015/06/25 00:00 ] コメント(4)
前回に続いて、憲法のセクシーな話を続けるつもりだったのですが、旬な話が多いので、とりあえずそちらを優先します。せっかく興味をもって下さった方には(とても少ないと思いますが・・(笑))申し訳ないですが、少しお待ち下さい。 ■ スーチー氏訪中、中国外交の微妙な変化とは(6月11日付ウォールストリートジャーナル記事) ■ Kokang declare unilateral ceasefire as peace talks stall(6月11日付The Myanmar Times記事) 6月11日、アウンサン・スーチーが中国を訪問し習近平と会談しましたが、同日、ミャンマー政府と武力衝突していたコ…
[ 2015/06/24 00:00 ] コメント(1)
本日は、昨日の記事でご紹介した「執政権」についてお話します。最初に述べておくと、この話はかなりマニアックです。現実問題としてあまり取り上げられることもないので、雑談として、こんな話もあるんだなという気分でお付き合いください。憲法学の独特のテイストを味わってもらえればと思います。 立憲主義国家において、国家の権力は、立法権、司法権、行政権の三つの権力に分解されると言われます(三権分立)。ところが、最近の憲法学においては、これら三つの権力に「執政権」を加えることが論じられています(四権分立)。 小島和司、阪本昌成、石川健治といった憲法学の重鎮といえる方々が代表的な論者ですが、欧米においては通説…
[ 2015/06/23 00:00 ] コメント(11)
新安保法制について、高名な憲法学者が「集団的自衛権」の行使は違憲である、という主張を展開して話題になっていますね。以前の記事(「新安保法制をめぐる議論」)で述べたとおり、私はあまりこの問題に関心がないのですが、少しだけ思うところを述べてみます。 ●憲法学の特徴 まず、憲法学は、他の法学とはかなり性格の異なる、とても変わった法分野です。一目見れば分かると思いますが、憲法の条文はわずか103条しかありません。他の法律と比べてとても少ないです。しかも改正されたことがないので、現在の状況を想定していない箇所が沢山あります。その上、解釈の指針となるべき判例も非常に少ない。 このため読み手の自由な思…
[ 2015/06/22 00:00 ] コメント(4)
金曜日、TGIFですね。 せっかくの週末前ですし、これからは金曜には軽い雑談をしようと思っていたのですが、面白い記事が出てしまったので、ちょっと書いてみます。 ■ Saudi defence minister to meet Vladimir Putin for talks on Syria(6月17日付The Financial Times記事) サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子(国防大臣)がロシアを訪問しプーチンと会談するとのこと。記事には「on the sidelines of the St Petersburg International Economic Fo…
[ 2015/06/19 00:00 ] コメント(8)
前回の記事「トルコ総選挙」で、トルコが今後経済発展を続けていく上では関係国との外交関係を安定させることが重要である点を指摘しました。そこで、今回は、AKP政権が展開してきた外交について述べます。 ●中東外交のキープレイヤー まず、本論に入る前に、トルコ外交の中東における位置づけについて簡単に述べておきます。近年の中東の国際関係は非常に複雑化していますが、これを理解する上で重要なポイントは、まず中東のキープレイヤーの動きを把握することです。 中東のキープレイヤーとは、いわゆる中東における「大国」であり、具体的には、①エジプト、②サウジアラビア、③イラン、④トルコ、そして⑤イスラエルです。民…
[ 2015/06/18 00:00 ] コメント(1)
■ トルコ総選挙、与党が初の過半数割れ クルド系政党躍進(6月8日付ロイター記事) 「トルコの政策金利据え置きと総選挙」で説明したとおり、この選挙は、トルコの未来を決定づける重要な選挙でした。与党AKPは得票率50%を割り、過半数の議席を獲得することもできませんでした。 主な要因はエルドアン大統領の強権的な独裁に対する反発ですが、上記の記事で指摘したクルド政党HDPに議席が流れたことも大きかったといえます。 これは、「クルドのオバマ」ことデミルタシュ党首のカリスマ的人気もありますが、国境地帯での「イスラム国」との戦いにおいて、トルコ政府がクルド人たちを守らなかったことが大きく影響していま…
[ 2015/06/17 00:00 ] コメント(6)
これからは色気のある記事を書くとかコメント欄で言ってたくせにヒラリー・クリントンなんてお婆さんの話かよ、とペルドンさんのもっともなツッコミ。・・・まあ、月曜からお色気も何なので、週末が近くなるところで書いてみます(笑)。 ほか、近いうち、Q&Aとか、色々新しい試みをしてみたいと思っているので、楽しみにして下さい。さて、ペルドンさんのコメントに触発されて、今日はヒラリーの話を続けてみます。ついでにもう一人の美魔女(?)であるナンシー・ペローシにも触れます。 ■ 米大統領、労働者支援法案の再検討・可決を下院に求める(6月13日付ロイター記事) TPA法案は下院で可決されましたが、TA…
[ 2015/06/16 00:00 ] コメント(3)
■ Bernie Sanders officially kicks off presidential campaign(5月26日付ロイターVD) ■ 米大統領選、オマリー前メリーランド州知事が出馬 民主党3人目(6月1日付ロイター記事) ■ チェイフィー前州知事、米大統領選への出馬表明 民主党で4人目(6月4日付ロイター記事) 「米国大統領選:ジェブ・ブッシュの出馬」の続きです。続きは次の日に書くと言いながら、週末に入ってしまい、アップのタイミングを逸してしまいました。まあ、週末はゆっくりした方がいいですよね。ということで、本題です。 ちょうど、13日にヒラリー・クリントンがNY州で初の…
[ 2015/06/15 00:00 ] コメント(1)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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