マレーシア政治②:野党連合の苦境
「マレーシア政治①:ナジブ政権の苦境」の続きです。 ●UMNOの支配 マレーシアでは、1957年のマラヤ連邦としての独立以来、統一マレー国民組織(UMNO)が多数党の地位を占めています。絶対的優位を保ってきたUMNOに衝 … 続きを読む
「マレーシア政治①:ナジブ政権の苦境」の続きです。 ●UMNOの支配 マレーシアでは、1957年のマラヤ連邦としての独立以来、統一マレー国民組織(UMNO)が多数党の地位を占めています。絶対的優位を保ってきたUMNOに衝 … 続きを読む
5月24日から、マレーシアのナジブ・ラザク首相が来日します(5月12日付外務省報道発表)。今回は、このナジブ政権の現状について説明します。 ナジブは第6代首相です。父親は第2代首相トゥン・アブドゥル・ラザク、叔父は第3代 … 続きを読む
「東南アジアの不安定化①」の続きです。 ASEAN原加盟国であるインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ(ASEAN5)は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)の4か国と比べると経済発展の … 続きを読む
前回の記事でご紹介したとおり、リー・クアンユーの死去は東南アジアの一つの時代の終わりを感じさせるものでした。東南アジアでは、これに限らず、本年に入って様々なイベントが発生しています。 これらをもってリスクが顕在化している … 続きを読む
前回の記事では、『リー・クアンユー回顧録』のハイライトである「シンガポールの青春の物語」について書きました。 今回は、他の文献や最近の状況にも依拠しながら、①「CEO」としてのリー・クアンユーと②シンガポールの将来につい … 続きを読む
先週はバンコクからシンガポールに入り、週末からジャカルタに来ています。 シンガポールは、よく言われるように、人と情報が集まるところです。ここに来ると、そうした環境を作るために国を挙げて努力していることを実感します。 特に … 続きを読む
先月23日、シンガポールのリー・クアンユー元首相が亡くなりました。「建国の父」としてシンガポールの発展を導いた巨星の逝去は、東南アジアの一つの時代の終わりを感じさせるものでした。 本日は、そのメモワールである『リー・クア … 続きを読む