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おかげさまで大盛況。次回もお楽しみに! 今回のゲストはニッポン放送の飯田浩二アナ!ガン詰め祭り!!
戦略論から見た世界 バックナンバー 激動の2025年を戦略的思考で乗り切るためのヒントがここに!
オンラインセミナー JDさん×吉崎達彦さん、安田佐和子さん、峯村健司さん、奥山真司さん。次回の開催もお楽しみに。
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世の中はコロナ禍とオリンピックの話し満載ですが、何れもこのコーナーで最近取り上げ、個人的には夏枯れ状態です(苦笑)。このためお休みも考えましたが、旧ひとり言の際に何度か書いた「三題話し」を思い出し、短い話しを3つ並べようと思い直しました。 *********** オリンピックメダル数 *********** 今回のオリンピックでは、兄妹や姉妹の金メダル、12歳や13歳でのメダル、沖縄・鳥取県出身者の金メダル獲得による47都道府県金メダル出揃いなど、日本人選手に関する微笑ましい話題がいくつもありました。そうした中で、Financial Timesが「メダル数の理論値と実績値の差」を取り上げた…
[ 2021/08/09 06:30 ] コメント(2)
もう8月ですね。今回は7月27日に公表されたIMF世界経済見通しを簡単に紹介します。その後オリンピックについて触れたいと思います。 *********** 先進国と新興国・途上国で真逆 *********** IMFの世界経済見通し(World Economic Outlook: WEO)は4月と10月に本格的なバージョンが公表され、その間(1月頃と7月頃)に簡単なアップデートがなされます。今回はこのアップデート版に当たります。 2021年の見通しは、世界全体で2020年マイナス3.2%の後、プラス6.0%成長とされました。この+6.0%は前回4月時点の見通しと不変です。しかし、先進国と…
[ 2021/08/02 06:30 ] コメント(2)
四連休明け、オリンピックも開会した今日は、19日に公表された内閣府月例経済報告を簡単に紹介します。その後、世界経済の状況を5つの類型に分けてみます。 *********** 景気現状判断不変 *********** 景気の基調判断は、2か月続けて不変(一文字の修正も無し)でした。需要項目でみても不変と無風です。 ・基調:景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している ・個人消費:このところサービス支出を中心に弱い動きとなっている ・設備投資:持ち直している ・住宅建設:底堅い動きとなっている ・公共投…
[ 2021/07/26 06:30 ] コメント(1)
今回は15、16日に開催された日銀金融政策決定会合の紹介です。政策変更はありませんでしたが、気候変動に関する新たな資金供給の骨子素案が決定されました。また四半期に一度の展望レポートも公表されました。淡々と触れていきます。 *********** 景気判断:現状判断不変 *********** まずは景気の現状判断です。前回6月と不変です。 ・基調:内外における新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあるが、基調としては持ち直している ・個人消費:飲食・宿泊等のサービス消費における下押し圧力が強く、足踏み状態となっている ・設備投資:一部業種に弱さがみられるものの、持ち直して…
[ 2021/07/19 06:30 ] コメント(1)
私が書くコロナの話には読み飽きた方も多いと思います。ただ再び緊急事態宣言入りした中で、改めて書きたくなりました。とくにワクチンパスポートについて触れたいと思います。 *********** オリ・パラ無観客 *********** オリンピック開会式が迫る中、無観客に舵が切られました。関係筋から一貫して「中止はない」と聞いていたので、世論が否定的に触れる中でも開催は間違いないと思っていました。開催が政権浮揚のほぼ唯一の鍵であり、中止すれば菅総理が退陣に追い込まれることは明らかでした。報道番組や新聞なども、一見開催に否定的にみえても、スポーツコーナーになるとオリ・パラを盛り上げるなど、腰が据…
[ 2021/07/12 06:30 ] コメント(2)
今回は7月1日に公表された日銀短観を紹介します。私の予想と比べ、とくに製造業の業況判断の改善が目立ちました。また、先行きに対する期待と懸念が垣間見える内容でした。 *********** 業況判断は改善 *********** 最も話題になる業況判断は。とくに製造業で改善しました。輸出が緩やかに回復していることが背景です。非製造業も改善しましたが、改善幅は小幅にとどまりました。 ・製造業大企業:+5(前回)+14(今回)+13(先行き見通し) ・非製造業大企業:-1(前回)+1(今回)+3(先行き見通し) ・全産業全規模合計:-8(前回)-3(今回)-5(先行き見通し) ・製造業全規模合…
[ 2021/07/05 06:30 ] コメント(0)
今回は24日に公表された内閣府月例経済報告を紹介し、その後でコロナについて少し触れます。 *********** 景気現状判断不変 *********** 先月下方修正された景気の基調判断は、今月は不変(一文字の修正も無し)でした。需要項目では、住宅建設が「おおむね横ばい」から「底堅い動き」に若干上方修正されました。 ・基調:景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している ・個人消費:このところサービス支出を中心に弱い動きとなっている ・設備投資:持ち直している ・住宅建設:底堅い動きとなっている ・…
[ 2021/06/28 06:30 ] コメント(1)
今回は17日・18日に実施された日銀金融政策決定会合を紹介します。新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラムが予想通り延長されるなど、政策変更や景気の見方の大きな修正はありませんが、気候変動問題に言及された点が新味でした。 *********** 景気の基調判断は不変 *********** まず景気の現状です。 ・基調:内外における新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあるが、基調としては持ち直している ・個人消費:飲食・宿泊等のサービス消費における下押し圧力が強く、足踏み状態となっている ・設備投資:一部業種に弱さがみられるものの、持ち直している ・住宅投資:下げ止まっ…
[ 2021/06/21 06:30 ] コメント(0)
Saltさんのメルマガでお分かりの通り、米国ではインフレ懸念が話題になっています。ついに5月には前年比でみた物価上昇率が5%となりました。米国の動向や見通しはSaltさんにお任せし、今回はインフレに関する基礎知識を整理してみたいと思います。 *********** インフレは悪者か? *********** インフレ(インフレーション)の定義は様々あると思いますが、「許容範囲を超えて物価が上昇すること」と理解しておけば十分と思います。先進国の中央銀行は2%の物価上昇目標を掲げているので、物価が前年比2%上昇することは正常かつ許容範囲です。それを超え4~5%も上がるようになると、インフレとし…
[ 2021/06/14 06:30 ] コメント(1)
今回は再び日銀について。日銀に関心の薄い方、あるいはETF買入れなど実務面に興味のある方にとっては、つまらない内容かもしれません。 *********** ドキュメント日銀漂流 *********** 昨年11月、岩波書店から「ドキュメント日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀」というタイトルの本が出版されました。筆者は検証三部作や平成金融史などの著書を持つ西野智彦氏。1998年に施行された改正日銀法の制定過程に始まり、松下、速水、福井、白川、黒田の5人の総裁を扱っています。 この本は金融関係者中心に話題を呼びましたが、その後異例の展開がありました。岩波書店の月刊誌である「世界」4月号に、白川前…
[ 2021/06/07 06:30 ] コメント(0)
Konan新・CRUのひとり言
1961年生まれ ぐっちーと同じ高校を卒業し、東京大学法学部に入学。30年以上「公」の世界を歩んだ後、最近民間に転じた元官僚。今回の連載再スタートでは、日本経済に焦点を当て、内閣府や日銀の公表物の解説などを極力分かりやすく行いたいと思います。 著者とメルマガのご紹介 メルマガ配信登録
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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