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今回は、10月下旬に韓国で開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議の際に話題になった、為替の話しを取り上げます。今週サミットが開かれるので、その前に復習ということで。 まず、その部分、和文と(本来の)英文の2つ下記に引用します。 根底にある経済のファンダメンタルズを反映し、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的な切り下げを回避する。準備通貨を持つ国々を含む先進国は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きを監視する。これらの行動は、いくつかの新興国が直面している資本移動の過度な変動のリスクを軽減させる助けとなろう。あわせて、我々は、安定的でよく機能する国際通貨システムを…
[ 2010/11/08 00:00 ] コメント(2)
これまで、この時期には日銀の金融システムレポートを紹介してきました。このレポートは毎年2回、3月と9月に公表され、日銀の金融システムの見方が示されます。ただ、今回は前回と余り変わり映えがしない印象なので、下記に要約版のアドレスだけ載せておきます。 ということで、今回は先日の政策変更の話し、いわゆる包括緩和に触れたいと思います。 http://www.boj.or.jp/type/ronbun/fsr/data/fsr10b1.pdf…
[ 2010/11/01 00:00 ] コメント(2)
今回は「為替相場」について。9月半ば以降の日本の介入、人民元問題等について触れたいと思います。本来はcurrency warと呼ばれるもっと広い問題として捉えるべきですが、今回は部分的な話しにとどめ、大きな話しは数回後にとりあげます。 為替について復習すると、「市場」においては、2つの国の間の「金利」「期待インフレ率」「その他の心理的要因(気分、雰囲気のようなもの)」の違いにより、為替相場の方向が決まります。金利が高いほどその通貨に投資すれば儲かるので、魅力が高まり強くなります。期待インフレ率が低いほどその通貨に投資しても損をしないので、魅力が高まり強くなります。心理的に「大丈夫」「安心」と…
[ 2010/10/25 00:00 ] コメント(2)
今回は尖閣諸島問題を取り上げます。領土問題は極めてデリケートな問題です。パレスチナ問題をみても、本当は何が正しいか、門外漢にはさっぱり分かりません。人類の長く複雑な歴史を経て、様々な人たちが様々な思いを持つのが領土や言語のような問題と思います。 このため、今回は「尖閣は誰のものか」という問題は避け、「尖閣は日本のもの仮定したうえで、それに中国のような凄い国が挑戦してきたらどうすれば良いか」という点を中心に書こうと思います。…
[ 2010/10/18 00:00 ] コメント(3)
もう1月近く経ってしまいましたが、今回は民主党代表選挙について。 「菅さん、小沢さんのどちらがより嫌われているか」という嫌われ方比べの結果、菅内閣が維持されました。よく言われるように、小沢さんは強いカリスマ性、構想力を備え、皆に畏怖される存在です。私のイメージの中では、戦後政治の中で、吉田茂、田中角栄、中曽根康弘に次ぐ存在感を持つ人です。 他方、菅さんは薬害エイズ問題での切り込みの鋭さ、イラ菅と言われる恐さが特徴。しかし、小沢さんに比べれば「普通」の存在。結局、その普通さが勝ったわけです。…
[ 2010/10/11 00:00 ] コメント(2)
Vol.53で「当面マイペースで」と書きました。ただ、民主党代表選挙、尖閣諸島問題、為替介入、バーゼル規制決定など様々なことが起きました。また、定例物として日銀の主要レポートを取り上げる時期にもなります。このため、「時差」は大きくなりますが、当面、週1回ペースを維持しようと思います。 今回は、そうした中で日本振興銀行の破綻について感想を記したいと思います。…
[ 2010/10/04 00:00 ] コメント(2)
今回も日銀について。政府との関係に焦点を当てたいと思います。今回も基本条文から。 第3条第1項:日本銀行の通貨及び金融の調節における自主性は、尊重されなければならない。 第3条第2項:日本銀行は、通貨及び金融の調節に関する意思決定の内容及び過程を国民に明らかにするよう努めなければならない。 第4条:日本銀行は、その行う通貨及び金融の調節が経済政策の一環をなすものであることを踏まえ、それが政府の経済政策の基本方針と整合的なものとなるよう、常に政府と連絡を密にし、十分な意思疎通を図らなければならない。 http://www.boj.or.jp/type/law/bojlaws/bojl…
[ 2010/09/27 00:00 ] コメント(1)
今回と次回、8月末に展開された日銀の金融政策を巡る「騒動」について感想を記したいと思います。今回は政策そのものの是非、次回は政府との関係に焦点を当てたいと思います。 今回のテーマの前提として、日銀法の2つの条文を紹介します。 第2条:日本銀行は、通貨及び金融の調節を行うに当たっては、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、その理念とする。 第40条第2項:日本銀行は、その行う外国為替の売買であって本邦通貨の外国為替相場の安定を目的とするものについては、第36条第1項の規定により国の事務の取扱いをする者として行うものとする。…
[ 2010/09/20 00:00 ] コメント(1)
今回は53回目。一周年記念です。ぐっちーにブログを頼まれたのは昨年の夏。当初は「他にも書く人がいるから、2、3週に1度でも」という感じでしたが、結局この1年、週1回ペースを守ってきました。1年続けることができ、とりあえずほっとしています。今回は少し種明かしをしたいと思います。…
[ 2010/09/13 00:00 ] コメント(3)
夏場の疲れが溜まり調子がイマイチ。今月は、普段より短めにいきたいと思います。 先月16日、2010年第2四半期のGDPと合わせ「日本のGDPが中国に抜かれた」旨公表されました。何年も前から予想されていたことですし、データの遡及改定もあり得ますし、何より為替換算次第ですが、「日本は世界3位の経済大国」と表現を改めることが必要になった訳です。欧米のメディアでも結構報道されたようです。…
[ 2010/09/06 00:00 ] コメント(1)
Konan新・CRUのひとり言
1961年生まれ ぐっちーと同じ高校を卒業し、東京大学法学部に入学。30年以上「公」の世界を歩んだ後、最近民間に転じた元官僚。今回の連載再スタートでは、日本経済に焦点を当て、内閣府や日銀の公表物の解説などを極力分かりやすく行いたいと思います。 著者とメルマガのご紹介 メルマガ配信登録
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