プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第83回 インフレは一時的で終わるのか?

定点観測を重ねることの意味のひとつに、「異変に気づく」ことがあります。むしろ、株価や為替といった、マーケットの値動きだけを追っていると、センチメントに流されて正しく判断できないことは経験済みの方も多いと思います。 この…

[ 2021/06/14 06:30 ] コメント(4)

第78号 難解な雇用統計、雇用の伸びは鈍化したのか?

緊急事態宣言が延期され、また適用地域も拡大されてしまいました。とはいえ、平日も週末も、営業している小規模なお店や街中には人が溢れています。一番驚いたのは、まだ大学生くらいの女性3人が、駅の構内で缶チューハイを立ち呑みして…

[ 2021/05/10 06:30 ] コメント(1)

第75号 怒涛の米国経済統計

先週は、米国の主要統計の発表が目白押しでした。雇用関連の指標に加え、今後のFRBの政策指針を左右するインフレ指標であるCPI、さらに小売売上にも注目が集まりました。また、米国の12の連邦準備銀行が、それぞれが管轄する地区…

[ 2021/04/19 06:30 ] コメント(1)

第73号 予想以上の強さを示した雇用統計、注意すべきポイントも

新年度が始まりました。新社会人、新入生の方、おめでとうございます。コロナも変異種や感染再拡大の懸念があり、なかなか思うような新生活がスタートできていない方もおられるかもしれません。 とはいえ、先日から、ワクチンの接種券…

[ 2021/04/05 06:30 ] コメント(0)

第72号 期末マーケットと米国経済の変化

早くも期末を迎え、今週後半から新年度がスタートです。1年の4分の1が終わることになり、焦りを覚えるのは、私だけでしょうか・・・? 先週マーケットではその「期末」に伴った動きが見られました。今回は、新型コロナの影響もあり…

[ 2021/03/29 06:30 ] コメント(0)

第70号 神経質な金利動向、金融政策は動きだすのか

先週は、経済統計もさることながら、金利動向に日米ともマーケットが振り回された一週間でした。足元の状況を分析するとともに、今週に控えた、日米中銀の金融政策発表の見どころについても触れています。 では、早速今週のメルマガス…

[ 2021/03/15 06:30 ] コメント(0)

第69号 ブレないFED、米国債は耐えられるのか?

今週11日は、WHOによる新型コロナウイルスの「パンデミック」表明から1年です。また、日本では、東日本大震災の発生から10年経ったことになり、こちらも忘れてはいけない日です。いずれも、未曽有の出来事であり、また犠牲になら…

[ 2021/03/08 06:30 ] コメント(2)

第68号 金利上昇に揺れる金融市場

2月最終週は、国内・米国とも荒れたマーケットになりました。その要因がまさに「金利動向」であり、本メルマガでは毎週のように取り上げていますが、またツイッターでも、特に米長期金利の動向をフォローする状況が続いています。 本…

[ 2021/03/01 06:30 ] コメント(0)

第66号 インフレの兆候と金融政策の行方

土曜日の深夜の地震は、日が変わってから多くの地域で様々な被害が報告され、揺れの強さを改めて実感しました。10年前を思い出した方も多くおられたかと思います。 大きな被害を受けてしまわれた方は、一日も早い普及をお祈りしてお…

[ 2021/02/15 06:30 ] コメント(0)

第65号 見た目より悪かった雇用統計、ワクチン普及は経済を正常化するか?

公園の梅の木が花開き、とてもよい香りを辺りに振りまいています。こんにちは、Saltです。 2回目の緊急事態宣言が発出、延長されましたが、良くない意味で「慣れ」を感じる今日この頃です。外食の必要がある時は、なるべく込み合…

[ 2021/02/08 06:30 ] コメント(0)