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週明けにちょっと体調を崩しました。インフルエンザではなく、すぐに回復したので不幸中の幸いでした。 昨晩はぐっちーさんとはまちゃんと忘年会でした。読者の皆さんのコメントの感想からプライベートに至るまで話題は尽きず、あっという間に時間は過ぎました。 思えば、この二人に出会ったのはもう10年も前のこと。偶然の積み重ねでここまで来ましたが、人の世の縁とは異なものです。 年の瀬も迫り、なんとなく感慨深くなりましたが、まだ時間はあります。満足いく一年にすべく、もうひと踏ん張りがんばりましょう。…
[ 2016/12/14 00:00 ] コメント(1)
先週の動きです。 12/4(日) ・オーストリア大統領選 →リベラル系のファン・デア・ベレン氏が勝利 12/5(月) ・イタリアのレンツィ首相が辞任表明 12/6(火) ・安倍首相がカーター国防長官と会談(東京) 12/10(土) ・韓国国会が朴槿恵大統領の弾劾を可決 ・シリア反体制派支援国会議(パリ) 今週の動きです。 12/13(火) ・FOMC 12/15(木) ・日露首脳会談(山口県) ・トランプ次期大統領が記者会見(NY) ・EU首脳会議(ブリュッセル) ●トランプの記者会見 驚くべきことに、これが大統領選後初の記者会見でした。トランプ次期大統領は大統領選後に様…
[ 2016/12/12 00:00 ] コメント(4)
「インドの高額紙幣の廃止①」の続きです。 インドの高額紙幣の廃止について、前回は経済面での効果について述べましたが、この政策は、実は政治的にも大きな意味があります。 インドの政治イベントにおいて現在最も重要なのは、来年3月頃に予定される人口2億人を擁するウッタル・プラデシュ州の議会選挙ですが、今回の政策により、BJPの勝利の可能性は高まったといわれます。 なぜなら、農村でも、金利低下により恩恵を被っている上、ライバルの地域政党はブラック・マネーによる資金源が断たれるからです。 ウッタル・プラデシュ州でBJPが勝利すれば、BJPの上院議員数は大きく拡大します。しかも、その後の議会選も有利…
[ 2016/12/09 00:00 ] コメント(2)
■インド、高額紙幣廃止で銀行の融資拡大なるか(11月23日付ウォールストリートジャーナル) 日本ではあまり報道されていないようですが、インドでは、この一ヶ月、紙幣の廃止という劇的な政策の実施に揺れています。 11月8日のテレビ演説でモディ首相は、4時間後の9日零時から500ルピーと1000ルピーが使えなくなると突然に発表。全通貨価値の85%が一夜にして無効になるという前代未聞の事態になりました。 当然のことながら、インドは大混乱。無効になった紙幣は銀行で交換できるのですが、新紙幣は不足しており、また現金決済からの移行もスムーズにいかず、あっという間に現金不足の状態に。人々の生活にもビジ…
[ 2016/12/08 00:00 ] コメント(7)
■【米政権交代】国防長官にマティス退役大将 「狂犬」のあだ名も(12月2日付BBC) トランプ政権人事の中でも最も注目されたポストがついに決まりました。 ジェームズ・マティス将軍は、日本の報道を見ていると、「狂犬」「好戦的」といったネガティブなイメージの言葉が踊っているようですが、この人事は、米国の有識者の間では、これまでの人事の中で最も高く評価されています。 マティスは、実績、リーダーシップ、学識、人格、どれをとっても一級の人物であり、党派を超えて支持されてきた軍人です。なお、「狂犬(mad dog)」というニックネームには「勇敢でタフ」というポジティブな意味合いがあります。 面白…
[ 2016/12/06 00:00 ] コメント(9)
先週の動きです。 11/29(火) ・朴槿恵大統領が辞任表明 11/30(水) ・OPEC総会 12/1(木) ・プーチン大統領が年次教書演説 ・タイ新国王が即位 12/2(金) ・トランプ次期大統領が台湾の蔡英文総統と電話会談 ・トランプ次期大統領がフィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談 ・岸田外相がプーチン大統領と会談(サンクトペテルブルク) 12/3(土) ・日ロ外相会談(モスクワ) 12/4(日) ・イタリアの憲法改正の是非をめぐる国民投票 ●トランプ外交 トランプ次期大統領が活発に動いています。台湾との電話会談は大変な衝撃を中国に与えました。 ドゥテルテ大統領との…
[ 2016/12/05 00:00 ] コメント(1)
週末はデリーで国際会議に出ていました。ビッグネームの著名人がたくさんいて、正直言って私のような若造にはそぐわない場でしたが、議論自体は自由にできたので、自由に発言してきました。楽しかったです。 日曜にデリーを出てゴアに入りました。ゴアはインド随一のリゾートして知られ、インドにしてはめずらしくバカンス目的での欧州からの旅行者も多いところです。 インドは広いので、こういう色々な地域で事物を見たり、話を聞くのが重要ですね。今回もいろいろと発見がありました。 これから日本に帰国します。長い出張で疲れましたが、得たものは大きかったです。 せっかくなのでインドの参考文献の紹介。 ■ 近藤則夫『…
[ 2016/12/01 00:00 ] コメント(1)
先週木曜にベトナムからインドに移動しました。ベトナムからインドに移動するフライトの機内では、映画『ちはやふる』(前後編)を見ました。とても面白かったです。 私の好きな青春映画の王道ですが、極めて完成度が高いです。比べるものでもないですが、個人的には同じく機内で見た『君の名は。』よりも印象に残りましたね。続編も制作されるということで、楽しみです。 バタバタして更新が遅れましたが、とりあえず簡単に先週と今週の動きをチェックします。 先週の動きです。 11/21(月) ・日・アルゼンチン首脳会談(ブエノスアイレス) 11/25(金) ・キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去 …
[ 2016/11/30 00:00 ] コメント(3)
「6中全会」で述べたとおり、来年秋には5年に1回開かれる共産党全国代表大会(党大会)が予定されています。 来年の大会は第19回大会。ここで、19期の①中央委員(18期は205人)、②政治局員(18期は25人)が選出され、③常務委員(18期は7人)が選出されます。 まだだいぶ先の話ですが、文字通り中国の将来を決める重要なイベントであり、その見通しをおさえることは日本にとっても世界にとって極めて重要です。6中全会を経て方向性が見えてきましたから、現時点で考えられるポイントを整理しましょう。 まず、現18期の常務委員7人は序列順に以下のとおりです。 ①習近平(63) 党総書記、党軍事委員会…
[ 2016/11/25 00:00 ] コメント(3)
「ドゥテルテへの支持と反発」でドゥテルテには暗殺を含む懸念すべき要素があると述べました。本日は、そうしたドゥテルテが抱えるリスクについて述べます。 ●暗殺 ドゥテルテの「麻薬戦争」に対しては、当然のことながら、国内の麻薬犯罪組織からの反撃が予想されます。9月にはドゥテルテのお膝元でるダバオで、ドゥテルテが滞在中に爆弾テロが発生。14人が死亡しました。 真相は不明ですが、イスラムテロ組織であるアブサヤフやマウテという説が有力であるものの、麻薬犯罪組織が黒幕であるという噂もあります。 また、最近、ドゥテルテが薬物犯罪者と名指しした警察署長や村長との間で銃撃戦が起こるという事態も起きていま…
[ 2016/11/24 11:49 ] コメント(1)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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