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■ アフガニスタン、タリバン新政権でどうなる 「包括性」や女性の権利保護は(9月9日付BBC) タリバンが暫定政権の樹立を宣言し、閣僚33人を発表しました。主要メンバーは以下のとおりです。 (※いずれも代行) ・首相 ムハンマド・ハサン・アクンド ・副首相 アブドゥルガニ・バラダル ・同 アブドゥルサラム・ハナフィー ・国防相 ムハンマド・ヤクブ ・内相 シラジュディン・ハッカニ ・外相 アミールハン・ムッタキ タリバンの副指導者で政治・外交を担当してきたバラダルは、「アフガン人のすべてを代表する包括的な政府の樹立を目指す」と述べていました。しかし、米国は、女性や旧政権のメンバ…
先週は統計発表スケジュールは比較的静かな1週間でした。しかし、国内では総裁選を控えマーケットが動意づき、米国では以前からメルマガで触れている「賃金インフレ」の動きがますます鮮明になっているような動きも見られました。 それではさっそく、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・相場雑感 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. JOLTS 7月 ・採用者数は減少に転じる ・自発的な離職の増加が意味するところ 2. 新規失業保険申請者数 ・特例給付終了、「さあ復職しよう!」となるか? 3. ベージュブック(FRB地区連銀経済報告) 4. インフレは持続する…
今回は毎年恒例の金融庁金融行政方針の紹介です。 *********** 初の理系出身長官誕生 *********** 金融行政方針は中島現長官(昭和60年大蔵省入省)の3代前、森長官(55年)時代に作成・公表が始まり、遠藤長官(57年)、氷見野長官(58年)と引き継がれてきました。役所は人事異動がある7月に事務年度がスタートしますが、人事異動後内容や文章を練り、8月末に公表されます。 中島長官は旧大蔵省(金融庁は大蔵省の機能を分離する形で平成10年に発足しました)としては異色の東大工学部卒業の経歴を持ちます。役所は法案を担ぐことも多いのでどうしても法学部出身者が中心となりがち。技官制度が…
一昨日は9・11の20周年でした。私は当時米国に住んでいて、9・11の2週間前には仕事でワールド・トレード・センターにいました。多くの友人や仕事の関係者がテロによって大きな影響を受けました。色々な思い出が蘇ります。 今年は20周年ということで、例年にも増して追悼の行事や特集の記事・番組を目にします。Netflixのドキュメンタリー『ターニング・ポイント』もその一つで、私も半分ほど見終わりました。生々しい映像や当時の人々の証言が心を揺さぶります。アフガンの映像も数多く登場します。すべて見終わったところで感想など述べたいと思っています。 *********** 先週の動き **********…
■ 高市早苗氏、総裁選立候補を正式表明 「ニュー・アベノミクス」訴え(9/8付朝日新聞) 高市早苗氏が、自民党総裁選への立候補を正式に表明しました。安倍晋三前総理が清和会に高市氏の支援を求めたとのことで、推薦人20人を確保出来、ある程度の票読みの目途も立ったということでしょう。 高市氏の総裁選の公約、政治信条やこれまでの実績、経歴などについては、これから大手メディアが取り上げて下さることと思います。また、私も候補者が出揃ったところで改めて解説する予定です。 そこで今回は、高市氏について以前から私が気になっていることを掘り下げます。現時点ではまだ殆ど触れられていないと思いますが、この先問題…
編集部の磯部です。 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 私は先日、2回目のワクチン接種を終えました。1回目は倦怠感や眠気などの副反応があったのですが、2回目はほとんど何もなく、少し熱は出ましたが、それもすぐに下がりました。少し拍子抜け(?)でしたが、日常への影響がなかったのは幸いでした。 さて、今回は、メルマガ「永田町ディープスロート」のご紹介です。 突然の菅総理の辞意表明から数日経ち、いま最も注目度が高い、自民党総裁選。 刻一刻と変わる状況の中、連日、永田町さんならではのプロの分析が、まるでライブのように惜しげもなく披露されております。 ・「策に溺れそう ~ 迷走するガースー総理」(…
先月のバックナンバーです。 最近登録された方で、過去の記事も読んでみたい、と思った方はぜひご覧下さい。 8/2 今週の動き(8/1~7) 国務副長官の訪中、中国企業の米上場審査、米コロナ、 米インフラ法案、中国のワクチン外交 8/3 中国共産党政治局会議と米国での中国企業の上場規制の厳格化 8/9 今週の動き(8/8~14) 中国のゲーム規制、米インフラと債務上限、イラン新大統領 8/16 今週の動き(8/15~21) タリバン進撃、中国のカナダ人判決、民主主義サミット、 米インフラ法案と予算決議案 8/17 中国の規制強化の統治方針 8/23 今…
8月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 ●今週の米国経済統計(予想) ●あとがき 以下は経済統計分析の主なテーマです。 8/2 米国経済はコロナの後を見据えた動きへ 1. 新築住宅販売件数 6月 ・コストの上昇が住宅建設を抑制 ・販売を抑えた販売価格 2. 中古住宅販売成約指数 6月 ・統計が示す住宅市場の現状 3. 個人所得・消費支出 6月 4. 新規失業保険申請者数 ・州別では増加州も ・7月雇用統計は? 5.…
■ 中共中央政治局会議、第19期六中全会の招集を決定(9月1日付人民網) ■ 習近平氏、公平競争政策の実施推進を強調 中央全面深化改革委会議(8月30日付新華社) 中国共産党中央委員会政治局会議が開催され、11月に第19期党中央委員会第6回全体会議(6中全会)を開催することが決定されました。 また、中国共産党中央全面深化改革委員会の第21回会議も開催されました。同委員会は習近平総書記がトップを務める重要な機関の一つであり、その会議の開催は、中央財経委員会の会議に続く北戴河会議以来の2つ目の党委員会の会議の開催になります(以下の記事参照)。 ・「中国共産党中央財経委員会」(8/23) …
■ 「次の首相にふさわしい」トップは河野氏23%、石破氏21%・岸田氏12%…読売世論調査(9/6付読売新聞) 菅義偉総理の突然の不出馬宣言により、自民党の総裁選は振り出しに戻りました。既に立候補を表明していた岸田文雄氏の他、複数の候補の名前が上がっています。 冒頭の記事の通り、9/4-5の週末に読売新聞が行った緊急世論調査では、「次の首相にふさわしい人」として河野太郎氏がトップ、次いで石破茂氏が人気を集めています。 今回の総裁選は、昨年のように派閥単位で支持を固めて行くような動きになるのかどうか、まだ不透明です。兎に角、刻々と状況が変わります。しかし、これまで本メルマガでお伝えして来た…
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