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2025/05/24 15:00  | 戦略論 |  コメント(0)

長期戦に備えているのか


今週の国際政治における戦略的なニュースといえば、あいかわらずトランプ政権の国内ネタです。たとえばハーバード大学の留学生受け入れ資格を取消すと言ったことなどで大騒ぎになっていますが、国際的にはやはりロシアが停戦に応じなかったという話が大きいですね。

プーチン氏に終戦意思なし 欧州首脳に伝達、制裁後ろ向き 米大統領(5/22 時事通信)

このような話を聞くにつけ、トランプ大統領はようやく国際政治の舵取りの難しさを再認識したのか、という気にもなりますが、その後も決断の不安定さは相変わらずなので、やはり「哲学や長期戦略がない」という点は一貫しているように思えます。

ハーバード大学に対する敵視も、中・長期的に見れば、かえってアメリカの学問分野の世界的なリードを弱体化させる方向に向かわせることは確実であるため、つくづく短期的な視点(この場合は反ユダヤ主義や左翼学生の排除)でしか政策を考えていないことが浮き彫りになっています。

そのような中で、今回は、国際的な外交誌フォーリン・アフェアーズ誌の最新号に掲載された、ローレンス・フリードマンの論考を紹介しつつ、それが日本にとってどのような意味を持つのかを考えてみたいと思います。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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長期戦に備えているのか
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▼戦争学の泰斗、フリードマン
▼最近の戦争は長期化している
▼日本の備えは?
▼本の紹介

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