2017/08/09 06:00 | 米国 | コメント(6)
ロシアによる選挙干渉の脅威
前回は、「ロシアゲートとトランプ弾劾の行方」について述べました。
今回は、この議論をさらに掘り下げて、ロシアによる選挙干渉の具体的内容、米ロ関係の展望、ロシアの論理について解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。
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あとがき
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今日は、汐留で、某有力米国企業の幹部の方と食事をしてきました。
貴重なインサイトを聞くことができ、有意義でしたが、帰り道が暑かったこと。日本は、もはや熱帯ですね。早く、海に行きたい・・。笑
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6 comments on “ロシアによる選挙干渉の脅威”
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トランプとの争いで・・
熱いトタン屋根の猫・・
JD情報分析が冷風・・
年々暑くなり・・年々年を取り・・年々分析力が落ちる・・
JD同様・・若い子と恋をするか・・
それが唯一の防衛策かな・?
( ^ω^)・・・(笑
今回も、広い&深い視点での情報、ありがとうございます。
以前、JDさんが「プーチンの世界」(17年1月26日)https://guccipost.co.jp/blog/jd/?p=3234 のなかで、『「プーチンの世界」と「欧米が描く世界」は絶対に折り合えない』と仰っていましたが、ロシアゲートでトランプがプーチンの世界に歩み寄った理由はなんでしょうか?トランプは資本主義や自由経済を重んじる、生粋のアメリカ人、という理解をしていたのですが・・・。
やはり、トランプをどう見たらいいのか、わからなくなってきました。。。
今朝のメルマガ拝読しました。米ロ関係の展望、ロシアの件など、新聞やネットでは得る事の難しい分析、ご意見かと思います。お世辞抜きで、これほどコスパ良いメルマガないと思います。今後も期待しています‼︎
プーチンははっきり、世界の支配者である国際金融資本が敵だと言っている。世話にもなっているが。中国は逆に彼らにお世話になりっぱなし。工場も米国・日本から中国に大量に移転してもらった。そして製品の輸出で大変潤い、GDPも日本の2倍以上になり、米国にも迫っている。笑 やろうと思えば彼らは中国を米国を超えるGDPにもできるのでは。
もっとも米国債はドルに変身できるが、中国債は煮ても焼いても食えそうにない。AIIBの格付けが物語る。ロシアのGDPは中国の20分の1くらいか。中国に軍事・宇宙技術と資源を売って食いつないでいる。
トランプは資本主義や自由経済を重んじる中国重視のグローバリストではなく、アメリカファーストの何回も倒産した不動産屋だ。そしてラストベルトの人々を救わなければならない。だから彼らの敵であり叩かれる。
ということはトランプの敵はロシアと言うより中国だろう。南シナ海の問題もあり、ロシアと組んだ方が得策だ。冷戦時代以来の、世界の仕切りへのお互いの信用もある。もう米国も単独で世界を仕切れない。中国にはそこまでの信用はない。ロシアはさすがに人工島は造らない。笑 中国のカネの使い方によってはヒラリーと同じく手なずけられるだろうが。笑
日本も中国に脅かされるようになり、ロシア・米国と組んで中国を牽制したいから、トランプの方針はありがたい。だからロシアとも妥協せざるを得ない。そして安倍首相もトランプと一緒に叩かれる。
外交は大統領権限だ。ロシアゲートが問題なら、チャイナゲートはどうなるの?。日本にも波及している彼らとマスコミの一大キャンペーンだ。
当然、プーチンも反グローバリストの側面を持つトランプをお手伝いしたいだろう。相思相愛。だが彼らが許す筈もない。中国のようにカネがないので、その他で協力するしかない。
西側の徹底的なサポートでソ連は平和裏に解体された。エリツィンはロシアを西側に譲渡したと言えるのでは。しかしプーチンは国際金融資本に払い下げられた国営企業を取り戻した。これでは彼らに睨まれるわけだ。笑 しかしこれは同情せざるを得ない。あまりにあからさまだ。
ロシアに資本主義・自由経済は無理なんだろう。これはぐっちーも言っていた。だから日本人は組むべきと。放っておけばマフィア経済が本来的。西側のプロテスタントが資本主義に貢献したとすれば、正教はその逆か。
それに政治的にはモンゴル帝国の継承者だ。強面すぎる。中国は後継者ではない(中露はお互い米国がいなければ最大の仇敵だ。この状態が日本にとってはベスト)。欧米と折り合える余地はない。本来は民主主義のみの字もない。
西欧の影響もあって分野によっては技術・学問・芸術は一流だが、これを経済に生かせない。レベルは高いから話せばわかる相手だとJDさんも言っていた。やはり中国よりは組みたい相手ではあるが、今までの経緯ではとても信用できない。米国の手引きもあるが。
プーチンも3・11でブッシュ政権に貢献し、テキサスにまで招待され感謝された。しかしその後はソ連並みの扱いで、新型ミサイルは配備されるは、崩壊時に約束された勢力圏は反故にされるはで、やはり敵役から逃れられない。NATO当局に加盟を希望し断られたという話もある。日本も一旦米国に睨まれたらどうなるか戦前・戦後で経験済みだ。
だがかつては世界を二分した相手だ。米国にとっては独裁国家は組みしやすい。中国をどう見るかでも、トランプと彼ら議会勢力のロシアに対する対応が異なって来る。
どうもありがとうございます。コメント、大変励みになります。
いずれのご意見も非常に興味深いので、まずは私なりに思ったところを今週の動きの冒頭あたりで簡単に述べたいと思います。
突っ込んだ分析は別途記事を作成して配信したいと思っています。