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フランスでも非常に注目度が高いイギリス選挙。 そら、フランスにしてみれば今後EUを離脱していくイギリス、一方でそうはいっても関係を保ちたい、という相反する感情があり、なかなか複雑な状況だ。 この選挙、前回世論調査では僅差、という話だったものがふたを開けてみれば保守党の圧勝、そして今の離脱への流れが出来上がっていく、という「いわくつき」といっていい選挙。 今回は与党圧勝という予想で解散に踏み切ったものの、その世論調査ではどんどん労働党に迫られている、という何とも言えない状況であります。 まあ、結果を見てみるしかありませんね~・・・・ https://www.bloomberg.co.jp…
■ ドゥテルテ比大統領、戒厳令の全土拡大に言及 過激派掃討で(5月25日付CNN) フィリピンの戒厳令は第2次大戦後3度目。過去の2回は1972年のマルコス時代と2009年のアロヨ時代です。マルコスの戒厳令は9年間の長きにわたりました。 ドゥテルテの戒厳令は60日間、ミンダナオ島に限定していますが、これが延長され、フィリピン全土に拡大されることになると、国民の間ではマルコス時代の忌まわしい記憶がよみがえり、絶大なドゥテルテ人気にも影響が出る可能性があります。 もっとも、戦闘はミンダナオ島、それも一部の地域に限定されているので、おそらくそうはならないでしょう。 今回政府と交戦している武装…
■ トランプ大統領、パリ協定離脱を発表 同盟国や米経済界に波紋(6月2日付ロイター) 世界中を震撼させたトランプ大統領の決断。世界を敵に回した、これでトランプは終わった・・・などといわれていますが、米国の内政面に限って言えば、それほどの驚きはありません。むしろ、ある意味で合理的な判断だったとすらいえます。 まず、そもそも環境問題は選挙戦において大きなイシューにはなりません。メディアは世界のみならず米国でも反対の大合唱が起こっているかのように伝えていますが、有権者に対して大きな影響を与えることはないでしょう。 むしろ、選挙での扱い方によっては、トランプ・共和党に利するとすらいえます。なぜな…
地方再生のキーマンたちが集合。 シャトーマルゴーの正門を闊歩する。 うーん、気分いいな~。 ボルドーはワイン三昧(当たり前か・・笑)。 再びばらばらになり、バーゼル、ストックホルム、フランクフルトなどに分れていく。私は再びパリへ! 確かに夜は涼しいので、ちょっと注意が必要ですね。 バッファローさんが下北さんとの会話で書き込んでくださいましたが、夏で寒いんですよね。でもこっちの連中はみんな半袖で歩いているので、私も真似して歩いてます。まあ。確かに少し寒いかもですね。 ボルドーは元々パリ開発のモデルになった都市で、市長が大統領になる例が多いので、こちらにオリジナルが存在するケースがたくさん…
先週は私が大好きなドラマ『ハウス・オブ・カード』の最新シーズンが始まりました。早速2エピソードを見ましたが、相変わらずの面白さですね。 このドラマがすごいのは、一つには昨年の大統領選からトランプ政権発足という最近の動きを先取りしているところです。主人公である大統領が「雇用」を前面に掲げて政策を形成したり、ロシアや中国と取引するバックチャネリングが行われたり、ネットで選挙戦を不正に操ろうとしたり・・・まあ、トランプ政権発足後は、現実がドラマを超えているようにも見えますが(笑)。 新シーズンはすべてのエピソードが完成しているので、今の動きを反映することはできませんが、もしここで新しくエピソード…
グッチーポストでは交際費は青天井ではありませんよ! まあ、モルガンにいるときはたくさんお金を使いましたが、今は全く違います。大体、私の周りにいる人はみんな大金持ちなので、わざわざ私に奢ってもらう必要がない。むしろ、ワインの選定をしてあげたりするので、こっちがお金をもらうことが多いのですよ。まあ、モルガンもゴールドマンも今や接待費は大変厳しくなっているようで、昔の商社と同じ道を歩いているようでありますな。 写真はパレロワイヤルの中にある樹木の回廊です。ここで、日差しをよけながら、ランチを食べたり、昼寝をしている訳ですね。こういうの、日本にないんです・・・・ では引き続きパリで頑張ります!…
■ 「一帯一路」会議が閉幕、中国主席「幅広い合意と成果得られた」(5月15日付ロイター) 遅れましたが、今年の中国にとって最重要のイベントだった「一帯一路」の初の首脳レベルの国際会議。米国は、会議直前に「100日計画」の内容を発表し、一帯一路への支持と代表団の派遣を発表するというサプライズを見せました。 米国にとって失うものはなく、この程度のことで習近平に恩を売ることができるのであれば安いものです。こういう打算に基づいてあっさり中国のメンツを立てるあたり、トランプ政権の「ディール外交」らしいです。 中国にとって今年最大にして唯一の重要課題は秋の共産党大会。ここまで無事に体制の威信を保つ…
読者の方の書き込みでふと気が付いたのですが、そういえば昨年もちょうどローランギャロの時にパリにいたなと。ホテルのソムリエに昨日、ニシゴリがここに女を連れて来たぞ、と聞いて、こりゃ勝てないな、と思ったらやぱりだめだった(笑)。今年はどうなんだか、あとでチェックに行ってみますね。 この時期のパリはいいですわ。天気サイコー、気温もちょうどいいし、もう昼からワインがうまい・・・・・ 何しに行ってんだ、とは言わないように。一応仕事なんで(笑)。 まあ、テロは心配ですが、アラブ系の人が来るところにはあまり行かないようにしています。こう書くと偏見があるように思われるので嫌なんですが、まあ、自己防衛。 …
初外遊となったトランプ大統領の中東・欧州訪問。ワシントンDCでのカオスな状況と比べれば、外交ではそれなりの成果を上げ、得点をかせいでいる、というのがおおむね米国内での評価です。 特徴的なのは、オバマ政権で折り合いの悪かったサウジ、イスラエルとの関係を強化し、逆にオバマ政権ないし伝統的に同盟関係にあった欧州との関係を冷却化させていること。まさにオバマの逆をいくことがテーマとなっています。 ●中東 米国大統領の初外遊は隣国であるカナダ、メキシコが通例です。いきなり中東に行くのは異例といえます(「訪問国の順番」も参照)。 背景にあるのは、中東和平への関与の要請とイランへの牽制です。まずサウ…
みなさまから心温まる応援メッセージも頂いたのですが、広島ドラゴンフライズは昇格なりませんでした・・・・ あれだけ入らないと無理ですわね。みんな緊張したのかもしれませんが、正直、出直してこい! と言われた感じです。 一方、カープは再び首位を奪還! 菊池選手の状態が少し心配ですが、交流戦は得意なので、がんばってもらいましょう。今度は私がいなくなっても大丈夫でしょう! さて、今週のメルマガは、5月FOMC議事録の分析が中心です。巷間伝えられているような内容では全くないため、ちょっとびっくりするかもしれませんが、これが真実です。 改めて日本のメディアは議事録そのものを読まないで、記事を書いて…
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