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2025/05/04 15:00  | 戦略論 |  コメント(0)

米国民はトランプ大統領をどう見ているのか


先週の世界的な話題といえば、なんといっても先月21日死去し、26日にバチカンで世界の首脳たちを集めたローマ教皇の葬儀の様子の話でした。

あいにく石破首相は葬儀に参加せず、代わりに岩屋外務大臣が出席したわけですが、世界的な影響力が減ったと言われて久しいカトリックの総本山の葬儀でも、トランプ大統領をはじめとする世界の錚々たる首脳たちが集まったことは注目に値します。

フランシスコ教皇にお別れ 葬儀に40万人 遺体はローマの大聖堂へ(4/26 朝日新聞)

その中で個人的に注目したのは、渦中のウクライナ戦争について、葬儀の前にゼレンスキー大統領とトランプ大統領が、教会の中で個別会談するシーンがあったことでしょうか。

このシーンですが、見方によっては実に感動的でした。というのも、この葬儀のおかげで、前回は破綻したホワイトハウスでの会談の代わりに、実に個人的かつ建設的な議論ができたとされ、イギリスのメディアでは、これを受けて「法王の最後の仕事」(Pope’s Last Act)という粋な見出しをつけています。

これは『三国志』の後半に出てくる言葉を引用すれば「死せる教皇、トランプを走らす」ということかもしれません。葬儀によってトランプとゼレンスキーが仲直りということですから。

葬儀そのものは、トランプ大統領の服装(ネイビーの背広)に文句をつけるような論評などがありましたが、その後にトランプ大統領のプーチン大統領への態度が硬化したこともあり、「やはりバンス副大統領が絡まないとトランプはまともだ」という皮肉までささやかれている次第です。

そこで今回は、「トランプは意外にもまともなのではないか」という観点から、米国民はトランプ大統領をどう見ているのかを考察し、その上で、日本はどう向き合っていくべきなのかを考えてみたいと思います。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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米国民はトランプ大統領をどう見ているのか
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▼本当は良い人?
▼アメリカ人の意識調査
▼日本は耐えるしかない

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近況報告
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例年あまり気づくことがなかったのですが、私の周囲で新年度や新学期のおかげで、どうもストレスを大きく抱えている人々の話をよく聞くようになりました。

たしかに4月から大きく環境が変わった、という人は本メルマガの読者の方にも多いのではないでしょうか?

かく言う私も、最近睡眠の大切さに気付かされることが多く、とにかくチャンスがあれば昼寝したり仮眠をするなど、時間をうまく管理しながら身体を休ませるようにしています。

そういえば米軍でも7〜8時間かそれ以上の長さの睡眠時間の確保を推奨していますね。

日本人はもっと寝るべきです。

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