2017/10/03 05:00 | 中東 | コメント(3)
サウジアラビアの新時代(1)
■ サウジアラビア、女性の自動車運転を許可する国王令(9月27日付BBC)
これは中東関係者に大きな衝撃を与えた決定でした。
サウジでは、この数年、大きな変革の動きが起こっています。
政治面では、16年3月、脱石油依存を含めた構造改革を示した「ビジョン2030」が策定。
外交面では、15年のイエメン空爆、16年のロシアへの接近、イランとの断交、今年6月のカタールとの断交・・さらに最近ではイラクへの接近の動きが注目を集めています。
また、社会面でも、今年4月に初めてクラシック・コンサートが開催。
そして女性に運転を認めるという今回の驚くべき決定。
まさに国が転換点を迎えていることを実感させます。この背後にいるのは、これまで何度も取り上げてきた、ムハンマド・ビン・サルマン(MbS)皇太子です。
MbSは、15年1月に国防相、4月に副皇太子に就任し、サウジの権力を掌握しているといわれていましたが、6月には副皇太子から皇太子に昇格。
さらに、噂では、近い将来、サルマン国王が生前退位し、いきなりMbSが国王になるともいわれています。そうなれば、若干32歳にしてサウジという中東の大国に君臨することになります。
こうした急激な動きの背景には何があるのか。その先には何が待ち受けているのか。この点を解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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サウジアラビアの新時代(1)
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●ムハンマド・ビン・サルマンの権力掌握
●MbSの改革
●世代間の対立
●イラクへの接近
●親日でマンガ好きなMbS
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あとがき
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今さらですが、最近、Evernoteを使うようになりました。まだ不慣れなところもありますが、これは資料の整理に絶大な力を発揮しそうですね。
半年くらい前に佐藤優氏が池上彰氏と情報整理のノウハウについて対談した本を斜め読みしましたが、ニュースのクリッピングのやり方が佐藤氏はEvernote、池上氏は切り抜き(!)ということでした。佐藤氏のやり方はそのときはピンとこなかったのですか、やってみて、なるほどこういうことかと分かりました。
ちなみに佐藤優氏は同じ時期に私も役所で働いていたことがあり、色々知っていますが、コメントはここではとりあえず控えます。池上彰氏は・・林先生みたいなもので、予備校講師と思っています。予備校は役に立ちますが、本当の学問と知性はその先にあります。私は、皆さんにその奥の深さを伝えたいと思っています。
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3 comments on “サウジアラビアの新時代(1)”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
それだけ権力を掌握すると・・
イスラム史に憑き物の暗殺が・・現実化しますね・・
何処かの派が・・山の老人率いる伝説の暗殺教団になりかねない・・
佐藤優さん・・
友人の部下でした・・評を聞いたら・・仕事熱心だったが正直すぎた・・
JDも正直すぎたのではありませんか・?
どうやら・・正直すぎたにも二種類がありそうですね・・( ^ω^)・・・(笑
正直?・・言葉の意味によりますかね・・仕事熱心であったのは間違いないですが・・
ここでは書けないので、また、追い追い・・笑
彼も外務省の人間・・
後に大使を歴任した古狸・・
正直の解釈・・剥き出しに・・と意訳するかな・・?!
( ^ω^)・・・(笑