2021/07/19 06:30 | メルマガ | コメント(0)
第88号 6月米CPIは大幅上昇、インフレは一時的なのか
一時に比べ、米国の長期金利が落ち着きを取り戻しているためか、このところ「インフレ」議論が少し下火になっています。それもそのはず、パウエルFRB議長もあらためて「一時的」と強調しているのですから当然です。
しかし、今回発表となった消費者物価指数や小売売上、各連銀のサーベイなどからは、アラートとも読める「変調」が見て取れます。予兆を認識して、今後のマーケット動向に注視する。混沌とした環境だからこそ丁寧に見ていきましょう。
それでは、今週のアウトラインです。
●先週のマーケット
・日銀展望と景気先行きは?
●先週の米国経済統計(結果)
●経済統計分析
1. 消費者物価指数(CPI)6月
・一時的インフレ要因
・上昇基調を強めた住居費
2. 小売売上高 6月
3. ミシガンサーベイ 7月(速報値)
4. 主要連銀製造業サーベイ 7月
・NY連銀製造業景況指数 7月
・フィラデルフィア連銀製造業景況指数 7月
・顕在化する賃金上昇圧力
5. 新規失業保険申請者数
・継続受給者の減少
6. 今週のひとこと
●今週の米国経済統計(予想)
●あとがき
それでは、さっそくまいりましょう。
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