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■ Steve Bannon held secret meeting in China(9月22日付FT) ■ 米商務長官、中国に米企業への公正な対応を要請(9月26日付ロイター) 政権から追放された後もその一挙一動が話題を呼ぶ男スティーブ・バノン。 バノンはトランプ政権において最強硬の反中派として知られた人物です。その彼がいわば敵国を秘密裏に訪問。しかも会った相手は来月18日からの共産党大会で常務委員に残るかどうか注目される王岐山。そのタイミングはロス商務長官の訪中の直前。 ・「中国共産党大会のポイント」(16/11/25) ※この後、孫政才が失脚(今週の報道では党籍剥奪が決定)。現…
[ 2017/09/29 05:00 ] コメント(9)
■ Hillary Rodham Clinton, "What Happened" 「今週の動き(9/18~24)」(9月18日)で紹介したとおり、9月12日に発売されたヒラリー・クリントンの回顧録が米国で大きな話題を呼んでいます。 内容は大統領選の敗北を振り返ったもの。目新しい事実が含まれているわけではありません。また、ヒラリーにはすでにいくつもの著作があります。 ただ、過去の著作は、いずれも選挙を見据えたアピールという面がありました。それに比べると、この本は大統領への野望をすべて捨て去った後の率直な気持ちを述べているということで、政治家の回顧録としてはなかなか面白いと高い評価を得てい…
[ 2017/09/28 05:00 ] コメント(2)
「トランプの国連演説(1)」の続きです。 前回は、拉致問題の言及の意義、日米関係、「トランプ・ドクトリン」と「アメリカ・ファースト」の関係について論じました。 トランプ政権の外交方針を支える思想がもはやアメリカ・ファーストでないことは明らかです。では、トランプ・ドクトリンとはどのような考え方に基づくものなのか。 今回は、トランプ・ドクトリンを生み出した政権内の状況、そしてトランプ・ドクトリンの核心をなす思想について解説します。その上で今後の展望を考察します。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** トランプの国連演説(2) ***…
[ 2017/09/27 05:00 ] コメント(5)
■ トランプ氏、初の国連演説 「ヘイトスピーチ」と批判も(9月20日付BBC) ■ 「米国第一主義」衰えず、トランプ氏国連演説で露呈(9月20日付ロイター) トランプ大統領の国連演説。これは、非常に興味深いものでした。 日本では、北朝鮮の拉致問題を取り上げたことだけが注目されているようです。たしかに意義深いことでしたが、この演説の真のポイントは、国連という世界の指導者が集まる場において、トランプが政権の外交理念(トランプ・ドクトリン)を初めて明らかにした点です。 主要な米国メディアは、例によって反トランプの立場をとり、厳しい論調です。ただ、ウォールストリート・ジャーナルなど保守寄りのメデ…
[ 2017/09/26 05:00 ] コメント(3)
あっという間に9月後半に。残暑の時期もなく、気づいたら完全に秋の雰囲気ですね。 *********** 先週の動き *********** 9/18(月) ・安倍首相が国連総会出席のためNY訪問(〜22日) 9/19(火) ・国連総会一般討論演説(トランプ、マクロンら)(NY) ・ミャンマーのアウンサン・スーチー国家顧問兼外相が演説(ネピドー) ・FOMC(~20日) 9/20(水) ・国連総会一般討論演説(安倍首相、メイ、ロウハニら)(NY) 9/21(木) ・日米首脳会談(NY) ・日米韓首脳会談(同) ・トランプ大統領が北朝鮮制裁強化の大統領令に署名 9/22(金) ・金正恩…
[ 2017/09/25 00:00 ] コメント(3)
先月のバックナンバーです。 8/2 トランプ政権のパワーポリティクス(政権発足6か月)(※創刊号) 8/3 稲田防衛大臣の辞任と日米関係 8/4 トランプ政権のパワーポリティクス(MMT) 8/7 今週の動き(8/7~13) 8/8 ロシアゲートとトランプ弾劾の行方 8/9 ロシアによる選挙干渉の脅威 8/10 ティラーソン国務長官の孤立 8/14 今週の動き(8/14~20) 8/15 トランプ政権の北朝鮮外交 8/17 トランプ時代の日米関係 8/18 シャーロッツビルの衝突、終戦と独立 8/21 今週の動き(8/21~27) 8/22 スティーブ・バノンの解任(1) …
[ 2017/09/22 05:01 ] コメント(0)
過去の記事(バックナンバー)の配信を開始しました。 本メルマガに登録すると、登録された月に配信する記事は、登録された時点より前の記事も含め、すべて配信されるようになっています。 一方、登録された月より前の記事は配信されません。そうすると、メルマガに登録しても前月の記事が読めないではないか・・というご意見が寄せられました。 そこで、本日より、ご希望される方にバックナンバーの配信を行うことにしました。 バックナンバーは、月ごとのパッケージになっています。たとえば8月のバックナンバーの配信を希望される方には8月に配信した記事すべてをお送りします。 配信の手続きについてはこちらをご確認くださ…
[ 2017/09/22 05:00 ] コメント(0)
■ アウンサンスーチー氏、「偽情報」を強く非難 ロヒンギャ危機(9月6日付BBC) ■ スーチー氏、国連総会を欠席へ ロヒンギャ対応への批判高まるなか(9月13日付BBC) ■ 国連事務総長と安保理、ミャンマーにロヒンギャへの暴力停止要求(9月14日付ロイター) ■ 【ロヒンギャ危機】アウンサンスーチー氏、国際社会の「せんさく」恐れず(9月19日付BBC) ロヒンギャ問題がミャンマーを激しく揺さぶっています。 ロヒンギャ問題、すなわちラカイン州のイスラム教徒(ロヒンギャ)と仏教徒との衝突(多数派である仏教徒によるロヒンギャの迫害)は、第二次大戦前から存在する根深い問題です。その歴史的経緯に…
[ 2017/09/21 05:00 ] コメント(2)
■ 米民主党、若い不法移民保護で大統領と合意と 政権側は一部反論(9月14日付BBC) トランプ大統領の発言が比較的穏当になっています。 具体的には税制改革、DACA見直しにおいて過激な発言を控え、民主党との連携を模索する動きを鮮明にしています。 DACAについては、ツイッターで、「自分だって、不法移民の子どもであっても、米国に尽くしてくれた人たちを国外追放などしたくない」・・とアレ?という発言(前半と後半)。 また、債務削減引き上げに関しては、「ペローシ・シューマー・トランプ合意」(9月12日)で述べたとおり、共和党指導部の意向を完全に無視して民主党との「ディール」に踏み切りました。…
[ 2017/09/20 05:00 ] コメント(3)
■ トランプ米大統領、アフガニスタンで「勝つために戦う」 撤退はしないと(8月22日付BBC) ■ 安倍総理大臣のインド訪問(9月14日付外務省HP) 中国とインドの対立①の続きです。 前回は中国とインドの対立関係の歴史と現状について説明しました。 今回は、両国の対立が、二国間関係を超えて、周辺国さらには日米を巻き込んだグローバルな対抗関係に発展している点について述べます。 また、先月トランプ大統領が発表した新アフガン戦略も取り上げます。 この戦略が、政権の権力構造の変化を見る上で重要な意味をもっていたことは、「スティーブ・バノンの解任②」(8/23)で説明しましたが、トランプ政権の…
[ 2017/09/19 05:00 ] コメント(2)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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