ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2019/09/09 05:00  | 今週の動き |  コメント(5)

今週の動き(9/8~14)

先週も、米中、香港、英議会、イラン、ハリケーンと「壁」、東方経済フォーラム・・と盛り沢山でした。まったく落ち着かないというか、退屈しませんね(笑)。

***********
先週の動き
***********

8/31(土)
・タリバンがアフガン北部の主要都市クンドゥズに連続攻撃

9/1(日)
・米国が中国製品3243品目(スマートウオッチ等、1100億ドル相当額)に15%の追加関税(制裁第4弾の第1陣)を発動
・中国が米国製品1717品目(原油、大豆、鋼板、化学製品等)に5〜10%の追加関税を発動
・香港で政府に対する無許可の抗議デモ・交通機関の妨害
・米国とタリバンの和平協議が終了(ドーハ)
・イスラエル軍がレバノンからヒズボラの対戦車ミサイルが発射されたことを受けレバノン南部の軍事拠点を砲撃したと発表
・イエメンでハディ暫定政権を支えるサウジ主導の連合軍が反体制武装組織「フーシ派」の影響下にあるザマールを空爆
・ドイツ・ザクセン州議会選挙、ブランデンブルク州議会選挙(極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が両州で第2党に躍進)
・ドイツのポーランド侵攻80年式典(ワルシャワ)
・ギリシャが金融危機下の15年6月に導入した資本規制を全面解除
・アルゼンチンが外貨の購入を制限する資本規制の導入を発表

9/2(月)
・レイバーデー
・中国商務省が米国による9月1日の追加関税発動に対しWTOに提訴すると発表
・中朝外相会談(平壌)
・香港で政府に対する抗議スト
・香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が、実業家グループとの非公開会合で「選択肢があるなら、辞任して謝罪したい」と発言していたとロイターが報道
・ポンペオ国務長官がベルギー訪問(フォンデアライエン次期欧州委員長やミシェル次期欧州理事会議長と会談)
・米国とASEAN加盟国の海軍による初の共同海洋演習(タイ湾、南シナ海~6日)
・米国務省のハリルザド・アフガン和平担当特別代表がアフガンのガニ大統領と会談(米軍5000人の135日以内の撤退についてタリバンと基本合意に至ったと発表)(カブール)
・アフガンのカブールの外国人が多く居住する施設近くで爆弾テロ
・イランが衛星打ち上げ用ロケットの発射台の一つで爆発事故が発生したことを公表、トランプ大統領のツイートを非難
・イラン・ロシア外相会談(モスクワ)
・ジョージアのバフタゼ首相が辞任を表明
・韓国の次期法務部長官に指名された曹国前大統領府民情首席秘書官が疑惑を釈明するための記者会見

9/3(火)
・トランプ大統領が、中国との通商協議は良好に進展しているが、交渉がトランプ政権2期目まで持ち越しになれば「ずっと困難になる!」とツイート
・USTRが対中追加関税第1~3弾の税率を10月1日に現在の25%から30%に引き上げることに関して9月20日を期限にパブリックコメントを募集すると官報で発表
・米国務省がイランの弾道ミサイル開発に関与したとしてイラン宇宙庁を含む3つの宇宙関連機関を制裁対象に指定
・米国防総省がメキシコ国境の「壁」建設のため国防費から36億ドルを充てる方針を決定
・ペンス副大統領がアイスランド、英国、アイルランドを訪問(~6日)
・マティス前国防長官の回顧録『Call Sign Chaos』が発売
・ウォルマートが全米の店舗で拳銃や殺傷力の高いライフルの弾薬販売を停止すると発表
・香港の林鄭月娥行政長官が9月2日付のロイターの報道の内容を認めた上で辞任の意向を否定
・英議会が再開
・英与党・保守党のフィリップ・リー議員が同党を離党して野党・自由民主党に移籍(与党は過半数割れ)
・英下院が政府にBREXIT延期申請を義務付ける法案の審議に入る動議を可決
・ロシア・モンゴル首脳会談(ウランバートル)
・フランスのルドリアン外相がイランに対し原油を担保にした信用供与を提案していると表明(150億ドルの信用供与枠が検討されているとの報道)(パリ)
・イランのロウハニ大統領が米国との二国間協議を行う可能性はないが、米国が対イラン制裁をすべて解除すれば、核合意の参加国とイランの間で行う多国間協議に米国が参加することは可能と表明(テヘラン)
・イラン政府がテヘランの核関連施設に関する国連の調査を妨害していたとの報道
・ASEAN経済相関連会議(バンコク、~6日)

9/4(水)
・米国務省のブライアン・フック・イラン担当特別代表が対イラン制裁の例外措置や適用除外は検討していないと発言(ワシントンDC)
・香港の林鄭月娥行政長官が「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を表明(民主派団体「香港衆志(デモシスト)」の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と周庭(アグネス・チョウ)氏は抗議の継続を表明)
・英下院が政府にBREXITの20年1月末までの延期申請を義務付ける法案を可決
・英下院がジョンソン首相が提出した10月15日の総選挙実施の動議を否決
・イランのロウハニ大統領が核合意の義務履行の停止「第3弾」として次世代の遠心分離機を含むすべての研究開発についての制限を解除すると発表
・イランのアラグチ外務次官が19年末までに150億ドルの原油の事前購入か信用供与が得られた場合には核合意に完全復帰する意向を示唆
・イラン外務省が7月にホルムズ海峡で拿捕した英タンカーの乗組員の解放を発表
・東方経済フォーラム(ウラジオストク、~6日)
・ロシア・インド首脳会談(同)
・韓国国防部が国防次官級の多国間安全保障会議「ソウル安保対話」を開催(~6日)

9/5(木)
・トランプ大統領が中東和平を担当するグリーンブラット特別代表が近く退任するとツイート
・米中閣僚級電話協議(9月初めに予定していた閣僚級協議を10月初めに開催することで一致)
・米国のシェンカー国務次官補(中東問題担当)がイエメンの反体制武装勢力「フーシ派」と協議を行ったと発表
・国連安保理の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが中間報告書を発表(北朝鮮が各国の金融機関に対するサイバー攻撃などで最大20億ドルの資金を違法に取得したと指摘)
・英国のジョー・ジョンソン閣外相(ジョンソン首相の弟)が辞任(議員辞職の意向)
・イタリアで第2次コンテ内閣が発足
・アフガンのカブールで爆弾テロ(NATO軍要員も死傷、タリバンが犯行声明)
・日ロ、日印首脳会談(ウラジオストク)

9/6(金)
・米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表がタリバンのバラダル師と会談(ドーハ)
・中国人民銀行が預金準備率を9月16日から0.5ポイント下げると発表
・中独首脳会談(李克強首相)、メルケル首相が習近平国家主席と会食(北京)
・香港で政府に対する抗議スト
・英上院が政府にBREXITの20年1月末までの延期申請を義務付ける法案を可決
・アマゾン近接諸国の緊急首脳会議(コロンビア・レティシア)
・北朝鮮の朝鮮労働党の中央軍事委員会が台風13号による被害を防ぐための会議を緊急招集(軍幹部の交代を決定)
・米シンクタンクのCSISが北朝鮮南部にある中距離弾道ミサイルの秘密基地に関する分析結果を発表
・韓国の国会が次期法務部長官に指名された曹国前大統領府民情首席秘書官の適性を審査する人事聴聞会を開催
・ソウル中央地検が曹国前大統領府民情首席秘書官の妻を私文書偽造の容疑で在宅起訴
・ベネズエラ検察当局が、ガイアナが実効支配する国境沿いの係争地に対するベネズエラの領有権放棄を企てたとして、グアイド国会議長を「大逆罪」で起訴する方針を表明
・ジンバブエのムガベ前大統領が死去

9/7(土)
・トランプ大統領がアフガンのガニ大統領やタリバンの有力指導者と9月8日にキャンプ・デービッドで秘密会談をする予定だったが中止したとツイート
・イランが核合意の義務履行の停止「第3弾」として高性能の遠心分離機の稼働を研究開発目的で開始したと発表
・イランがホルムズ海峡近くで燃料の密輸の疑いで外国籍のボートを拿捕
・英国のラッド雇用・年金相が辞任と保守党からの離党を表明
・ロシアとウクライナが拘束していた相手国の国民をそれぞれ釈放し交換
・インドの月面探査機「チャンドラヤーン2号」が月面着陸に失敗

●米中協議の再開

米国は対中追加関税第4弾の第1陣として中国製品3243品目(1114億ドル相当額)に対し15%の追加関税、中国は米国製品1717品目(原油、大豆、鋼板、化学製品等)に対し5〜10%の追加関税を発動しました。

一方、トランプ大統領は、中国との協議に対する前向きな姿勢と中国への牽制を続けています。そして、ムニューシン財務長官とライトハイザーUSTR代表が劉鶴副首相と電話会談を行い、9月初めに予定していた閣僚級協議を10月初めに開催することで一致しました。これら一連の動きのポイントは以下の記事で述べたとおりです。

「米中協議の継続」(9/6)

●香港の「逃亡犯条例」改正案の完全撤回

林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が、抗議デモの要求を受け入れ、「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を表明しました。驚きの対応ではありましたが、以下の記事で予見したとおりの展開でした。

「香港の抗議デモの長期化と米中の対応」(8/21)

しかし、民主派団体「香港衆志(デモシスト)」の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と周庭(アグネス・チョウ)氏は抗議の継続を表明。抗議デモに収束の兆しは見えません。林鄭月娥の対応の意義と今後の展望について解説します(※メルマガに限定)。

ところで、最近、海外メディアは香港のデモを「水の革命(Water Revolution)」と呼ぶようになっています。これは、「水になれ」というブルース・リーの言葉に由来するもので、デモの参加者たちが自分たちの活動の標語として使っているそうです。以下がその発言の動画とトランスクリプトです。

Bruce Lee Be As Water My Friend(13年8月14日付Youtube)

I said empty your mind. Be formless, shapeless, like water. If you put water into a cup, it becomes the cup. You put water into a bottle and it becomes the bottle. You put it in a teapot it becomes the teapot. Now, water can flow or it can crash. Be water my friend.

この言葉は、東欧・中央アジアにおける「カラー革命」のようにキーワードとして定着し、また今後の見通しを考える上でのヒントにもなると思います。この点にも言及します。

●ボリス・ジョンソンと議会の攻防

英議会が開会してからわずか数日間で、BREXITをめぐる状況は激変しました。

まず、合意なき離脱を回避すべく、下院が政府にBREXIT延期申請を義務付ける法案の審議に入ることに成功しました。審議に入るための議決において、21人の保守党議員が造反しましたが、彼らは即座に保守党から除名されました。除名された議員の中には、フィリップ・ハモンド前財務相、それにボリス・ジョンソン首相が敬愛するウィンストン・チャーチル元首相の孫であるニコラス・ソームズ議員といった重鎮が含まれています。これにより、保守党は過半数を大きく割り込みました。

そして、下院は、政府にBREXITの20年1月末までの延期申請を義務付ける法案を可決しました。これに対し、ボリスはすかさず、10月15日における総選挙実施の動議を提出します。

総選挙によって過半数を回復し、それによって延期申請を無効にするのがボリスの狙いでしたが、下院はこの動議を否決(賛成298・反対56・棄権288)。11年に成立した議会任期固定法により、解散総選挙には全議員(定数650)の3分の2の賛成(434)が必要ですが、遠く及ばない結果になりました。

BREXITの延期申請の法律が成立するためには、上院の可決も必要です。当初は上院の審議が引き延ばされる懸念もありましたが、スムーズに進み、無事に可決。今週(9月9日)に女王の裁可を受け、成立することが確実になりました。

ここまでの展開は、以下の記事で起こり得ることを指摘していました。しかし、ここまで反ボリス派の狙いどおりに一気に進んだのは驚きでした。ボリスにしてみれば、屈辱的敗北です。

「ボリス・ジョンソン首相の誕生」(8/2)
「英議会の閉会の決定」(9/2)

とはいえ、ボリスもへこたれません。9月9日に再び選挙実施を求める動議を提出する予定です。しかし、これに対しても、労働党をはじめとする主要野党は、反対あるいは棄権する構えを見せています。

今週も、英議会で激しい攻防が予想されます。ポイントを解説します(※メルマガに限定)。

●イランの核合意の義務停止第3弾

イランのロウハニ大統領が、核合意の義務停止「第3弾」として、次世代の遠心分離機を含むすべての研究開発について制限を解除すると発表しました。

以下の記事で述べたとおり、イランはウラン濃縮レベルの大幅な引き上げ等を警告していました。しかし、そこまでは踏み込まず、極めて軽微、象徴的な措置にとどめた格好です。

「イランのウラン濃縮度引き上げ等の可能性」(9/2)

ロウハニの発表前には、フランスのルドリアン外相がイランに対し原油を担保にした信用供与を提案しているとの表明がありました。これに対し、イランのアラグチ外務次官は、今年末までに150億ドルの原油の事前購入か信用供与が得られた場合には、核合意に完全復帰する意向を示唆しています。

今後の見通しについては、上記記事で述べたとおりですが、コメントを補足します(※メルマガに限定)。

●イタリアのコンテ首相の復活

ポピュリスト左派の「五つ星運動」と中道左派の「民主党」が連立政権の発足で合意し、コンテ政権が再び発足することになりました。「五つ星運動」のディ・マイオ党首は外相に就任します。

新政権発足の意義について解説します(※メルマガに限定)。

●ドイツの州議会選挙

極右政党の「ドイツのための選択肢(AfD)」がザクセン州とブランデンブルク州の両州で得票を大きく伸ばし、第2党に躍進しました。与党の「キリスト教民主同盟(CDU)」と「ドイツ社会民主党(SPD)」はそれぞれザクセンとブランデンブルクで第1党を守りましたが、得票率は過去最低。以下の記事で述べたとおりの展開になりました。

「ドイツの州議会選挙」(9/2)

SPDは10月に党首選を予定しています。連立維持派のナーレス党首が5月の欧州議会選挙の敗北で辞任し、その後継を決めることになりますが、連立維持派(ショルツ副首相兼財務相)と離脱派の候補の争いになる見通しです。今回の州議会選挙の結果は、連立維持派に逆風になりそうです。

SPDは党首選後、12月の党大会で連立にとどまるかを判断する見通しです。連立から離脱すれば、メルケル首相は解散総選挙に打って出る可能性があります。

●マティス前国防長官の回顧録

ジェームズ・マティス前国防長官の回顧録『Call Sign Chaos: Learning to Lead』が発売されました。タイトルは、マティスが気に入っていた自身のコールサイン(呼出符号)が「カオス」だったことに由来するとのこと。ウォールストリート・ジャーナルが抜粋を掲載しています。

Jim Mattis: Duty, Democracy and the Threat of Tribalism(8月28日付The Wall Street Journal)

公僕としてのプロフェッショナリズム、国の団結、同盟国の尊重といったマティスの信念が、静かに、しかし力強く語られています。「海兵隊には、『銃撃戦に行くときには、銃を持った友人をすべて連れていけ』という警句がある。私は、他国と一緒に何度も戦ってきた経験から、戦いにおいては、すべての同盟国が我々にとって必要であると確信している。いかなるときにおいても、我々とともに戦いたいと思う人々の居場所は存在する。」・・以下の記事で述べたとおり、マティスの辞表においても最も強調されていたメッセージも、「同盟国を大切にすること」でした。

「マティス国防長官の退任発表」(18/12/24)

トランプ政権によって「米国は変わった」と見られていますが、マティスのメッセージに共感する米国人は多いでしょう。政権関係者の大多数も、こうした精神を変わらず共有していると思います。

回顧録には、トランプ政権については具体的な言及が少なく、トランプへの批判も一切ないそうです。マティスはメディアのインタビューにも応じていますが、やはり政権批判は控えています。「沈黙」こそマティスのプロフェッショナリズムなのでしょう。しかし、マティスは、20年大統領選に向けて、国民に対して説明する「義務」を感じている・・とも述べています。それが何を意味するかは、私が先に要約した彼のメッセージを見れば明らかでしょう。

***********
今週の動き
***********

9/8(日)
・香港で政府に対する抗議デモ(民主活動家の黄之鋒氏が保釈条件違反により逮捕)
・サウジのファリハ・エネルギー相が解任され、後任にアブドルアジズ・ビン・サルマン王子が就任すると国営メディアが報道
・モスクワ市議会選挙
・RCEP閣僚会合(バンコク)

9/9(月)
・英国で政府にEUへのBREXITの20年1月末までの延期申請を義務付ける法律が成立
・英国のジョンソン首相が10月15日の総選挙実施の動議を下院に再提出
・全米で30を超える州の司法当局がグーグルに対して反トラスト法違反で調査すると表明
・IAEA理事会(ウィーン、〜13日)
・北朝鮮の建国記念日

9/10(火)
・ノースカロライナ州下院補選
・米・メキシコ移民協議(エブラルド外相が訪米)(ワシントンDC)

9/12(木)
・米民主党の大統領候補者の第3回テレビ討論会(ヒューストン)
・ECB定例理事会(フランクフルト)

9/13(金)
・香港の抗議デモの「5大要求」の回答期限

(今週のどこか)
・英議会が閉会(~10/13)

●民主党の大統領候補者の第3回TV討論会

今回は10人に絞られ、1日間の開催になりました。以下の記事で述べたとおり、参加条件が(1)4つの世論調査で2%以上の支持を得る、かつ(2)13万人以上(+20州から400人)の献金を得ることになったためです。

「民主党の大統領選候補者の第2回TV討論会」(8/9)

参加者は以下のとおりです。数字は支持率(Real Clear Politicsが算定した全米平均支持率)です。

・バイデン前副大統領 30.1%
・ウォーレン上院議員 17.6%
・サンダース上院議員 16.9%
・ハリス上院議員 6.7%
・ブティジェッジ・サウスベンド市長 4.4%
・ヤン(実業家) 2.6%
・ブッカー上院議員 2.4%
・オルーク前下院議員 2.1%
・カストロ元住宅都市開発長官 0.9%
・クロブシャー上院議員 0.9%

本命候補が一つのステージにそろい、いよいよ本番という趣です。今回も、独走状態が続くバイデンに他の候補者が挑むという構図になります。特に最近勢いのあるウォーレンとバイデンの初顔合わせが注目されます。

なお、ブティジェッジは、最近、Spotifyに自身のPlaylist「Buttijams」をリリースしました。

Buttijams: Pete for America(Spotify)

Fleetwood Mac、Phish、CCR、Marc Anthony、Hall & Oates、David Bowie、Beck、The Who、George Michael、Tim McGraw・・オシャレですねえ。ジャンル、年代が多様で、さすが「good taste」です。私が好きなアーチストも多く入っていて嬉しくなりました・・すっかりブティジェッジのキャンペーンに乗せられているようです(笑)。

***********
消費増税に伴う価格改定のお知らせ
***********

このたび消費税法が改正され、19年10月1日より消費税が8%から10%に引き上げられることとなりました。これにより、こちらのとおり価格改定させていただくこととなりましたので、ご案内申し上げます。

内容をご確認いただき、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

***********
あとがき
***********

トランプ氏にハリケーン進路「書き足し疑惑」、批判回避狙うも逆効果(9月5日付ロイター)

米国内では大きく取り上げられているので、本文で言及しようかと思ったのですが、オイオイ油性マーカー(米語では「Sharpie」と言います)で書いてるよ・・まあいつものトランプだよね・・でおおむね終わっているので(笑)、あとがきでのご紹介にとどめました(まじめな話をすれば、アラバマがいかにトランプにとって重きをなしているかを示した、とは言えます)。

この後、四方山を書いていますが、メルマガのみ掲載します。

メルマガ「世界情勢ブリーフィング」をお読み頂くにはご登録のお手続きが必要です。
既にお手続き済みの方はこちらから今月の配信済みメルマガの確認と再送信が行えます(ログインが必要です)。

お申込みについてはこちらをご参照ください。

5 comments on “今週の動き(9/8~14)
  1. KB より:
    秩序・規律・品位

    米国も英国も、これらを失っているように感じる今日この頃。マティスのような側近がいない、というのはやはり痛いのでは?、と思ったりもしましたが、関係者にはまだまだ、マティス寄りの精神を持っている、という点、心強く感じました。
    英国は、いつか来た道という感が否めませんが、今日が一つの山場、といったところでしょうか。
    しかし、香港。SNSが力をもっても、ここまでエネルギッシュな動きがあるというのは、やはり目を見張るものがありますね。メルマガ最後で示唆されているようなことがあれば、歴史的にも大きなことですね。
    Buttijams、お気に入りにしました(笑)ジャケット風のアイコンもカッコいいですし、選曲も彩り豊かで、いいですね!!

  2. china より:
    ボリスの奇策

    BREXITは本当予想外に皆が一致団結した感じですね。破天荒な奇策が完全に裏目に出て、ボリスも内心穏やかではないでしょうね。
    奇策といえば、英デイリー・テレグラフ紙がボリスの離脱延期を合法的に阻止する計画について報じています。以下、ロイターの引用なのですが「ジョンソン氏が10月31日以降のいかなる延期も政府が望まないことを明記した書簡をEU基本条約(リスボン条約)第50条の延長要請とともに送付するという。」とのこと。これって、「延期申請」と「延期を望まない書簡」で互いの効果を打ち消し合う、という事かと思うのですが、現実的に可能なことなのでしょうか。可能な場合、それでもって「合意なき離脱完了!」と宣言して離脱をする気なのでしょうか。

    あと、すみません、念のため確認なのですが、BREXITの所で「ただし、この場合、14日間の組閣期間があるため~」のパラグラフ中に2回登場する「離脱申請」は「離脱(延期)申請」の事を述べていらっしゃるという認識で宜しいでしょうか。
    もう一点、もうすでに問い合わせが入っているかもしれませんが、「イタリアのコンテ首相の復活」の所の(※メルマガに限定)部分が私のメールでは読めないのですが・・読ませて頂けますと幸いです。

    第3回目のTV討論会楽しみです。やっと皆が一堂に会するのですね。5月1日号のReal Clear Politicsの支持率と今回の数字を見比べてみると、如実に数字を伸ばしているのはウォーレンだけなのですね。意外でした。1、2回目でハリスやブッカーは活躍していたので、もっと数字が伸びているかなと思ったのですが、案外そうでもないのですね。ブティジェッジも同じく。やはりこうやって数字を見ると、前のめりになっている主観に修正を入れられるので、地味だけれど大切な作業だなと思います。

    シャーピー事件はハリケーンが大変な被害をもたらしているのに、良い大人が何をしているのだろう・・と呆れてしまいました。動画中にも登場しましたが、個人的には「#sharpiegate(シャーピー・ゲート)」がクリーンヒットです。BBCによると、これはウォーターゲート事件になぞらえているとの事。比較対象のレベルが違いすぎるでしょ!とツッコミを入れたい気もしますが、そこも含めてシュールな笑いを誘います。最初にこのハッシュタグを考えた人のネーミングセンスに脱帽です。
    ちなみにアラバマが大事だというのは、鉄壁のレッド・ステートとして当然の如く大事に思っているという事でしょうか。それともいまトランプの支持率的に何か具合が悪く、テコ入れが必要で大事に思っているという事でしょうか。

  3. SNS より:
    ボルトン解任

    Boltonさんのような要人の進退に係る事項もSNSで表明。世界中が瞬時に知り得えますね。

  4. china より:
    中国とか北朝鮮とか

    米中、米朝、色々と動いてきましたね。

    北朝鮮は8月まであれだけギャーギャー言っていたのに、ここにきて突然の「心の準備が整いました」宣言。9/2~4の王毅外相の訪朝以降、色々米朝関係が動き出した感じがするので(ポンペオが実務協議再開への期待を述べたり、北朝鮮高官から「準備がある」との談話が発表されたり)、やはり中国からの働きかけがあったりしたのかな・・などと思ったりしています。(勘繰り過ぎかもしれませんが・・。)
    でも今回は、翌日にミサイルを発射したり、李克強首相への訪朝要請のリーク記事が出て来たりなど、米朝協議再開を望んではいるけれども、ハノイの二の舞にはならないぞ!という金正恩の慎重な思いのようなものも感じます。

    中国の関税対象品一部除外と米国の10/1→10/15への発動延期。
    中国は一見、融和路線に方向転換したようにも見えるのですが、建国70周年を迎えるにあたっての一時的なトリックだったりするのかなと、こちらも見方を迷っています。
    これまでの流れを見ていて少し感じていたのは、もしかしたら中国は機を見て、先に報復関税の連鎖から降りてくるかもしれないな、という可能性です。
    というのも、8/1米国が関税第4弾を発表した翌日の中国の発言には「必要な措置を講じる」との言葉があり、実際8/23に報復関税の発表を行いました。しかし8/23の米国のカウンター関税については、翌日強い反発は表明したものの「対抗措置」については言及がなかったので、基本的なスタンスは維持しつつもアプローチの仕方を変えてきたりするのかな・・と何となく思っていました。(まだこの先どうなるか分かりませんけれど・・。)

    ただ今回一つ感心しているのは発表のタイミングです。もし本当にこれが中国の米国に対するアプローチ法の変更で意図的にここを転換点にしたのだとすれば、建国70周年という晴れの舞台を理由にした(隠れ蓑にした?)、素晴らしいタイミングだなと思います。なぜなら、両国ともが譲歩に対し正当な理由を主張でき、己の面子を保つことが可能だと思うからです。本来弱腰とも受け取られかねない譲歩(ネガティブ)を、晴れの行事(ポジティブ)で上手くカモフラージュしているようにも感じます。

    でも10月の米中貿易協議の成り行きを見てみないと分かりませんね。軽い譲歩をしたとはいえ、互いにまだ圧力をかける余地は残しつつの譲歩ですし、相手は予測不可能なあのトランプですし、自分の思う成果が得られないとまたツイッターで暴走しそうですしね。

    ボルトンの解任といえば、英国のバーコ―下院議長も10月末での辞任を表明しましたね。ユーモアたっぷりの諫言がとても面白くてすっかりファンになっていたので、何だか寂しい気持ちでいっぱいです。

  5. JD より:
    chinaさん

    だいぶ遅れましたが、様々なご指摘ありがとうございます。
    メルマガの方で訂正などさせていただきました。

    アラバマですが、トランプにとっては、大統領選挙(予備選)で初めて3万人も選挙集会に動員し、上院議員のジェフ・セッションズの支持も得て、いけるという手ごたえをつかんだこと、大統領選(本選)では28ポイントの大差をつけて勝ったことから、とても思い入れがある、ということですね。自分は愛されていると感じており、大事にしたいと思っているようです。
    レッド・ステートですが、ご存知のとおり、17年上院補選では民主党のジョーンズが共和党のムーアを負かしました。20年上院選で改選されるので、奪還するという意味では重要です。共和党の候補は決まっていませんが、順当に行けば誰が出てきても勝つとみられています。

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。