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先週の動きです。 6/27(月) ・ロシア、トルコ・エルドアン首相がロシア軍機撃墜事件めぐり謝罪と発表 6/28(火) ・EU首脳会議(ブリュッセル、~29日) ・イスタンブール空港で自爆テロ 6/30(木) ・英国の保守党党首選の候補者締切 →5名が出馬、テリーザ・メイ内相が有力 7月5日に初回の投票、9月9日に党首が発表される予定 ・フィリピン・ドゥテルテ新大統領が就任 ・環太平洋合同演習(リムパック)(ハワイなど、~8月4日) 7/1(金) ・バングラデシュ・ダッカで飲食店襲撃事件 日本人7人を含む20人が死亡 →「イスラム国」が犯行声明 7/2(土) ・豪州総選…
■ ジョンソン前ロンドン市長、英保守党党首選への不出馬表明(6月30日付ロイター) 英国の政局、カオスですね。「英国の後悔(REGREXIT)」で述べた展開が現実味を帯びてくるような気もします(苦笑)。 結局、保守党の党首選に出馬したのは、残留派からテリーザ・メイ内相、スティーブン・クラブ雇用・年金相、離脱派からマイケル・ゴーブ司法相、リアム・フォックス元国防相、アンドレア・レッドサム・エネルギー担当閣外相の計5名。 一方、6月26日のスペインの総選挙では、反EU派である急進左派政党ポデモスが前回の議席とほぼ変わらず、伸び悩む結果となりました。 BREXITが、まさにREGREXITと…
今年もやります! オガール祭り!! 8月3日 水曜日~8月7日 日曜日まで なお、6日には特別シンポジウムを開催予定! オガール祭りシンポジウム 「胃袋をつかめ」 〜スペインの18万人都市サンセバスチャンで何がおきているのか?〜 登壇者 清水義次 都市風俗観察家 山口正洋 美食投資家 木下 斉 狂犬 岡崎正信 ハト胸派 蓮舫(予定) 国会議員(たぶん当選すると思います) 8月6日 13:30から15:30 参加費無料(ただし飲食は実費) 参加申し込み不要(先着130名) 定員130名 オガールプラザ大スタジオ 5月に行ってきたスペインバスク地方。 世界最高の美食の街として知られるサンセ…
BREXITの嵐がやまないので簡単にコメントします。 マーケットに対する影響は、少なくともアジアについてはおおむね落ち着いているようです。このへんは今までの記事で書いているとおりですし、ぐっちーさんも詳しく書かれているのでお任せしましょう。まあ、「リーマン級」という表現は明らかにミスリーディングですよね。 問題は混迷を極める英国の政局。 「regret」(後悔)とかけた「REGREXIT」という言葉が飛び交っていますが、離脱派の最大の実力者であり、次期首相の最有力候補といわれるボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、離脱の結果を予測しておらず、衝撃を受けているとの噂。ナイジェル・ファラージU…
18年ぶりということだが、そのうちサヨナラが4回(?)というのだから恐れ入る。 見ているこちらが鳥肌の連続であり、体が持たないよ~、という感じ。 さて、メール配信では今週はBrexit に触れない訳にはいかない。絶対にないと思っていた私が事前に考え方を変えたことについては既にお伝えしている。文句を言われる筋合いはない筈だが、文句を言ってくる人がいるのにはびっくり! 詳しくは読んで頂くしかないのだが、ポイントは 1)リーマンショックとは比較にならない。まるで規模も仕組みも違いすぎて、世界中のレバレッジというレバレッジが破裂した当時と比べるのはナンセンス・・・というか物を知らなさすぎ。 2…
土曜に無事、インドから帰国しました。2週間の滞在中、ラジャンRBI総裁の退任表明、ニケシュ・アローラの辞任、BREXIT、NSG会合(インドの加盟は認められず)とインドを揺るがすビッグ・イベントが相次ぎ、大変刺激的な出張になりました。 先週の動きです。 6/23(木) ・英国のEU離脱(BREXIT)の是非を問う国民投票 6/26(日) ・ASEAN地域フォーラム(ビエンチャン) ・スペイン再選挙 ●BREXIT 日本との関係では、前の記事で解説したとおり、為替への影響がどこまで続くかという問題はありますが、本来的には実体経済に大きな影響を及ぼすものではありません。 ただ欧州に与え…
本稿は適宜アップデートして参ります。 イギリスの国民投票が開票中。市場はまさに振り回されているが、ここで良く見ておいてほしい。 ここは一応経済がメインのブログなので、通貨安がどういう事を意味するか、ということを実際に確かめてほしいのだ。 イングランド銀行のカーニー総裁は もし離脱となれば ポンドが急落し、イギリスは破たんの道をたどる。 と明言した。ポンドが急上昇して、ではない。 ポンドが急落して、である。 つまり自国の通貨安は破たんへの道であると明確に述べている。 しかも輸出依存度は日本よりはるかに高いにもかかわらずだ。 輸出依存度が10%程度しかない日本で、通貨安が景気を回復…
デリー、それからムンバイにいます。ムンバイは旧称ボンベイ。カルカッタ(現コルカタ)、マドラス(現チェンナイ)と並び、英国の東インド会社の拠点として古くから栄えたところです。 現在はインド経済を支える最大の商業都市であり、経済規模は世界的に見てもトップクラスの水準にあります。特に金融センターとしての地位が高く、インド準備銀行(RBI)をはじめとする有力な国有銀行、金融機関が集まっています。 一方で、映画『スラムドッグ・ミリオネア』(舞台がムンバイ)でも描かれていましたが、スラムの巨大さも世界的規模で、近代的な都市の景観とスラムが同居する、ある意味現代インドの混沌を象徴するところです。 最近…
えー、本件については微妙な立場にいるものでちょっとこちらでは書けませんでした。 多くの方から 「本当はどうなっているんですか?」 とご質問を頂いたのですが、無視していてすみません(笑)。 まあ、出るべくして出た、ということで、多くの投資家の皆様が嗅ぎ取っていた通りの結果と言えるのではないでしょうか。火のないところに何とやら・・・・であります。 少なくとも「急にさみしくなった」なんて話は100%嘘です(笑)。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21IH2_R20C16A6000000/ 金融マン的結論からいうと、アローラのやっていたことは1…
前にも書きましたが、現象的には良く似ているのですが、方や大統領になるのはどう見てもあり得ないし、ただBrexit はひょっとするとひょっとする、という事態になっています。まさかイギリスの離脱が真面目に議論されるとも思っていなかった私にはちょっとびっくりだ、と書きました。 トランプについては共和党の支持層が 白人、おじさん、貧困層に偏っているだけで、女性の人口が半分あって、マイノリティーはほぼすべて民主党を支持していることからして、大統領は無理、と半年前から書いていて、これは訂正の必要はありません。いよいよ共和党内部でも支持する人がいなくなってきたので、ランドスライド的にクリントン候補が勝つで…
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