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週中にFOMC議事要旨の発表を控え様子見ムードが続き、続く木曜日は感謝祭で休場、週末は半日取引と、イベントが少ない1週間でした(安心してください、今週は統計が山盛りです)。そんな中で始まったクリスマス商戦、今年はどんな風景になるのでしょうか? 年内も残すところあと1カ月、しかし雇用統計にFOMCと重要イベントがいくつか控えています。11月のFOMC議事要旨を振り返り、また足元の雇用環境を見ながら、今後のポイントなども整理しておきましょう。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・年末商戦スタート ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 新規失業保険申請件…
今回は簡単に24日に公表された内閣府月例経済報告を紹介します。その後、最近話題のFTX破綻について一言。 *********** 現状、先行きとも判断維持 *********** 内閣府月例経済報告では、景気の現状、先行きとも判断が維持されました。目立つ変更点は、先行き基調判断の中で、「ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中」との従来の表現が「ウィズコロナの下で」とされたこと。「もうウィズコロナなのだ」との宣言でしょうか。 (現状) ・基調:景気は、緩やかに持ち直している ・個人消費:緩やかに持ち直している ・設備投資:持ち直している ・住宅建設:底堅い動きとなっている ・公共投…
ワールドカップ、日本は初戦のドイツとの大一番は見事でしたが、コスタリカ戦は残念でした・・うーん、終わった後も見返してしまいましたが、チャンスは十分あったように思えただけに、悔しいですね。 気を取り直して、スペイン戦でのジャイアントキリングに期待します。あのスター軍団とどんな戦いになるのか、勝敗を超えて試合自体が楽しみです。これから28時に始まるドイツ-スペイン戦も見ます! *********** 先週の動き *********** 11/20(日) ・ウクライナのザポリージャ原子力発電所で11月19日夜と20日朝に大きな爆発があったとIAEAが発表 ・ハリス副大統領とフィリピンのマルコス…
■ 岸本周平氏に岸田首相が推薦状交付 和歌山知事選(10/4付毎日新聞) ■ 和歌山県知事選に新人3氏が届け出 経済政策争点(11/10付日本経済新聞) 11/10に和歌山県知事選挙が告示されました。明日27日が投開票日です。 新人3人が立候補していますが、自民党・立憲民主党・国民民主党が相乗りで前衆議院議員の岸本周平氏を推薦しているため、岸本氏の当選は確実と見られています。 実は、岸本氏が与野党の推薦を得て立候補に至るまでの過程に、政界の様々な思惑が見えました。今後の政局に影響を与えるかも知れないようなこともいろいろと・・・。 ということで、今回は、和歌山県知事選を中心に、今後行われ…
■ 岸田首相 寺田総務相を更迭 後任は松本剛明元外相 起用へ(11/21付NHK) ■ 松本新総務相 規正法違反疑い(11/22付しんぶん赤旗) 11/20に寺田稔氏が総務大臣を辞職しました。10月に入ってから政治とカネにまつわる疑惑が次々と報じられていたため、辞任は避けられないと見られていたにもかかわらず、よくもここまで引っ張ったものだと思います(下記記事参照)。 ・「山際大臣辞任 〜 後任は誰か」(10/25) 岸田文雄総理は、寺田氏が自らが会長を務める宏池会の所属であることに加え、同じ広島県選出の議員であること、また、宏池会の創始者である池田勇人氏の孫娘が妻であるという関係から、何…
先週は、比較的落ち着いていた印象のマーケットですが、統計発表は目白押しでした。 既にインフレはメインテーマから外れている印象すら受けますが、今後はどういったテーマが政策の主題になるのでしょうか?統計の分析とともに、FEDの次のテーマにも、目を配っていこうと思います。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・利上げ出来ない日本 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 小売売上高 10月 2. 生産者物価指数(PPI)10月 3. 連銀製造業サーベイ ・NY Fed製造業 11月 ・Philly Fed製造業 11月 ・Special Que…
今回は15日に公表された7~9月期GDPを紹介します。その後、お願い事です。 *********** 予想外のマイナス成長 *********** 蓋を開けてみると、7~9月期GDPは大方の事前予想と異なりマイナス成長となりました。昨年7~9月期以来4期振り。具体的には、前期比-0.3%、年率換算で-1.2%です。 内需・外需に分けると内需の寄与度は+0.4%、外需の寄与度は-0.7%で、外需が大きく足を引っ張った格好です。需要項目別には以下の通りです。 ・民間最終消費支出は前期比+0.3%、寄与度+0.1%。4~6月期には前期比+1.2%とかなり伸びたのですが、コロナ第7波の影響もあ…
今週からいよいよワールドカップですね。日本の初戦の相手はドイツ。その後もコスタリカ、そしてスペインと対戦という、とんでもないグループですが、優勝候補の強豪との勝負を見られるのは幸運なことかもしれません。見るだけの気楽な立場だから言えることでしょうが・・とにかく初戦から大一番、楽しみです。 *********** 先週の動き *********** 11/13(日) ・東アジアサミット(プノンペン) ・日米、米韓、日米韓、日韓、日越首脳会談(同) ・米豪首脳会談(同) ・トルコのイスタンブールで爆発(トルコ政府はPKKとPYD/YPGによるテロと発表) ・イスラエルのヘルツォグ大統領がネタニ…
■ 葉梨法相更迭、山際氏に続き岸田内閣に打撃(11/11付産経新聞) ■ 岸田内閣 「支持」33% 内閣発足後最低に 政党支持率は?(11/14付NHK) 法務大臣の仕事や死刑についての不適切発言により、葉梨康弘氏が法務大臣を辞任しました。事実上の更迭です。 今年8月に発足した第2次岸田改造内閣は、政策への理解や答弁能力を重要視して人選が進められたとされています。そのため、失言放言の類をする懸念のある大臣はいないだろうという印象を持っていました。 ところが葉梨氏は、東京都内で行われた武井俊輔氏の政治資金パーティーの場で、「法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるの…
■ Decision 2022(NBC) 米国の中間選挙は、まだ結果が確定していませんが、多くの人の予想を裏切る波乱に富んだ結果になりました。 現時点では、上院は、民主党50、共和党49。ジョージア州で12月6日に決選投票が行われますが、その結果を待たずに民主党の多数維持が確定しました。 下院は、民主党204、共和党212で、いずれも過半数の218にはまだ届いていません(APの推計、NBCなどメディアによってはすでに共和党が過半数を獲る見込みとしています)。 先週の記事(以下のリンク参照)で述べたとおり、今回の選挙では共和党の優勢が予想されていました。とはいえ上院については、特に3つの…
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