プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!
【NEW!】 新メルマガ「奥山真司の戦略論から見た世界」 お申込み開始しました!
【完売御礼】 今年も大変多くのご注文をいただき、誠にありがとうございました!
グッチーポストオンラインセミナー JDさん×吉崎達彦さん、安田佐和子さん峯村健司さん奥山真司さん。次回の開催もお楽しみに。
グッチーポストオンラインサロン ただいま新規メンバー募集中!
■ 第7回日本・メコン地域諸国首脳会議(7月4日付外務省HP) 先週、メコン5か国の首脳が同時に来日し、日本を加えて首脳会議を開くというイベントがありました。メコン5か国、すなわちタイと「CLMV」といわれる後発国からなる「陸のASEAN」は、シンガポール、マレーシアらからなる「海のASEAN」と比べて経済発展が遅れていますが、その原因の一つは、国境を越える物資の移動コストが高い点にあります。 これを克服すべく進められているのが「ASEAN経済共同体」と「経済回廊」の構築です。ASEAN経済共同体は、簡単に言えば、ASEAN10か国が共通の市場と共通の生産拠点を作るという試みです。「共同体…
■ ギリシャ、ピレウス港民営化の規模を縮小=関係者(5月2日付ウォールストリートジャーナル記事) ■ プーチン氏がギリシャ企業に資金供給用意、ガスパイプライン延長で(5月8日付ロイター記事) 混乱が続くギリシャですが、ご存じのとおり、米国も日本もリスクのエクスポージャーは極めて小さく、マーケットに与える影響は限られています。それに、最後に落ち着くところまでいってもらわないと何とも言えないのが正直なところです。 国際政治の観点から気になるのは中国とロシアの介入です。まず中国ですが、ギリシャのピレウス港は、「一帯一路」構想において、陸のシルクロードと海のシルクロードが交錯する重要拠点です。中国…
ブログへたくさんのコメントを頂いており、お蔭様でギリシア問題を含め、大変有意義なページが出来ていると感激しております。みなさまありがとうございます。 ギリシアの国民投票、基本的に無責任だと思いますが、何せ、本当にドラクマになって困るような大金持ちでギリシア国内に資産を置いている、という人が皆無だ(政治家を含む)というのが非常に大きな原因だと思います。財界から政界から有力者はほぼすべて資産を海外に於いているので、全く困らない。そりゃー無責任にもなる訳ですね。 ただ、安藤さん以上に無責任な人は最近日本では見たことがありませんね。ほんと、いい加減にしてもらいたいと思います。 ギリシアはこんな線…
今日は七夕なんですね。いつの間にか7月・・もう一年の半分が過ぎているとは。月日の流れる早さに驚きますね。 さて、今日はイランについて。 ■ 米国務長官:イラン核協議の最終合意の楽観論否定-記者団に(7月6日付ブルームバーグ記事) 当たり前のように6月30日の最終期限が延期され、交渉が続いているイラン核協議。まあ、6月末に合意が成立すると考えていた人は最初からいなかったので、ある意味想定どおりの展開です。以前の記事で述べたとおり、両国は何が何でも合意を実現させる覚悟ですから、おそらく何とかなるのでしょう。 では、どのタイミングでまとまるのか。ポイントとなるのはコーカー・メネンデス法(レビ…
■ 黒田勝弘『韓国 反日感情の正体』 以前の記事で言及しましたが、韓国人の考え方を知る上で参考になる一冊です。 著者は、産経新聞で長年「ソウルからヨボセヨ」というコラムを連載していることで知られます。私も中学生の頃から愛読していました。そんなわけで、以前の記事で述べたとおり、外務省で韓国人青年の招聘プログラムを担当したとき、対談相手として呼ぶことも検討しました(ソウル在住のためかないませんでした)。 産経新聞のソウル支局長というと保守的な主張をイメージされるかもしれませんが、社風とは趣を異にして(著者は元々共同通信社出身)、韓国に対して、非常に暖かい目線を向けています。それも、偏った愛情…
月曜日はどたばたするので、書いてしまいましょうね。 今週のメルマガは 1.アメリカ雇用統計の分析・・・・程遠い利上げへの道 2.ギリシアの状況・・・・ブログには書いていないこと 3.今週の経済ZAP 富裕層出国税、新国立競技場問題 その他 といったような内容です。日本の人口動態調査が出ているので、これについても書きたいことがあったのですが、あまりにも書きたいことが多すぎるので機会を改めて書くことにします。 アエラの方は メルマガの上の2の簡易版と言ったところか・・・・ 本当はどうでもいい、と思っていたのだが、誰もギリシアについて書かないらしい、ということでワタクシが書くことにしました。…
「Q&A」で金曜には英語についての記事を書くと述べていましたが、旬な記事があまりに多いので、すみません、こちらを優先します。 ■ エジプト軍検問所を同時襲撃、過激派戦闘員や兵士ら100人超死亡(7月2日付ロイター記事) これはかなり大規模な武力衝突です。これだけ多数の場所が同時に攻撃され、双方に100名もの死傷者を出すという凄まじい事態は、2011年の騒乱以降初めてと思います。アルジャジーラは、この数年で最悪の事態であると報じています。 攻撃を行ったと宣言している「イスラム国」の「シナイ州」(団体の名称)は、もともとは「アンサール・バイト・アル・マクディス」という名前の武装組織で…
Hulu、いいですね。私はこれで映画と海外ドラマをたくさん見ています。新しく追加される作品もなかなか魅力的で、時間がいくらあっても足りません。その中で、先日見たのがジョージ・W・ブッシュ元大統領の半生を描いた映画『ブッシュ』(オリバー・ストーン監督、2008年公開)。 ■ W. (2008) Official Trailer - Josh Brolin Movie 公開当時、ブッシュは現役の大統領でした。まさか現職大統領を映画のネタにしてしまうとは、さすがオリバー・ストーン、その大胆さに度肝を抜かれたものです。 ちなみに、本作品の原題は「W.」です。なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが…
先日、「サルマン副皇太子・プーチン会談」という記事において、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子のロシア訪問とプーチンとの会談について書きましたが、これは会談前の話でした。今回は、会談後の報道をふまえた上で思ったことを書きます。 ■ ‘Nothing could prevent S. Arabia from buying Russian defensive weapons’ – Saudi FM(6月21日付RT記事) ■ Russia and Saudi Arabia ink nuclear energy deal, exchange invites(6月20日付同記事) …
いよいよです。 まず、本日IMFに対する利払いがなければ、今回IMFはグレースピリオドを設けないとしているので、即第3者機関による認定というデフォルト事由が発生し、CDS保有者は一斉にトリガーを引きます。引き換えに裏書に使われたギリシア国債やギリシア債権がそれらのCDSの引き受け手に渡されることになります。まあ、元本分を払わさせるケースも当然出てきます。 ギリシア関連のCDSの引き受け手は99%が欧州の大銀行で、米銀、日本の銀行はほぼ無関係です。 読者の方から100兆ユーロ、というご指摘がありましたが、これは大きすぎます(笑)。我々の調べたところでではせいぜい8000億ドル程度。それでも8…
プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!The Gucci Postです。
グッチーポストのご紹介
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
経済 ZAP !!
奥山真司の戦略論から見た世界
世界情勢ブリーフィング
永田町ディープスロート
新・CRUのひとり言
前橋伸哉 クロコダイル通信
加納ハルキ それいけクラシック!!
三原淳雄 言いたい放題
しま ぐっちーさんの ねこまっしぐら。