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10月に中国共産党大会について解説した際、私なりの中国政治の読み解き方をお伝えしたいと述べましたが、そのまま延び延びになっていました。 ・「習近平体制2期目(1):「皇帝」の誕生」 ・「習近平体制2期目(2):新たな「中華」世界の構築」 ということで、今回、待ちに待った(待ってない?)お話です。 最後には、応用編として、習近平の人物像と今話題のシャンシャンに触れます。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** 中国政治の読み解き方 *********** ●政治と言論 ●教養の大切さ ●習近平に関する余談(応用編) ******…
[ 2017/12/22 05:00 ] コメント(1)
米国のエルサレム首都認定宣言については、以下3点の記事で詳しく解説しました。 ・「米国のエルサレム首都認定(1):背景」 ・「米国のエルサレム首都認定(2):意図」 ・「米国のエルサレム首都認定(3):影響」 また、この件のキーパーソンであるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問の状況を以下の記事で解説しました。 ・「ロシアゲートとクシュナー」 さらに、この件にはもう一人のキーパーソンがいます。サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン(MbS)皇太子です。MbSは、以下の記事などで何度も取り上げてきましたが、中東の秩序を根本から変える可能性がある、巨大な力をもったリーダーです。 ・「…
[ 2017/12/20 05:00 ] コメント(1)
■ 米アラバマ州上院補選、民主党ジョーンズ氏勝利(12月12日付ロイター) 12月12日に行われたアラバマ州上院補選では、民主党のダグ・ジョーンズが勝利し、共和党のロイ・ムーアが敗北。 アラバマ州で民主党が上院議席を獲ったのは25年ぶり。大変な衝撃を与えています。 本HP・メルマガでは、9月の予備選の段階からフォローし、この結果に至る可能性も指摘してきました。 ・「今週の動き(9/25~10/1)」 ・「今週の動き(10/2~8)」 ・「今週の動き(11/13~19)」 ・「今週の動き(12/11~17)」 重要なポイントはすでに解説していますが、正式な結果が出たことをふまえて、あら…
[ 2017/12/19 05:00 ] コメント(2)
週末は天気が良くて少し暖かく感じたぐらいでしたね。私は今年はあと2回ゴルフの予定です。 *********** 先週の動き *********** 12/8(金) ・ディナ・パウエル大統領次席補佐官(国家安全保障・戦略担当)が年明けに辞任と発表 12/11(月) ・NYで爆弾テロ ・プーチン大統領がシリア・エジプト・トルコを訪問 ・米議会がイラン制裁の復活を見送り ・サウジ政府が映画館の営業を認める方針を発表 ・EU外相理事会(ブリュッセル) 12/12(火) ・アラバマ州上院選補選 ・FOMC(~13日) ・韓国の文在寅大統領が訪中(~16日) ・イスラム協力機構(OIC)臨時首脳会…
[ 2017/12/18 00:00 ] コメント(4)
「米国のエルサレム首都認定(1):背景」では、トランプが今回の宣言に至るまでの政権内での意思決定プロセスについて述べ、その中でジャレッド・クシュナー大統領上級顧問の動きに言及しました。 クシュナーは元々大使館のエルサレム移転に反対していました。中東和平チームの中心として、本気で中東和平を進めたいと思っていたので、波風を立てることはしたくなかったのでしょう。 それが立場を変えたのはなぜか。この真相は分かりませんが、一つ指摘できるのは、クシュナーの影響力が弱まっていたことです。中東和平プロセスにおいて彼はもはや影響力を失っており、相手にされていないといわれています。その背景にはジョン・ケリー首…
[ 2017/12/15 05:00 ] コメント(3)
*********** アラバマ州上院補選の速報 *********** アラバマ州上院補選は民主党のダグ・ジョーンズが勝利し、共和党のロイ・ムーアが敗北。予兆はあったとはいえ、まさかの結果になりました。ただ、ムーアは敗北を認めず、「まだ終わっていない」と述べ、支持者には祈るよう求めているとのことです。今回の結果をどう見るかは追って解説します。 さて、本題です。「米国のエルサレム首都認定(2):意図」の続きです。前回は、この宣言によってトランプ大統領が何を意図したのかを考察しました。今回は、 こうした米国の意図を勘案した上で、では今回の宣言がどのような影響を与えるのか、今後の展望を解説しま…
[ 2017/12/14 05:00 ] コメント(2)
「米国のエルサレム首都認定(1):背景」の続きです。 前回は、トランプ大統領がこの宣言に至った背景を解説しました。今回は、この宣言によってトランプが意図したものは何かを考察します。 ※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。 *********** 米国のエルサレム首都認定(2):意図 *********** ●エルサレムの首都認定 ●エルサレムへの大使館移転 ●トランプの流儀 *********** あとがき *********** テレビドラマの『陸王』、面白いですね。池井戸潤原作のTBSドラマは、必ずしも最初から見るつもりではないのですが、宣伝と再放…
[ 2017/12/13 05:00 ] コメント(3)
■ トランプ米大統領、エルサレムをイスラエル首都と正式認定(12月6日付ロイター) 世界を揺るがした衝撃的な宣言でした。もともと米国では1995年に制定された「エルサレム大使館法」によって大使館をテルアビブからエルサレムに移転することが定められていました。歴代大統領は6か月ごとに移転を延期する決定を行う(ウェイバーに署名する)ことでこれを回避してきました。 トランプ大統領は、大統領選で、エルサレムの首都認定と大使館の移転を公約として掲げていました。しかし、最初の6か月目が到来した時点での6月には、やはりウェイバーに署名しました。トランプといえど、さすがに大統領となれば、中東和平に与える影響…
[ 2017/12/12 05:00 ] コメント(4)
寒い日々が続きますが、週末は好天に恵まれましたね。 あとわずかでクリスマス、年末・・最近は本当に時間の流れが速いと感じます。 *********** 先週の動き *********** 12/4(月) ・米韓合同軍事演習(~8日、韓国) ・ティラーソン国務長官がブリュッセル、ウィーン、パリ訪問(~8日) ・トランプ大統領と共和党全国委員会がアラバマ州上院補選候補のロイ・ムーアを支持 ・英国のメイ首相とEUのユンケル委員長が会談 12/5(火) ・フェルトマン国連事務次長が訪朝(~8日) ・米上院がキルステン・ニールセン大統領次席補佐官の国土安全保障長官就任を承認 ・民主党のジョン・コン…
[ 2017/12/11 00:00 ] コメント(2)
先月のバックナンバーです。 今月から登録された方で、過去の記事も読んでみたい・・という方はぜひご覧下さい。 11/1 習近平体制2期目(2):新たな「中華」世界の構築 11/2 トランプのアジア歴訪と北朝鮮 11/3 李克強が留任した理由 11/6 今週の動き(11/6~12) 11/7 バージニア州知事選と共和党・民主党の将来 11/8 ドゥテルテの訪日 11/10 クルドの独立問題と内戦の危機 11/13 今週の動き(11/13~19) 11/14 サウジの強権発動の衝撃 11/15 トランプの訪日 11/17 特別レポート 11/20 今週の動き(11/20~26)…
[ 2017/12/08 05:00 ] コメント(6)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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