2025/05/17 18:00 | インテリジェンスサロン | コメント(0)
米国出張報告(その1)トランプ関税「変節」の舞台裏
スイスのジュネーブを舞台として、米国のべッセント財務省長官と中国の何立峰(ホーリーフォン)副首相が直接交渉に臨み、最終的に共同声明が発表され、米中双方がそれぞれ課してきた追加関税をともに115%引き下げることで合意しました。
■ 米中貿易協議 双方が追加関税115%引き下げで合意(5/12 NHK)
前号のメルマガ第8号でもご紹介しましたが、私は4月末から5月上旬に米国のニューヨークとワシントンに出張して、トランプ政権高官やアナリストたち30人余りに会いました。その最大の目的は、まさにこの米中関税交渉の内幕を探ることでした。
前号では、最後に、「最近の米中の動きを見ていると、私の見立てに沿った兆候が、少しずつですが、早くも表れてきたように感じられます。もしかしたら思ったより早いタイミングで米国は動き出すかもしれません」と書きましたが、その直後に米中協議が設定され、今回の合意の発表。まさに私のインテリジェンスに基づく予想に沿った展開になっています。
もっとも、前号は「緊急報告」ということで、まだ取り急ぎのご報告でした。これから本格的な報告をお伝えします。
出張で得られた情報は膨大でしたが、本インテリジェンスサロンの参加者の皆様には、その中でも特に選りすぐって、とびきりのインテリジェンスを伝えたいと思っています。とはいいつも、かなり長くなってしまったので(苦笑)、本号と次号の2回に分けてお届けします。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下のとおりです。
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米国出張報告(その1)トランプ関税「変節」の舞台裏
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