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予想通りすごいことになってしまいました。 カブスが勝てば108年ぶり。 インディアンスが勝っても68年ぶり。 いや、こうなるとカープの25年ぶりなんて子供みたいなもんですな。 前回のチャンピオンシップから最も長く離れている2チームの対戦というのも何かの因果か? もしかしてトランプが勝っちゃうんじゃないの?、という位の話ですよ。 有名な「やぎの呪い」 VS 「チャーリー・シーンの呪い」 後者はちょっと複雑で、映画、「メジャーリーグ」の主役、リック・ボーン投手はインディアンスの投手。それを公演したのがチャーリー・シーンだったわけです。その後、本人は始球式に行きたい、と公言していましたが、…
カープが負けてなんとなくロスっている日々が続いていますが、多少なりともそれを癒してくれているのがMLBのワールドシリーズ。 今回はカブス、インディアンスというちょっと得体のしれない対決なのですが、注目は名将、というかもうタヌキおやじ対決となっていると言われる監督の手腕であります。 最優秀監督賞を2度も取っているマッドンと、あのベーブルースの呪いを解いたフランコーナの対決。名前を見ているだけでもぞくぞくしますが、その選手起用の妙、決断の速さを見ているとまさに名将対決にふさわしいものとなっています。こちらはおそらく3勝3敗に持ち込まれ、ファイナルまでもつれ込むと思われますが、見ているだけでわく…
「ドゥテルテ外交③」の続きです。 ドゥテルテ外交の今後を読む上で注目すべきは以下の3点です。 ●米国の政権交代 ドゥテルテは、任期あとわずかのオバマ政権を相手にしても仕方ないと見切っています。ここは米国が強く出ることができないタイミングとみて、中国との関係を一気に強化することを狙ったのでしょう。 逆に言えば、来年1月に新政権が発足し、米国の外交が固まったところでどう対応するのか。これがまず見極めポイントとなります。 ●中国との関係の進展 ドゥテルテの訪中は、6中全会の直前というタイミングでした。偶然の産物でしょうが、ドゥテルテにとっては僥倖でした。 習近平体制としては、6中…
■「FBI、クリントン氏メール問題見直すと クリントン氏は自信」(10月29日付BBC) 大統領選の11日前にメール問題が再燃しました。このHPで何度も書いているとおり、メール問題はヒラリー・クリントンが抱える3大リスクの一つです。 これが大統領選にどのような影響を及ぼすかと言えば、ヒラリーにとって大きな打撃になることは間違いありません。しかし、今のヒラリー有利の状況を崩すほどのゲーム・チェンジャーにはなるかは何とも言えません。 第一に、この捜査の結果は11日間では明らかになりません。少なくとも大統領選の前にヒラリーが訴追される結果にはなりようがない。せいぜいグレーの状態が残るにとどまり…
先週の動きです。 10/24(月) ・中国共産党第18期中央委第6回全体会議(6中全会)(北京、~27日) 10/25(水) ・フィリピンのドゥテルテ大統領が訪日(~27日) ・「イスラム国」に対する有志連合参加の13か国関係閣僚会合(パリ) 10/26(木) ・ヨルダンのアブドラ国王が訪日(~28日) ・NATO国防相理事会(ブリュッセル) 10/27(金) ・日米韓外務次官協議(東京) 10/28(土) ・FBIがヒラリー・クリントンのメール問題の調査を再開すると発表 10/29(日) ・韓国警察が朴槿恵大統領が友人の崔順実氏に内部資料を渡していた問題を巡り、大統領府を捜査 …
いやー、日ハムは強かったっす。 これは完全に力負け。やられましたが、素晴らしいチームでした。日ハムこそ日本一にふさわしいですね。 カープ、残念でしたが、神様に 「君たち、まだまだでしょ」 と一喝されたような状況だったと思います。 ここ一番での集中力の差、してはいけないところでのエラー・・・・ レギュラーシーズンなら取り返せるものも、短期決戦では致命傷になるということを改めてわかったのではないでしょうか。 しかし、リーグ優勝という輝きはそれで色あせるものではありません。 選手にはぜひ前を向いて、胸を張って優勝パレードに望んでほしい。 そして、来年こそ、日本シリーズに置いてきた忘れ物を…
(出張中に訪問したフィリピン外務省) 「ドゥテルテ外交②」の続きです。 前回は、ドゥテルテ外交の外交を形作る要素について説明しました。今回は、それをふまえて、ドゥテルテ外交がどこに向かうのか分析します。 まず、ドゥテルテ外交の背景事情について留意したいのは2点です。 ●ドゥテルテはバカではない 彼の過激な言動をみると、あたかも「フィリピンのトランプ」、暴言を繰り返す裸の王様のように見えますが、実は、ドゥテルテは、頭脳明晰で、合理主義者、現実主義者です。その頭の良さは、国内では異論がありません。アンチ・ドゥテルテの急先鋒であるメディアさえ認めています。 考えてみれば、「フィリピンのト…
(出張中に訪問した聖アグスティン教会。マニラにある世界遺産で、私が訪問した前日の9月18日にドゥテルテ大統領が結婚式に出席するため訪れたとのこと。) 「ドゥテルテ外交①」の続きです。 米国を挑発し、中国に接近するドゥテルテ外交の狙いは何か。この背景にあるのは以下の3点です。 ●外交の経験不足 ドゥテルテは、ダバオ市の政治を30年にわたり仕切ってきましたが、外交に関しては完全な素人。しかも、外交に限らず過激な発言を繰り返していますが、そのほとんどは彼一流のユーモア、レトリックです。 発言の直後に、「不用意な発言だった」と弁明し、撤回し、謝罪することは日常茶飯事。「あいつを殺す」と言った…
来ましたよ、札幌。 今日負けると完全にハムムードになりそう。 でもカープも力負けしたわけではないので大丈夫! さて、watch man さんが振ってくださいました築地問題。 これはもう決着でしょう。 http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt-index.html 森山ナントカという、わけのわからん奴の妄言に踊らされた、という切り込みさんが指摘していた通りの話になった訳です。 でも、このプロセスは無駄じゃなかった、と私は思いますよ。 こういうものが公になった、という事は小池さんの功績だと思います。今まではすべて密室の話だったわけで…
■「ドゥテルテ比大統領「対米関係断絶せず」、本意は外交政策の分離」(10月22日付ロイター) 2016年6月30日に就任して以来、旋風を巻き起こしているフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領。 先週の訪中に続いて、昨25日にはいよいよ日本にも到着。本26日には安倍首相との首脳会談に臨みます。 本国では「Du30」という通称で呼ばれるドゥテルテは、大統領選においては、治安対策をシングル・イシューとして、「犯罪者は殺す」といった過激な言動によりフィリピン国民の心をつかみました。 10月7日で政権発足100日を迎えましたが、その間に最重要課題として進めたのは「麻薬戦争(war on drug…
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