2011/01/03 00:00 | by Konan | コメント(1)
Vol.69: 新年特集(その1、政治)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
去年同様、今年も2月にかけて6回に亘り新年特集で本コーナーを始めようと思います。今年は、政治、世界経済(その1)、世界経済(その2)、日本経済、外交、日本の未来といった6回構成を考えています。
それから、最近余り体調が良くなく、長時間PCを扱うと頭痛、強烈な肩凝り、胃痛に見舞われます。これまで、当コーナーは3セクションを踏襲してきましたが、時々2セクションの短いものも混ぜたいと思います。
政治に関しては、小沢さんが年明け後の国会で政治倫理審査会に出席する意向を表明し、離党を避けたまま越年しました。ただ、小沢さんの去就を含め流動的な要素が多く、「民主党が分裂するか、政界再編が起きるか、解散総選挙が行なわれるか」といった大きな問題について、全て「可能性あり」という一触即発の新年入りと思っています。
民主党政権には、能力ある政治家が少なからず存在します。長い間官に政策立案を委ねてきた自民党と比べ、政策のアイディアにも魅力的なものがあります。それでも、多くの人が感じているように、鳩山総理、菅総理と二代続けて「お粗末」な政権運営が続いています。その理由は、(政務3役の会合に次官、官房長を加えるよう指示が出たことからも分かるように、大分変化してきたとは言え)官の力を活用しようとしない、官を叩けばそれで良いとの考え方が根強いことと、政権初心者であり「国家統治」の基本が理解できていないこと、にあると思います。
前者について言えば、官だけでは駄目であることは当然ですが、政だけでは政策立案・遂行に限界が生じるのは当然で、「官を使いこなし、政・官の総力を結集する」懐の深さが必要です。実態としては、官がサボタージュし、政の力の無さを曝け出させている感があります。後者については、国内的なポピュリズムに目を奪われている間に、中国、ロシア、極め付けは北朝鮮のような問題に翻弄される姿は、惨めです。「国民、国を守る」という国家の原点に戻る必要があると思いますし、そのためには、一部の方に犠牲を求める(無論、補償を前提に)胆力が必要です。
その意味で、極めて単純な1つの軸として、民主党の中で「普天間問題を辺野古沖への移転で解決すべき」と考える層が党を割り、自民党の中の余りに古く右寄りな勢力を除いた部分と結合し、再出発を目指すような政界再編が起きることが、ベストと思います。そして、実際そうした動きが起きてくる確率は低くないと思います。
ただ、そうだとしても、総理として誰が魅力的か、浮かんでこないのも正直なところ。寂しい限りです。
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