温家宝首相、イ・ミョンバク大統領が被災地を訪問、その様子をテレビで流していた。 どう見ても菅首相が訪問した時よりも、もちろん今回その場にいる菅首相よりこの二人の方がはるかに立派に見える。 そして何よりも本当に心から被災者に寄り添っているようにも見える。内心は知らない。 日本の総理大臣は本当に「スッカラ菅」だということが良くわかるピクチャーだ。 おれが騙されているのか？？ しかしそう見えるのだよ。 パドックなら一発だ。 おれの目が狂ったか、それとも本当にそうなのか・・・・・カメラは時に真実を写すのです。人間の心の奥底の動きを冷徹に映し出し、往々にしてそれは誤魔化すことはできない・・・ …

前からお伝えしているように遂にアメリカが債務上限、デットシーリングをヒット。 これ以上国債による調達が不可能となりました。 英語ではＭＡＸＥＤ　ＯＵＴ　と報道されていたので笑ってしまいました。まあ、限界に達するという意味なんですけどね。結構便利なので覚えておくといい表現かもしれません。 前代未聞と書きましたが、ヒットすること自体は実は過去にもあったんですが、まあ、議会が妥協をすることが見えていたので特に問題にはならなかったのです。ガバメントシャットダウンのうわさはその当時もあったので初めてではありません。 所が今回ちょっと事情が違うのは、下院で多数を占めている共和党が強硬なので、年内に上…

いや、昨日はすごいことになりました。 浅草のホッピー通り、ほとんどのアルバイトが中国人や韓国人。オーナーも随分いるそうだ。ロスのリトルトーキョーみたいなもんでこりゃ、びっくりしました。 結果についてはＳＰＡ！５月２４日号でぜひどうぞ！！　抱腹絶倒の一日でありました。 ぐっちー、あまりにもしょぼすぎる・・・・ さて、東京電力についてたくさんの書き込みやご意見を頂きました。ごもっとも・・・なものもたくさんありますが、ここははっきりしておかねばならないことがいくつかありますのでそれをまず明確にしましょう。…

今回は、４月２８日に公表された日銀展望レポートの紹介です。このコーナーでも何度か取り上げてきましたが、当レポートの位置付けを説明すると、毎年４月末と１０月末の２回公表される、日銀のもっとも重要なレポートです。先々２年間ほどの経済・物価の見通しや金融政策運営の基本的考え方が示されます。今回は、とくに大震災後初めての展望レポートとなり、世間からの注目もひと際高くなりました。また、この日の会合で、当面の政策運営に関し西村副総裁という執行部の一員から更なる緩和策が提案され、否決されたことでも注目を集めました。 http://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor1104a.pd…

えー、出かける前に予想を出しておきましょう。 個人的には新潟１１Ｒ,　１０００メートルの直進レースが大好きなのですが、これはあてるのが相当難しいのです。何せまっすぐ走ることは滅多にないので変な馬が来たりする。まあ、万馬券狙いですね。 さて、ヴィクトリアマイル。 普通ならもう勝負付けが完全に終わっているレースです。だって、牡馬相手にがんがん勝っているブエナビスタ、アパパネがいる訳ですからもう話にならんでしょう。 こういうときは3連単、1，2着を固定して3着に薄い奴をいれるしかないでですね。 7番　ブロードストリート 8番　カウアイレーン 11番　エイシンリターンズ 14番　ディアアレトゥ…

えー、東京電力に関する補足記事は月曜日に書きます。 明日は例の3人組（かんべえ先生、オバゼキ先生）でＳＰＡの特別企画、チャリティー競馬！　に参加します。 要するに馬券を取ったらすべて被災地に寄付しましょう、というなんとも恐ろしい企画。 万馬券でも寄付なのです。 うーむ、恐ろしい企画ですが被災地のために頑張りますぞ！ と言う訳で今日はこれから真剣に競馬新聞と向き合わねばなりません。 みなさま、おやすみなさい。 良い週末を！！…

時間がないので詳しくは後で書きますが、国が救済する以前にまず株主資本をすべて使うのが当たり前。 だって、民間の上場企業なんだから。 ＪＡＬだってそうしたでしょ。 なんで東電の株主だけ守られるのか？ だから上場廃止にしておけ、といったのだ。 株主資本が約2．5兆円もある。 これをまずゼロにして、政府想定の賠償額5兆円だとすると残り2.5兆円は銀行が東電に貸しているローン総額約4兆円で十分賄える。 銀行融資を５０％踏み倒せばいい訳。 通常民事再生では機械的に９０％踏み倒しに行くのだからこれはあたりまえ。 それでも足りなければ社債が5兆円もある。 これをすべて吐き出して足りなければ税金…

さすがにこちらの読者の皆様は鋭い。 皆さまからコメントを頂いております通りで、ギリシアのベールアウトの枠組みは完全に崩壊してしまい、恐らくこのまま行き詰ってしまうのではないでしょうか。 わたくしも２年前から言っているように最終的にはユーロから切り離したうえで救済、というドイツ案が有力で、さもなければギリシアが救済できないということになると、そのあとに来るポルトガル、ましてスペインなど救済する術もない。 ギリシアが自分からユーロを出る、と脅かしてきたとなどという報道が先週ありましたが、追い出されることはあっても自分から退場する筈が無い訳で、そういう報道はガセネタだ、とすぐ分かりますね。 …

月初のメルマガはいつものようにアメリカ雇用時計の分析から入っております。 読者の皆様は添付グラフをご参照くださいませ。 まあ、まったく変わっていない。 このペース、かなりいいペースなんですが、それでも３年くらいはかかる。 その間に財政問題、地方政府財政問題、まだまだ片付いていない不良債権問題、すべてクリアーしなければならない・・・ 如何に何でも無理でしょう、と言う話で日本と極めて似たような状況になると見ています。 日本と違うのは雇用体系と住宅システム。 そして何より医療保険改革にこれから取り組む、問題は山積です。 頼みの綱は中国の成長ですがそれも？？という話を今週は取り上げています…

大震災関連の記述を続けてきましたが、この間、国際金融資本市場では、ぐっちーや前橋さんが取り上げられたように、重要な事件が２つ発生しました。１つはポルトガルによる支援要請、もうひとつは米国債格下げ騒ぎです。お二人の記事に付け加えることは余りないのですが（この分野、ぐっちー、前橋の二枚看板を持つGucci Postの力は凄いと思います！）、感想を記したいと思います。…