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いよいよオリンピックが始まりました。それとともに、欧米では、コロナからの経済の立ち直りが鮮明になってきています。しかし、そこにきてまさかのリスクオフムード。これをどう読むか? それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・日銀のいない株式市場 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 住宅着工件数 6月 ・住宅着工は予想以上の増加も先行きは? ・供給制約による要因も ・購入者のセンチメントに変化も 2. 中古住宅販売 6月 ・在庫状況は引き続きタイト ・価格は過去最高 ・高級物件を買っているのは誰? 3. 新規失業保険申請者数 ・P…
[ 2021/07/26 06:30 ] コメント(1)
一時に比べ、米国の長期金利が落ち着きを取り戻しているためか、このところ「インフレ」議論が少し下火になっています。それもそのはず、パウエルFRB議長もあらためて「一時的」と強調しているのですから当然です。 しかし、今回発表となった消費者物価指数や小売売上、各連銀のサーベイなどからは、アラートとも読める「変調」が見て取れます。予兆を認識して、今後のマーケット動向に注視する。混沌とした環境だからこそ丁寧に見ていきましょう。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・日銀展望と景気先行きは? ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 消費者物価指数(CPI)6月 …
[ 2021/07/19 06:30 ] コメント(0)
今週は、メルマガを初めてから最も指標が少なかった週ではないかと思うほど、「静かな」週でした。しかし、米国長期金利の低下や米国株式指標の最高値更新など、マーケットには変化が見られました。 そこで今週は、経済指標やFOMC議事要旨の分析に加えて、こうしたマーケット環境の分析と今後の見通しについても触れています。それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・耐性がついた日本株 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. ISMサービス業 6月 2. JOLTS(Job Openings and Labor Turnover Summary)5月 ・高水準の「自発的な…
[ 2021/07/12 06:30 ] コメント(0)
先週は、週末発表される雇用統計を控えて、日米とも市場は様子見ムードが充満していました。新型コロナ感染拡大による経済の最悪期から約1年経過し、「統計の歪み」を軽視する発信や、「統計のブレ」に慣れてしまっているともとれる分析が散見されます。 しかし、FRBを始め今後の金融政策を決定する上ではこうしたデータは軽視できるものではなく、雇用の回復は最も重要なポイントです。今回発表となった6月の雇用統計は内容にばらつきがあり、非常に難しいものでした。今週はその点を丁寧に読み解きます。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・過去最大の税収の立役者は? ●先週の米国経済統計(結果…
[ 2021/07/05 06:30 ] コメント(1)
6月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●今週の米国経済統計(予想) ●経済統計分析 ●あとがき 以下は経済統計分析の主なテーマです。 6/7 第82号 米雇用市場は回復に向かう、労働供給には問題も ✓ISM製造業景況指数 5月 ✓ISMサービス業 5月 ✓新規失業保険申請者数 ・追加給付停止は復職を促す? ✓雇用統計 5月 ✓雇用統計総論 ・緩やかな労働供給 ✓今週のひとこと 6/14 第83回 インフレは一時的で終わるのか? ✓JOLT…
[ 2021/07/01 12:00 ] コメント(0)
最近、FOMCのブラックアウト期間が過ぎると、FRB関係者から連日様々な発言が飛び出し、マーケットもそれを横目に一喜一憂するので、追いかけるのがなかなか大変です。とはいえ、見方によってはマーケットとのコミュニケーションのとり方は秀逸で、見ていると大変興味深いものがあります。 この点については、「今週のひとこと」でも触れておりますが、定点観測の経済統計とともにこうした発信を見ていくと、どのように中央銀行が今後の金融市場を捉えているかも分かりやすくなります。 アウトラインは以下のとおりです。 ●先週のマーケット 日本の家計資産は過去最高、がしかし… ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計…
[ 2021/06/28 06:30 ] コメント(0)
各国事情がそれぞれ異なるので、日米、どちらの中央銀行のスタンスが良いか悪いか、という議論は好ましくないでしょう。しかし先週、ほぼ同じタイミングで行われた、日銀金融政策決定会合とFOMCでは、市場へのメッセージの伝え方に大きな差が見られました。 FOMCではインフレに対してどのように対峙していくのかについて、示唆に富んだ内容となっており、このあたりを今週はより力を入れてお伝えしていきたいと思っております。 それでは、さっそくまいりましょう。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 ■先週のマーケット 日本もインフレ? ■先週の米国経済統計(結果) ■今…
[ 2021/06/21 06:30 ] コメント(0)
定点観測を重ねることの意味のひとつに、「異変に気づく」ことがあります。むしろ、株価や為替といった、マーケットの値動きだけを追っていると、センチメントに流されて正しく判断できないことは経験済みの方も多いと思います。 このメルマガでは、コロナ以降特に雇用、最近ではインフレについてよりウエイトを置いて分析をしていますが、今週はその「異変」が鮮明に見えてきています。まさに、データは語る。今週もお付き合いください。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 ■先週のマーケット 売り越す日銀 ■先週の米国経済統計(結果) ■今週の米国経済統計(予想) ■経済統計分…
[ 2021/06/14 06:30 ] コメント(4)
今週からFOMCを2週間後に控え、ブラックアウト期間に入ります。FEDメンバーのコメントが表に出てこない時期となるだけに、より一層、この週末に発表された雇用統計の読み解きは重要になってきます。 今回は、予想通り(?)雇用統計が大部分をしめました。新型コロナウイルスのワクチン接種が国民の4割を超えた米国の現状はどうなっているのか、見ていきましょう。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 ■先週のマーケット 日銀が売り越しに転じる!? ■先週の米国経済統計(結果) ■今週の米国経済統計(予想) ■経済統計分析 ✓ISM製造業景況指数 5月 ✓ISM…
[ 2021/06/07 06:30 ] コメント(0)
5月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●今週の米国経済統計(予想) ●経済統計分析 ●あとがき 以下は経済統計分析の主なテーマです。 5/3 第77号 加速する米国経済統計・4月FOMC、FRBからのメッセージは? ✓個人所得・消費支出 3月 ✓中古住宅販売成約指数 3月 ・住宅在庫改善のカギ ✓新規失業保険申請者数 ・減らない受給者 ✓GDP 第1四半期(1次速報値) ✓FOMC 4月 ・FOMC statement ・パウエル議長会見及びまとめ …
[ 2021/06/01 19:00 ] コメント(0)
Salt経済 ZAP !!
証券業界から、メガバンク、米銀、英銀を経て、現在は投資助言会社を設立し独立。クライアントの資産管理をする傍ら、金融情報を発信。 本メルマガでは、米国経済を中心にマクロ経済分析やFEDの動向、財務分析などによってマーケット判断や投資アクションに役立つ情報を配信します(定期配信1回/週+不定期配信)。 猫アレルギーなのに、これまで総勢9匹の保護猫と暮らしている猫好き。グルメ・ワインも好き。 メルマガのご紹介 バックナンバー メルマガ配信登録
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